ネイルサロンや美容院に行けない…なら発想の転換で乗り切る!
外出しないでおうちでおこもり生活中心になりそうな、約1か月。心も体も健康に乗り切るための、必需品をDomani読者のワーママたちに緊急リサーチ。全3回でお届けする予定です。初回は、みんなどうしているか気になる、美容アイテムについて。美容院やネイルサロンはお休みでお手入れできないし…。備えておいたほうがいいものは?
1、ハンドクリーム・ネイルケアグッズ
頻繁なアルコール消毒で、手指がカサカサ…。それだけでも気持ちはダウンしてしまうので、ハンドクリームは毎日の必需品。
「手を洗うたびにたっぷり使える、プチプラのハンドクリームでもじゅうぶん」(神奈川/販売・横井ひとみさん/36歳/3歳女児)には、納得です。
「衛生面を考えて、今は爪は短く切り、指輪も外しています」(東京/報道・のりさん/40歳/2歳男児)というように、ショートネイルに回帰する人も多い模様。ネイルサロンに行けないことも考えると、自粛期間は「(ジェルネイルより)自爪」「ショートネイル」がベストな選択といえそう。
その代わり、有り余るおうち時間で爪磨きやネイルオイルでのお手入れを。長期間のジェルネイルで爪が傷んでしまった人は、次回の爪のおしゃれまでのリハビリ期間だと前向きにとらえましょ!
▲こちらはこのページのライターの私の常備品から。チューブのがネイルサロン「ロングルアージュ」のキューティクルジェル。伸びがいいので、ネイルだけでなくハンドクリームにもなります。小さなネイルオイルはukaの「24:45」。ラベンダーとバニラの甘めの香りでリラックスできるし、保湿力も高い。
2、コンタクトレンズ・目薬
使い捨てコンタクトレンズの買い置きは、平常時と同じに準備があれば大丈夫。ただ、いつもはコンタクトでも、「人と会わないから」「お化粧しないから」、メガネを使う人も多いのでは。このとき気になるのが、メガネを直すとき(これはけっこう頻繁にある)、無意識に手が顔に触れてしまうこと。それが屋外でなら、なおさら気になります。
「オンのスイッチを入れるためにも朝はコンタクトをちゃんと入れて、夜だけメガネというサイクルに落ち着きました」(東京/報道・のりさん/40歳/2歳男児)。
また、コンタクトをしていないときは、これまた無意識に目をこすってしまうこともよくあります。対策として「手をきれいに洗うまで顔を触らない」とはよく言われることですが、目のかゆみから目をこすったりしないためにも、目薬は必須といえそう。コンタクト装着中の乾き防止にもなります。
「急に病院に行かなくてもいいように、子どもも大人もひとりずつ目薬を常備しています」(東京/WEBデザイナー・篠原ちえさん/43歳/11歳と8歳男児・4歳女児)。
3、バリカンや散髪用はさみ
ニューヨークでもパリでも、もちろん東京でも、SNSなどでよく目にするのが、「自粛期間前に」「美容院に行っておけばよかった!」。子どもの髪の毛なら、バリカンやハサミでカットするママも増えているそう。そして、ママ自身も「前髪くらいなら、自分でこまめにカット。気分転換にもなりますよ」(埼玉/会社員・ローラさん/42歳/7歳男児)。
前髪が顔にかかってくることで、気になって指が顔に触れる機会がまたもや増える。というわけで、こまめなカットは衛生面でも有効。
散髪用品は、アマゾンなどでも種類豊富にありますし、セルフカット用のはさみは無印良品のものが小さくて使いやすく、おすすめです。
▲無印良品の髪用カットはさみとすきはさみ。
4、キッチン漂白剤とゴム手袋
消毒用アルコールが不足している中、厚生労働省などがすすめているのが、「キッチン漂白剤を使った消毒液」。濃度0.05%に薄めた塩素系漂白剤で、手すりやドアノブ、食器などをふくというものです。
▲次亜塩素酸ナトリウム液の作り方(厚生労働省・経済産業省)より
「スーパーで買った物も、表面をこれでふきとってから室内に持ち込みます。ちょっと面倒ですけど仕方ないかな」(ニューヨーク/金融・のんさん/38歳/5歳女児)
アルコール消毒液は品切れの店が多くても、漂白剤はどこでも買えます。しかも少量で消毒液が作れるので、1本あれば長持ち。ただし、肌に直接触れるのはNG。室内の換気をしながら、ゴム手袋をはめて、雑巾などに消毒液を浸してふきます。
私自身は念のため、漂白剤用ゴム手袋とほかの作業のゴム手袋は分けています。と、ここにきてゴム手袋の消費数がずいぶん増えていることに気づきました。海外ではスーパーでの買い物時にもゴム手袋をしてる人もいると聞きますし、ゴム手袋も常備しておきたいもののひとつです。
次回は、緊急事態宣言! 外出自粛で必要なもの・あるといいもの【子どものグッズ・勉強編】の予定です。
取材・文/南 ゆかり