留学生との旅行やお出かけ。行き先、宿…どうすべき?
1.お寺や神社、お城の歴史に必ずしも興味があるわけではない
”日出ずる国日本”が誇る歴史的建造物は留学生の関心も高く、これまでに浅草寺、伊勢神宮、日光東照宮、名古屋城など、様々な場所を訪れました。その佇まいをカメラに収め、自身の記念撮影をすることに熱心になる方が多かった一方で、歴史にまつわるガイドやパンフレットには関心を示さないこともしばしば…。そこは個人差があるようです。
2.温泉は想像以上にハードルが高い
多くの日本人にとっては心身を癒してくれる温泉ですが、海外の留学生からみれば、日本滞在中に”挑戦”したい存在のよう。まったく受け付けない方もいたので、なかなかハードルが高いようです。裸で知らない人と同じ浴槽に入るのみだと、ただ難題に挑戦しただけの印象になってしまうので、おすすめは景色のいい露天風呂。なかでも山梨県甲府市にある「ほったらかし温泉」は、富士山も拝める広い岩風呂でイチオシです!近くに大きな公園や果物園もあり、温泉以外の楽しみもたくさんあります。
3.自然を満喫!アウトドアで無理なく家族時間を楽しむ
わが家は夫が活動的なこともあり、キャンプやスノーボード、海などアウトドアを楽しむ機会が多くあります。そういったところに留学生も一緒に出かけることがよくあります。キャンプは自然を楽しむだけでなく、焚き火を囲んでゆっくり話ができたり、お互いの理解が深まる機会になり、おすすめです。また、冬の雪山は、雪のない地域からの留学生は、びっくりするぐらい感動していた記憶があります。
留学生を受け入れるからには、ホストファミリーの責任を果たすべく、外国人が好きそうなスポットへ連れて行かなくては!と気負ってしまう方も多いかと思います。ただ、それをプレッシャーに感じてしまうとサステナブルな関係を築けないので、家族の一員として自然な経験を共有することを心がけています。
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Domanist
土谷真澄
金融機関にてフルタイムで働くかたわら、自宅でボルダリングジムを運営。子どもの教育への関心が高く、情報収集に努める日々。観葉植物が好きで、特にコウモリランを偏愛している。
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