「キリッと」と「濃くする」は別モノ! 温もり感がありつつ目元を端正する方法とは?
血色カラーを使った親しみやすいメイクのとき、上司としての凛々しさを押さえておくにはアイラインとマスカラが必要です。とはいえ、単に“しっかり入れる”だけではせっかくの親しみやすさを台無しにしかねません。温もりのある目元をいかしつつ、キリッと端正にするためには、アイラインもマスカラもさりげないメリハリ感を出すことがポイントになります。
“目尻1/3”を境にアイラインを引く位置を変える
目頭から目尻1/3まではまつ毛の間をうめる程度にし、まぶたのキワにはラインを出しません。こうすると、温もりカラーのアイシャドウの軽やかさを邪魔することなく、目のフォルムを引き立たせることができます。目尻1/3から端までは、まぶたのキワに細く引きます。目尻のみ陰影をつけることで目元がキュッと締まり、凛々しく知的なムードが漂います。
親しみやすい目元に最適なダークブラウンのペンシルアイライナー
▲シャネル スティロ ユー ウォータープルーフ N 20 ¥3,520
深みがありながらも、まろやかに発色するブラウン。とろけるような柔らかい芯で、まつげの間もスルスルと埋めることができます。涙、湿気、皮脂に強く、にじみやヨレを防げます。
マスカラは黒目の上だけ2度塗りして、しっかりカールアップ
まずは上のまつげ全体を扇形に広げて塗ります。そのあと、黒目の上だけ重ね塗りし、根元から上に向けてしっかり立ちあげます。こうすると、まつげの存在感はナチュラルなまま目元がシャキッとします。下まつ毛はノーマスカラでOK。また、ダマっぽくならないためにマスカラを塗る前にブラシをティッシュオフして余分な液を落とすこと、上向きカールをつくるためにマスカラを塗る前にはビューラーを使うこと、もお忘れなく!
エレガンスの新作マスカラなら重ね塗りしても軽やか!
▲エレガンス グラヴィティレス マスカラ BR20 ¥4,400
適度にハリのある極細で軽い繊維によって、美しいボリューム感と長さを演出。BR20のブラウンは深みがありながらも柔らかな発色で、血色カラーのアイシャドウにもぴったりです。
端正さを忍ばせた血色メイクなら、遠目から見ても顔がぼやけない!
ブラウス¥12,100(ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店〈ルージュ・ヴィフ〉) パンツ¥28,600(エストネーション〈コラム〉) ピアス¥110,000・リング¥124,300(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/向山裕信(vale./人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/角田かおる モデル/樋場早紀 構成/片山幸代