ラップは見せる収納か隠す収納かを決めよう
キッチンで出番の多いラップは、細長く見た目が派手なものも多いため、収納場所や見せ方で悩むことが多いキッチンツールです。そのまま置くだけでは雑然とした印象を与えることから、収納にはひと工夫が必要です。
ラップには主に「見せる収納」と「隠す収納」の二つの収納方法があります。どちらにするのか決めてから収納用品を購入することで、見た目だけでなく使いやすさも両立した収納を目指せるはずです。
使い勝手がいい「見せる収納」
「見せる収納」の大きなメリットは、使いたいときに手に取りやすい点にあります。キッチンの雰囲気に合わせて見せ方を変えるのがポイントです。生活感を出したくない場合、購入時の状態のまま収納するのではなく、専用の収納ケースに入れるなどして、見た目に統一感を持たせましょう。
収納ケースはシンプルでキッチンになじむ色を選ぶのがコツです。マグネット付きのケースであれば冷蔵庫などに貼り付けて収納できるため、子どもでも簡単に取り外して使えます。
ラップをそのまま収納したい場合は、キッチンの雰囲気に合ったラックやストッカーを選ぶのが鉄則です。例えば、ナチュラルテイストの布製ストッカーなら、ピンクや緑、黄色など、カラフルなラップとも違和感なくなじむでしょう。
キッチンがすっきりする「隠す収納」
「隠す収納」のメリットは、キッチンがすっきりと見える点です。生活感が出やすいラップは、そのまま見える場所に置いておくと、インテリアの雰囲気を壊してしまうことも。シンプルで洗練された印象のキッチンを目指すなら、ラップは見えない場所に隠してしまいましょう。
「隠す収納」では、ラップの細長い形状を生かすのがポイントです。横にして収納するのはもちろん、ちょっとした隙間を利用して立てたり吊るしたりする方法もあります。
例えば、戸棚の扉の内側にストッカーやラックを設置して収納するのも一案です。場所を取らないだけでなく、取り出しやすく元の位置へ戻しやすいというメリットがあります。
取り出しにくく片付けにくい場所を選んでしまうと、段々片付けが億劫になり、いつの間にか「出しっぱなしが当たり前になってしまった…」ということにもなりかねません。使う頻度が高いものだからこそ、使った後の片付けやすさも考慮して収納場所を決めることが大切です。
おしゃれなラップ専用収納ケース
ラップ本体を専用のケースに入れ替えることで、見た目がすっきりするだけでなくキッチンに統一感が出ます。このとき、アルミホイルやクッキングシートなど、ラップと似た形状のものを同じデザインのケースに収納するのがポイント。使いやすさに加えて、見た目もおしゃれなキッチンに仕上がります。
イデアコ「wrap holder 22」
憧れのホワイトキッチンを目指すなら、収納ケースも白で統一しましょう。イデアコのラップホルダーは、白一色のシンプルな見た目とケース本体にマグネットが付いている点が特徴です。手の届きやすい冷蔵庫などにケースごと貼り付けて収納でき、使いたいときにさっと手に取れます。
白以外のカラー展開もあるため、キッチンの雰囲気に合わせて選べるのもうれしいポイントです。サイズは、22cmの他に30cmや100cmに対応しているケースもあります。使用しているラップが収まるかどうか、忘れずに確認しましょう。
同じシリーズにはキッチンペーパーホルダーもあるため、毎日使うものはケースを揃えてすっきり収納してみてはいかがでしょうか。
商品名:イデアコ wrap holder 22
山崎実業「マグネットラップケース タワー S」
デザイン性の高いアイテムが豊富に揃うタワーのラップケースは、インテリアと調和しやすいシンプルな設計と使いやすさが魅力。ブラックとホワイトの2色が展開されています。
アルミホイルやクッキングシートにも使用できるため、まとめて揃えるのがおすすめです。こちらもマグネット付きなので、冷蔵庫などに貼り付けて使えます。
ラップ本体を芯に取り付ける作りになっているため、回転がスムーズになり、ストレスなくラップを引き出せるのも人気の理由です。
商品名:山崎実業 マグネットラップケース タワー S
無印良品「ポリプロピレンラップケース 大」
無印良品のラップケースは半透明のシンプルなデザインで、インテリアを選ばずどんなキッチンにもなじみます。別売りのマグネットを付ければ貼り付け収納も可能です。
軽さと耐久性が特徴のポリプロピレンを採用しており、大小2種類のサイズ展開と、収納方法に合わせてマグネットの有無を選べるのがポイントです。
ケース本体の底を深くし滑り止めを付けることで、ラップ特有の巻き戻りや飛び出しやすさを軽減した設計になっています。刃の切れ味もよく、ストレスなく使用できるラップケースです。
商品名:無印良品 ポリプロピレンラップケース 大
収納力の高いおすすめラップホルダー
ラップに加えアルミホイルやキッチンペーパーなど、使用頻度の高いものを一箇所にまとめて収納できるのが、ラップホルダーの魅力です。フックなどを利用すれば、輪ゴムやクリップなどの細かなツールも一緒に収納できます。
山崎実業「マグネットキッチンペーパー&ラップホルダー タワー」
山崎実業のラップホルダーは、幅29cm×奥行8cm×高さ20cmとコンパクトな作りにもかかわらず、高い収納力が魅力です。マグネット付きなので、冷蔵庫の側面などにペタっと貼り付けて使えます。下部はキッチンペーパーをセットでき、出番の多いキッチンアイテムをまとめて管理できて便利です。
付属のフックを使えば、使用頻度の高い輪ゴムやキッチンツールを吊るしておけます。いざ必要になったときに「どこにしまったっけ?」と慌てずに取り出せるでしょう。ラップやキッチンペーパー以外に、よく利用する料理本や小振りのポリ袋収納にもおすすめです。
商品名:山崎実業 マグネットキッチンペーパー&ラップホルダー タワー
伸晃「ベルカ スタンド ラップツールホルダー」
伸晃のラップホルダーは、深めの引き出しに立てて収納する際に便利です。仕切り付きのスタンドタイプなので、細長いラップも安定して収納できます。3枚付いている仕切りは取り外し可能のため、ツールに合わせて収納幅を調整できるのも見逃せません。
よく使うものを引き出しにまとめて収納しておき、出番のときだけホルダーごとさっと取り出すという使い方がおすすめです。ラップやアルミホイルだけでなく、フライ返しや泡立て器、お玉といったキッチンツールの収納にも活躍します。
商品名:伸晃 ベルカ スタンド ラップツールホルダー
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