こんにちは、editor_kaoです。
いよいよ、春のおしゃれが楽しくなる時期!アウターをはおる必要も、もうすぐなくなりそうですし、きれいな色や、軽やかな素材のアイテムが着られるようになるかと思うと、すごーく楽しみです。ファッション業界って、秋冬の着こなしのほうを好む人が多いのですが(リッチな素材を使うのと、凝った組み合わせが楽しめるからかと)、元来面倒なことがキライな私は、圧倒的に春夏好き。薄着の季節、大歓迎!なのです。
春、着るだけでそれなりに見えるアイテムは必須です
ただ、大人のシンプルな着こなしは、それなりに心配事も多く。よくいわれる話ですが、白T一枚、シャツ一枚でサマになる世代ではありません。もちろん、私も然り。だから「手間をかけずに」「パッと着られて」だけど「それなりに見える」アイテムについては、いつも探しています。先日も連載【vol.66忙しすぎた日々、「エルメス」のスカーフが救ってくれた】で、「どんなに顔が疲れていても、エルメスのスカーフをしたら、おしゃれしてる人に見える」というエピソードを書きましたが、夏はさすがに、スカーフは暑いんですよね……。
なーんてことを思っていたら、先日YouTubeにある、モード誌のチャンネルを観ていて気づいたことがありました。登場するエディターの多くが、ボウブラウスやフリルブラウスを着ているのです。テーマは「What’s in my bag?」だったので、着こなしについては特に触れられていないのですが、確かに動画は基本、バストアップで撮影するからトップスが命。そういったときに、顔まわりにあるボウタイやフリルが、とてもいい仕事をしているのです。
「華はあるけど特別すぎない」ボウタイとフリル使いを目指せ!
モード誌のチャンネルだったのも、いいヒントになりました。ボウタイ、フリルと聞くとエレガントすぎる印象もあるけれど、そこは上手にアレンジしていて、ブラウス自体がカジュアルなコットン素材だったり、プルオーバーをレイヤードするなど、「華はあるけど特別すぎない」雰囲気に、上手に着地しているんです。もしくは辛口なシルバーのチェーンネックレスをあしらうなど、(もってないけど)私も試してみたいと思う着こなしばかりで、バッグの中身じゃないところに、目が釘づけになってしまいました。着こなしのヒントは、どこにでも転がっているのです。
そういうわけで、今年の春はボウタイブラウスとフリルブラウスの、新しい着こなしを考えてみようかと思っています。目指すは、気負いがなくてデイリーな感じに見えるアレンジ。具体的なコーディネートを思いついたら、インスタグラムでご報告しますので、少々お待ちくださーい。
【今日のひと手間】
疲れがたまると、ピアスで耳を腫らすことがあり、そんなときはイヤーカフに頼っています。とはいうものの、やわやわ耳たぶのため、デザインは自然と限られて。耳の下部に引っかけるフープタイプなら、落とす可能性も少なく、おすすめです!
エディター
editor_kao
大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)でも「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。
イラスト/柿崎こうこ
あわせて読みたい