長引く手荒れケアにひと役買ってくれたのは…
手洗い、消毒生活が始まってまもなく一年が経とうとしています。過度な除菌の蓄積、空気の乾燥、それにいつもの家事が加わり、私の指先は今冬、今まででいちばんひどい慢性的なひび割れに悩まされています。
本当は春の新作ネイルカラーで気分を上げたいところだけど、なんせ今はどんな素敵な色も映えない…。そんな恥ずかしい手をどうにかしたい! という思いから、ハンドケアの見直しをすることに。今までのように「普通にハンドクリームを塗る」だけでは埒が明かない。そこで辿り着いたのは「外出時もこまめにハンドクリームを塗り、その上から手袋をつける」という方法でした。
実は私、着脱の面倒さや、細かい動きがしづらいという理由からあまり手袋はつけない派。しかしもはやそんなこともいっていられないので、ついに手荒れケア大作戦として手袋の力を借りることに。
手袋を選ぶときのポイントは4つ。
「着脱の簡単さ」「スマホ操作対応」「きちんと防寒できる」、そして「簡単に洗濯できる」ということ。そして購入したのは、無印良品のタッチパネル操作可の手袋でした。
日々の地道なケアが功を奏する
▲ 無印良品 ブークレ タッチパネル 手袋 フリーサイズ 全3色 ¥990 (色は左から、黒・ダークグレー・モカブラウン)
ストレッチ素材でできたこちらの無印良品の手袋、全3色の中から私が選んだのはブラック。
平均よりも少し大きいであろう私の手にフィットするフリーサイズで、指先もぴたりと密着するしタッチパネルの反応も良好。これなら手袋をつけたままでもストレスをさほど感じることなく文字の入力ができます。
保湿力高めのバーム系ハンドクリームを塗った後でも気負いせず装着できる素材と値段感。それに今は「自宅で簡単に洗える」ということが小物を買うときの大切なポイントにもなりますよね。いろんなものに触れる手袋なら尚更。
洗濯の方法は?
洗濯機で柔軟剤などを入れてしまうと毛羽立ちタッチパネルの反応も悪くなるので、中性洗剤で手洗いがおすすめ。手袋をはめたまま洗剤を溶かしたぬるま湯の中で手洗いをするように握り洗いするのがいちばん簡単です。
外出時も「手袋+ハンドクリーム」を徹底するようになってからは、以前の様に指先が硬くなりひび割れすることはなくなりました。あたたかさが増し春服が着られる陽気になる頃には、指先にもすてきな春色をまとっていられるよう、引き続き地道にケアを続けていこうと思います。
美容ライター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。