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FASHION おしゃれプロ

2018.09.24

黒をおしゃれに着る極意を人気スタイリスト亀 恭子さんに聞いてみた!

黒ボトム、黒小物…なんにでも合うと思っていませんか。超定番だけに手抜き&無難に見えてしまうことも多いのが黒のコワいところ。黒美人と名高いスタイリスト亀さんに学びましょう。

亀 恭子さんに聞いた、退屈にならない黒の選び方着こなし方

「カジュアルなものは高く見せ、甘めのものは辛口に振ってくれる色、黒。ドレスアップのときは浮かない程度に女っぽく華やかに仕上がるなど、黒は絶妙な塩梅でおしゃれに見せてくれる唯一無二の最強カラーです。だからこそつい無難に黒を選びがちですが、そこは吟味を。おすすめは着こなしの軸になるザ・ベーシックなものと、トレンド感が強いものに黒を絞ること。シンプルなジャケットやTシャツといったベーシックな黒は、ほかの色や柄アイテムで攻め気味にすると今っぽくおしゃれに。レースやふんわりスカートといったトレンドのアイテムはそれだけで華があるので、色使いを抑えカジュアルに。さらに黒同士のときは素材を変えて奥行きを出す。常に旬小物で今っぽさを盛るなど、細部まで抜かりなく詰めるようにしています」

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スタイリスト

亀 恭子

Profile 航空会社勤務を経て、スタイリストとして独立。OLだった自身の経験を生かした等身大のコーディネートをベースに、半歩先を行くキレのいいアイテム選びや合わせ方が参考になると人気。

過去のDomaniでも、亀さんの黒コーデが好評!

ツイードやレースの黒アイテムで品よくフェミニンに仕上げる、黒シャツ×デニムをベルトマークで鮮度よく見せるなど、真似しやすいけれど、退屈ではない黒の使い方をしている。

Domani 4月号 撮影/土山大輔(TRON) Domani 3月号 撮影/金谷章平 2点とも Domani 6月号 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

亀 恭子さん推薦!今買い足したい、〝地味見え〟しない黒アイテム

「黒の着こなしで目を引くのは、素材選びや最旬デザインなどに着る人のこだわりがきちんと感じられるとき」普段使いが可能でしかも着映え効果もある、と亀さんの目にかなった黒アイテムを紹介します。

モード見えするタキシードジャケット

「私自身も黒ジャケットは定期的にアップデート。タキシードのディテールやロング丈など旬を捉えた遊びのあるデザインなら、1枚で着映えるので便利です」ジャケット¥178,000(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)

大人っぽいリネンのセットアップ

「ナチュラル感が強いベージュにくらべ、黒のリネンは都会的なリラックス感が素敵。シンプルなノースリーブとワイドパンツが、より洗練されたムードを醸しだして」 トップス¥29,000・パンツ¥39,000(ヴァリアス ショールーム〈ATON〉)

ヴィンテージ風のレーストップス

「意外とフェミニンなアイテム好きですが、最近惹かれるのはかぎ針編みのようなレトロなレースのもの。黒なら子供っぽくならず、程よくかわいいアクセントに」 左:ブラウス¥33,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店〈ドゥーズィエム クラス〉)右:ワンピース¥37,000(スピック&スパン ルミネ有楽町店〈アルディー ノアール〉)

表情のある型押しバッグ

「気づけば服もバッグも黒…なんてときもバッグに表情があるだけでグッとおしゃれに。クロコの型押しレザーなど、大人っぽく昇華してくれるものならベター」 バッグ¥179,000(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)

太めストラップサンダル

「ボリュームボトムの流行から、足元もそれに負けないガツンと存在感のあるものがマスト。パンツ合わせはもちろん、あえて女らしいスカートでハズすアレンジも楽しいです」靴¥15,000(アマン〈マウロ・デ・バーリ〉)

Domani2018年8月号『退屈にならない「黒」 by 亀 恭子』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/倉本ゴリ(Pygmy company/人物)、坂根綾子(静物) スタイリスト/亀 恭子 ヘア&メーク/森野友香子 (Perle management) モデル/絵美里 構成/松崎のぞみ

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