大人女性が抱える髪の悩みとは?
11月28日は「11 (いい) 28 (ツヤ) 」の語呂合わせから、「きれいな髪のいいツヤの日」に制定されているのをご存知ですか? そんな中、ヘンケルビューティーケアは、全国の35歳~54歳の一般女性400名を対象に「オトナ女子の美容満足度と『脱白髪染め』に関する調査」を実施。30〜50代の女性が抱える、髪や白髪染めに関する悩みが明らかになりました。
「白髪染め」に不満がある人は7割以上!
Q1:「若いころの美容の楽しさ」を100としたとき、現在の髪・ヘアスタイルへの美容満足度は?
はじめに、「『若いころの美容の楽しさ』を100としたとき、現在の髪・ヘアスタイルへの美容満足度は?」という質問をしたところ、平均が48.9%と過半数を切る結果に。年代別にみると50代が42.0%と最も低く、30代でも50.4%と、どの世代も髪の美容にあまり満足していないことがうかがえます。
Q2:あなたが髪の毛について悩んでいることは何ですか?
さらに、満足度が低い原因を探るため髪の毛の悩みについて質問したところ、第1位は「白髪の増加」で79.3%という結果に。2位以下の「パサつき」や「うねり・クセ」を抑え、すべての世代でもっとも高い割合となりました。
Q3:白髪を気にし始めた年齢は?
次に、「白髪を気にし始めた年齢」について聞きました。その結果意外にも、20代後半から30代といった若い世代から白髪を気にしている人が全体の5割以上と判明。30代後半では、「ハーフアップができない」など「白髪が気になり髪型に制限がかかってしまっている」という声も上がりました。また40代、50代と年代が上がるにつれ、白髪のせいで自分らしいヘアスタイルを諦める女性の割合が増える傾向も。
Q4:現状の白髪染めの仕上がりに対する不満はある?
続いて対象者の中で白髪を染めている人に対して、「白髪染めの不満」について質問。その結果「不満あり」と回答したのはなんと7割以上。具体的な不満について聞いてみると、第1位は「染めてもすぐに白髪が目立つこと」で、8割以上の人が回答する結果となりました。第2位の「髪へのダメージ」についても全体の6割以上が回答しており、繰り返す白髪染めによる髪への影響を懸念する人が多いことがわかります。
さらに全体の約半数の人が「白髪染めのカラーバリエーションが少ない」と回答しており、白髪染めでは自分らしい髪を実現しにくいと感じている人も多いよう。
白髪を活かす「脱白髪染め」への期待も
「脱白髪染め」は、白髪を暗く染めて隠す代わりに、ハイライトなどで明るくデザインすることで、色のコントラストを減らすという新しい考え方。白髪が目立ちにくいだけでなく、従来の白髪染めと比較してヘアカラーの選択肢が広がるなど、注目を集めています。
「これまでの白髪染めは、髪を黒く染めることで、白髪を否定してきました。『脱白髪染め』は、白髪をなかったことにするのではなく、白髪を活かす染め方です」と語るのは、銀座の人気美容室「stair : case (ステアケース) 」代表で、ヘアカラー専門家歴25年の中村太輔さん。
「既にヘアサロンでは一般化してきている『脱白髪染め』は、白髪をネガティブなものから、ポジティブなものに変換できる部分が魅力だと思っています。このカラーリングの特長は白髪の周りの髪をブリーチで明るくして白髪と同化させるところ。白髪を活かしているんですね。『脱白髪染め』を始めて、白髪を塗りつぶす気持ちから、白髪を活かしたスタイリングを楽しむ気持ちに切り替わり、ストレスが軽減されたというお客様が多くいらっしゃいます。
また、白髪を頻繁に染めなければいけないという考え方が変化するので、美容室に通う頻度が半分になることもあります。コロナ禍で、美容室に行く機会を減らしたいお客様もいらっしゃいますので、伸びても目立たない『脱白髪染め』へのニーズは確実に高まっています」(中村さん)
大人ならではの髪の悩みや、白髪染めへの不満を抱えている人が多いことがわかった今回の調査。一方でケアの仕方も多様になっており、自分らしい髪型を楽しむ方法も増えてきているよう。現在の白髪染めにしっくりきていない人や、豊富なカラーバリエーションを楽しみたい人は、ぜひ注目してみてください。
【調査概要】
ヘンケルビューティーケア~オトナ女子の美容満足度と「脱白髪染め」に関する調査~
調査期間:2021年10月28日 (木) ~10月29日 (金)
調査対象:全国の 35~54歳の女性 (400名)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
情報提供:ヘンケルビューティーケア