気づいたら、いつの間にか近くにあった肉まんが美味しいお店
肉まんってよく食べますか??私はコンビニの肉まんは食べないほうで、中華街行っても肉まん食べると他の食べたいものが入らなくなってしまうから横目で見るくらいで…。あまり食べる機会って少なかった記憶が。
今となったら 大阪の〝551〟の肉まんを出張帰りの夫に買ってきてもらったりしますが、父は出張が無かったので〝551〟の存在を知るのも遅かったんです。そんな肉まんですが中華街に行かなくても、台湾で行列の絶えない老舗の門外不出の味の修行を許された唯一のお店が気づいたら近くにあったんです。
When(いつ):いつも平日の昼間
Where(どこで):鹿港(ルーガン)
Who(誰と):一人や母と
How much(予算):80〜160円
この鹿港というお店ですが、元々日本語教師として台湾に赴任されていた方が台中にある観光地・鹿港にある老舗「阿振肉包 振味珍」の肉まんを食べ美味しさに感動し帰国してからも忘れられず何度も通って修行の許しを得たという秘話があるんです。
す、すごい肉まんに対する情熱!!でも、その気持ち分かるんですよね。私も海外で食べた美味しいお店に感動して日本でも食べたい!!お店日本に出したい!!って思う事何度もあるんですが、さすがに持ってくるような行動力や財力は無い訳で笑。それを行動に移せてお店を開店してしまうだなんて尊敬しちゃいます!(会った事は無いですが。笑)
初めて食べたのが何年前だったのか忘れてしまいましたが(たぶん10年以上前!)、母が最初に買ってきてくれたのは覚えていて『鹿港っていう肉まん屋さんがあって蒸籠でふかして美味しそうだったから買ってきてみたわ』と。次に母がまた買ってきてくれた時は『なんだか台湾の有名なお店で修行した人みたいだわ』という情報とともに肉まんを。
お取り寄せもOK!店主の気持ちが優しい値段の肉まんたち
▲左:辛口肉まん180円 右:あんまん130円
大きさはコンビニで売っている肉まんより一回りくらい大きいかな?
王道は肉まん(160円)で、私もずっと肉まんばかり食べていましたが、ここ数年は辛口肉まん派に。
▲辛口肉まんには春雨も入っているんです!
肉まんの皮に肉汁と油がしみている感じがたまらない!皮にしみるお肉の旨味これが“肉まんの美味しさのバロメーター”だと思ってます笑。ふわふわの甘みのある皮に、ちょっとピリ辛粗めの餡、旨味を吸った春雨がいい!そして茶色にしみた皮の美味しいこと。あんまんはというと、こちらの皮もふわっふわであんまんの餡は滑らか、甘さ控えめでちょっとごま風味で上品なあんこ。ここの肉まんは他のお店の肉まんより味が重くないので一気に2個はペロリ。
肉まん以外にも饅頭(肉まんの皮だけ!のもので1個80円)もあり、こちらも美味しいんです。エビチリや角煮と一緒に食べてもいいし、揚げて練乳をつけて食べても美味しい。揚げた饅頭に練乳スタイルは夫の生まれ故郷・福建省に行った時に初めて食べて虜になった一品。『肉まんの皮は油を吸って美味しくなる』これ私の美食名言です。笑
鹿港の肉まんはお友達のお家に手土産として持っていたり、仕事相手の差し入れなどに持って行ってますが皆さん必ず美味しい!!ここどこにあるの?と言ってくれます(建前じゃ無いと信じたい!)。
昔はいつ買いに行っても並んでいたとしても1、2人ですぐ買えていたのですが、ここ数年休日は行列がすごいので買いに行くのは平日と決めています。
結婚前は「鹿港」の肉まん一択でしたが、結婚してからは義母の作る福建省仕込みの肉まんもかなり美味しいので今は肉まん二択ライフです。
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スタイリスト・もも缶プロデューサー
川村桃子
『CanCam』『AneCan』『andGIRL』など人気女性ファッション誌のスタイリストを経て現在は、フードに関する仕事もスタート。昔祖母の味を再現した、オーダーメイドクッキー『もも缶』は、おしゃれ業界内で予約困難になるほどの話題に。現在、フードアナリスト4級と食品衛生責任者の資格を所有
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