使い捨てトイレブラシの特徴
使い捨てトイレブラシは、通常の繰り返し使えるタイプとどのような違いがあるのでしょうか?主な特徴やメリットを解説します。
・手軽で衛生的に使える
手軽に使用でき、使用後に洗う必要もないのがうれしい、使い捨てタイプのトイレブラシ。ブラシ部分に洗剤液が付いているものが多く、トイレ用の洗剤を別に用意する必要もありません。
また、使用したブラシを収納ケースに保管しておく必要がないため、衛生的に管理できるのもポイント。保管する必要があるのはハンドルの部分だけなので、すっきり収納することが可能です。繰り返し使用するタイプは雑菌が繁殖しやすく、きれいに洗ったり除菌したりする必要がありますが、使い捨てタイプは使用後にゴミ箱に捨てるだけ。中にはトイレに流せるタイプもあります。
汚れたブラシを保管することに抵抗を感じたり、生活感が出て気になったりする人にはおすすめです。
・多少の割高感あり
繰り返し使えるトイレブラシは安価な商品も多く、100円ショップで購入できるものもあります。一方、使い捨てタイプの平均的な価格は500~1,000円と比較的割高な印象です。
また、使い捨てタイプはブラシ部分は消耗品なので、継続してコストがかかります。トイレは頻繁に掃除したいエリアでもあるので、使用頻度が高くなるとその分だけ費用がかさむことになります。
おすすめの使い捨てトイレブラシ
数ある使い捨てトイレブラシの中から、人気のおすすめ商品を4つピックアップしました。それぞれに特徴が異なるため、用途に合う商品を選んでみてください。
■SCジョンソン「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」
「スクラビングバブル流せるトイレブラシ」は、使用後にブラシ部分をそのままトイレに流すことができます。ワンタッチでブラシの着脱ができるため、手軽にささっと掃除ができます。
ブラシに洗剤液を染み込ませてあり、洗剤を用意する必要もありません。ハンドルは便器の縁にも届きやすい弓型をしており、掃除しやすさも兼ね備えているのがうれしいポイント。専用のホルダーに置くだけで、すっきり収納できます。
商品名:SCジョンソン「スクラビングバブル流せるトイレブラシ」
■3M「スコッチブライト 取り替え式 トイレクリーナー」
「スコッチブライト 取り替え式 トイレクリーナー」は、特殊な形をしたスポンジが特徴です。便器の縁の裏側にすっぽり収まる形状をしており、程よい硬さもあるため汚れをしっかり取り除けます。
スポンジは洗剤付きで、洗剤を用意する必要がないのも便利。使用後のスポンジは手を触れることなく手軽に交換が可能で、ゴミとして廃棄できます。
ハンドルが程よくカーブしていて掃除しやすく、スタンド付きでコンパクトに収納できるのも魅力です。ホワイトのシンプルなデザインなので、どんなインテリアでも浮くことなく保管できるはず。
商品名:3M「スコッチブライト 取り替え式 トイレクリーナー」
■ニトムズ「研磨材入りスポンジ トイレ水アカ用(柄付き)」
ポリウレタンスポンジの「研磨材入りスポンジ トイレ水アカ用(柄付き)」は洗剤付きなので、水に濡らしてこするだけで掃除ができます。スポンジには傷が付きにくい研磨剤が使用されており、頑固な汚れも便器を傷めずに取り除けるのがメリットです。
天然木を使用したハンドル付きで、便器の縁の裏など狭くて届きにくい箇所もしっかり掃除可能です。力を入れても曲がったり折れたりせず、掃除しやすいのも魅力。
ラベンダーの香り付きで、掃除中や掃除後も心地よい香りがします。トイレの嫌な臭いが気になる人にもおすすめです。
商品名:ニトムズ「研磨材入りスポンジ トイレ水アカ用(柄付き)」
■レック「激落ち ワンタッチ交換 トイレクリーナー」
「激落ち ワンタッチ交換 トイレクリーナー」は、水ハネしにくい不織布ブラシが付いており、便器の縁など隅々まで届きやすいように斜めにカットされています。
ラバー加工されているブラシ部分は便器を傷つけにくく、汚れをしっかりこすり落とせるのもメリットです。別売りスペアには研磨剤入りの商品もあり、汚れによって使い分けられ、消耗したと思ったらワンタッチでブラシ部分を交換できて衛生的です。
スリムな専用ケースが付いておりコンパクトに収納できるので、狭いトイレでも場所を取りません。とにかくシンプルなデザインのブラシを探している人にもおすすめです。
商品名:レック「激落ち ワンタッチ交換 トイレクリーナー」
ノズルや隙間掃除用の使い捨てトイレブラシ
続いて、ノズルや隙間掃除に適した使い捨てブラシをご紹介します。3つのおすすめ商品をピックアップしました。
■レック「トイレノズル&すき間クリーナー」
「トイレノズル&すき間クリーナー」は、スポンジ・ブラシ・ヘラの3機能が付いているのが特徴です。ソフトなスポンジがノズルにぴったりフィットし、傷付けずに汚れを優しく取り除きます。見えないノズルの裏側も掃除しやすい形状で、隅々まできれいに掃除可能です。
先端に付いているブラシは、届きにくい隙間の掃除やノズルの穴にたまった汚れをかき出すのに便利。ヘラは溝など細い隙間の汚れを取り除くのに役立ち、多機能に使える使い切りブラシです。
商品名:レック「トイレノズル&すき間クリーナー」
■創和「トイレの黄ばみスッキリ棒」
ポリウレタンフォームでできた「トイレの黄ばみスッキリ棒」は、輪ジミや黒ずみなど頑固な汚れをすっきり落とせるのが特徴です。クッション性が高く、便器の縁の裏にしっかり密着します。キメの細かい研磨剤が使用されているので傷が付きにくく、汚れを落としやすいのが魅力です。
約20cmのハンドルには木材が使われており丈夫なため、力をコントロールしやすいことも掃除のしやすさにつながります。使用後は可燃ゴミとして丸ごと捨てられるのも便利。手に取りやすいリーズナブルな価格なので、ストックしても負担になりにくいです。
商品名:創和「トイレの黄ばみスッキリ棒」
■aisen「ノズル汚れ用ブラシシャワートイレ用」
「ノズル汚れ用ブラシシャワートイレ用」は、ノズルを隅々まで掃除できるのが特徴。スポンジに植毛が付いていて、丸いノズルのカーブにぴったり沿う、汚れを落としやすい形状をしています。ハンドルにはスクレーバーも付いているため、狭い隙間やノズルの穴にたまった汚れもしっかりかき出して掃除可能です。
約15.5cmと小ぶりなサイズで扱いやすく、収納にも場所を取りません。使い捨てタイプで衛生的なことや、お手頃価格な点もメリットです。商品名:aisen「ノズル汚れ用ブラシシャワートイレ用」
使い捨てトイレブラシを手作りしよう
■無印良品の柄付きスポンジを活用
手頃な価格で良質の商品が販売されていることでおなじみの無印良品の「柄付きスポンジ」を利用して、ブラシを手作りすることも可能です。
まず柄付きスポンジに付いているスポンジを取り除きましょう。市販の使い捨てトイレブラシを先端に挟み固定します。掃除中に取れないように、しっかり固定することが大切です。スポンジを半分に切って使用すれば、節約にもなります。
柄付きスポンジのシンプルですっきりした見た目も◎。トイレブラシに見えないので生活感も少なく、トイレをなるべくシンプルな空間にしたい人にもおすすめの活用法です。
■割りばしとメラミンスポンジの組み合わせ
割りばしとメラミンスポンジを使った手作りもおすすめです。割りばしは、たくさん入ったものが100均でも販売されていますし、メラミンスポンジも必要な大きさに小さくカットすればコストを抑えられます。
割りばしの先端にスポンジを挟むだけで完成する手軽さも魅力です。割りばしは割らずに使うことで、しっかりと挟めます。より安定感を高めたいときは、輪ゴムで固定しましょう。使用後は燃えるゴミとして簡単に捨てられます。
自宅の便器がメラミンスポンジNGの素材の場合は、食器洗い用のスポンジや流せる掃除シートなどで代用することも可能です。汚れ具合などによって使い分けても良いでしょう。100円ショップの商品を活用して工夫してみてください。
100均グッズを使ってすっきり収納
トイレブラシの収納にもこだわることで、よりトイレの雰囲気が良くなります。100均で購入できるアイテムを使用した収納のアイデアを2つご紹介します。
・フックでつり下げる
使い捨てブラシのハンドルには、専用の収納スタンドが付いていることが多いです。コンパクトに収納できますが、これを使用しないという選択肢もあります。
タンクに100均で購入できるフックを取り付ければ、つり下げて収納が可能です。床に置く必要がないため床掃除がしやすいことや、目立ちにくく生活感が少なくて済むというメリットがあります。
トイレのレイアウトによっては、全く気付かれないように収納できるため、インテリアなど見た目にこだわりのある人にもおすすめです。
・ふた付きケースに入れる
ブラシやスポンジの収納には、100均で購入できるふた付きのケースが使えます。すっきりと収納できるだけでなく、掃除用具に見えないのも魅力。ふたが付いていることで、ホコリや汚れの付着も防げます。
クリアなケースを選べば、残量が分かりやすくなります。クリアでないタイプを選んで、インテリアの1つとしておしゃれに見せる収納にするのもおすすめです。
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