素材や色、そして着心地。アウターの質は譲れません
〝ガリャルダガランテ〟デザイナー 岩崎理恵さん
「アウターは、目を引くので投資しています。カシミアの質感や発色のよさは、やはり特別。そして、年齢を重ねるごとに体はワガママになりますから(笑)、一度そのよさを知ってしまうと、やわらかくて軽いアウターしか着たくなくなってしまう。ただし、すべて上質なもので身を固めてしまうと息苦しいので、どこかで抜け感も必要。ヴィンテージのスエットなどでカジュアルダウンすることも、意識しています」
COAT,PANTS : GALLARDAGALANTE TOPS : Vintage BRACELET : Ursa Major BAG : Simon Miller SHOES : GIVENCHY
高いけどいい! 着こなしのメインになるアウター
「毎年買わなくてもいいから、長く着ることを考えて、上質なアウターを少数精鋭でそろえたいです。右は〝AERON〟、左は〝イネス エ マルシャル〟のもの」
Domani2018年2月号『おしゃれプロ20人に聞いた「安くていいもの」「高いけどいいもの」』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/蓮見 徹(人物)、坂根綾子(静物) 構成/湯口かおり