ベビー服収納のポイントは?
ベビー服の収納は、大人用衣類の収納とは違った視点から考えるとよいです。賢く収納するためのポイントを紹介します。
ハンガーラックを活用する
ベビー服の収納には、ハンガーラックを使うのがおすすめです。以下のようにさまざまなメリットがあります。
・場所をとらず、スペースを有効に使える
・どんな洋服があるか、ひと目で分かる
・畳んだ後の一時置きが減り、部屋が散らかりにくい
・掛けるだけで済むため、親の負担が軽減される
・軽い商品が多く、移動しやすい
・他のベビー用家具に比べて安い
・子供自身に掛けさせれば、習慣化し自立心が育つ
ベビー服はカラフルでデザインがかわいいものが多いため、「見せる収納」としてお店のディスプレイ風にするのもよいでしょう。
収納家具選びは子供の成長に合わせて
ベビー用の収納家具はデザインがかわいいものも多く、出産前でもつい買いたくなってしまうものです。しかし、子供が大きくなった後に使いづらく、他の人に譲るなどの予定がない場合は、処分に困ることもあるでしょう。
ベビー用の収納家具として購入するのであれば、子供が大きくなってからも使えそうなものか、他の用途でも使えるものかなどを考慮して選ぶことをおすすめします。
ベビー服の収納はそれほどスペースを必要としないため、元々家にあるものを工夫して使ったり、簡単な収納箱などを作ってみたりするのもよいでしょう。
リビングに最適な見せる収納方法
ベビー服は出し入れする機会が多くなるため、リビングでの収納が便利です。しかし、リビングは家族が集まってくつろぐ憩いの場所でもあります。そこで、部屋のインテリアになじむような収納のアイデアを紹介します。
ハンガーラックをDIY
記事の最初でハンガーラックは便利だという解説をしましたが、オリジナルハンガーラックのDIYにチャレンジするのもおすすめです。日曜大工が好きだったり、作ってくれる人がいたりするなら、ホームセンターの木材を組み合わせれば、既製品より安く済むでしょう。
手作りなら、置き場所にサイズを合わせて作れます。カラーやデザインも自分好みにできますし、子供が大きくなった後のカスタマイズもしやすいです。
一から作ることが難しくても、スチール製のシェルフに突っ張り棒を取り付けるなど、既製品をベースに「オリジナルのハンガーラック」を作ってみませんか?
カラーボックスを組み合わせてお手製チェストに
ベビー用の収納チェストを購入しようか迷った場合は、好みのカラーボックスと収納ボックスを組み合わせてオリジナルの簡易チェストを作ってみましょう。
カラーボックス用の引き出しレールを取り付ければ、お手製チェストの完成です。部品はホームセンターなどで見つけることができます。
できれば収納ボックスも、カラーボックスと同じメーカーのものが無難です。横幅のサイズさえ合えば、自宅にあるカゴや収納ボックスでも代用できます。チェストにする必要がなくなったら、解体すればそれぞれのパーツは独立して使えるため、おすすめの方法です。
インテリアになじむシェルフとボックス
ベビー服の収納に使用するシェルフやラックは、リビングのインテリアに合わせたカラーやデザインを選びましょう。
白や木目調のアイテムならナチュラルな雰囲気を出せるため、どのような空間に置いてもマッチします。中身が透けない収納ボックスなら、カラーボックスやラックと一緒に引き出しとして使っても、シンプルなリビングの雰囲気を邪魔しません。
引き出しの収納術
種類や枚数が多くなりがちなベビー服の収納では、機能性にもこだわりたいものです。仕分けが楽になる方法を紹介します。
100均の仕切り板やケースでスッキリ
ベビー服は1枚ごとのサイズが小さいため、大きさの収納ボックスではいくつもの種類が入ってしまいます。服の量も種類によって差があり、収納ボックスごとに種類分けすると、無駄なスペースも多く生まれるでしょう。
しかし、100円ショップで購入できる仕切り板やケースを使えば、収納ボックス内で種類ごとに分類できます。仕切り板はボックスのサイズに合わせて調節できるようになっていますので、購入前にわざわざサイズを測る必要もありません。
立てて収納する
引き出しに服をしまう際は上下に重ねず、どこに何があるかすぐに分かるよう、1枚ずつ立てて収納するのが便利です。ベビー服は畳んでも厚みが出にくいため、立てて収納しやすいメリットがあります。
手前によく着るもの、奥にあまり着ないものを入れておくと、さらに使いやすくなります。仕切り板も上手に使ってみましょう。また、オムツなど同じ種類のストック品は、同じ場所にまとめておけば、在庫管理がしやすくなり余計な買い足しを防げます。
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収納場所が分かるようにラベリング
収納したものがどこにあるのか分からなくなる状況を防ぐために、種類を書いたラベルを貼っておきましょう。収納ボックスの表に貼るのはもちろん、中で仕切っているなら仕切り板ごとにラベリングをしておけば、より分かりやすくなります。
ベビー服は、自分以外の人に取ってもらう状況も多いでしょう。そのような場合にも、ラベリングがあれば誰でも目的の服を取り出せます。