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BEAUTY アイメイク

2024.01.16

大人のための「ナチュラルアイメイク手順」! 目力を失わずにやりすぎを回避

 

やらなすぎもやりすぎもNG。そんな手のかかる目元になってくるのが30代40代です。ナチュラルアイメイクの加減がわからず、いつもどちらかによってしまいがちなあなたのために、ナチュラルな仕上がりにしつつ目力もしっかりキープする、最低限覚えておきたいポイントを解説します。すぐに真似できるアイメイク手順も丁寧に紹介するので、ぜひ明日から試してみて。

大人のナチュラルアイメイク【3つのNG】

NG1:派手カラーの使用

モーヴ系カラーのアイメイクをした目元写真

セレクトするアイシャドウのカラーによって、目元の印象は大きく変わります。発色のいいパープルや濃いめのブラウンは、華やかにしたいときはOKでも軽やかに見せたいときは少し「やりすぎ感」が出てしまうことも…。

カラーメイクをさりげなく取り入れたナチュラルアイメイクにチャレンジするなら、「透け感」ある発色のアイシャドウをセレクトしてみましょう。

NG2:黒のアイメイクアイテム

黒のアイライナーやマスカラは、大人のナチュラルメイクには少し重いかもしれません。

ナチュラルなアイメイクにもアイライナーは必須ですが、ここで黒を使ってしまうとくっきりとしすぎて強すぎる目元になりがち。アイライナーの引き方によってコントロールもできますが、大人が選ぶならブラウンやグレーなど、真っ黒ではない色味が◎。

NG3:下まぶたまで赤をたっぷりのせる囲みアイメイク

たとえばブラウンよりもこなれて見え、ピンクほど甘くならない赤系アイシャドウ。40代にも人気のカラーですが、若い世代でよく見かける「赤で上下のまぶたを囲む塗り方」を40代がすると〝頑張りすぎ感〟が出てしまうことも。

こんなアイメイクはNG!

赤系で目の周りを囲んだアイメイクをした目元写真
下まぶたにも赤を入れると「頑張ってメイクしている」風に…。

 40代は「おたまじゃくし形」ですっきり上品に仕上げるのが正解

「40代が赤メイクを攻略するには、赤を利かせながらもやりすぎないさじ加減が必要です。アイホールに赤を広く入れる塗り方ではなく、目頭からは細く入れて目尻のみ丸く重ねる塗り方がおすすめです。目を開いたとき、赤がチラッと見える程度だとすっきり感や上品さをキープでき、お仕事メイクにも使えます。形のイメージは〝おたまじゃくし〟です。目尻だけの重ね塗りで赤が濃くなるので、目元がキュッと引き上がって見えるメリットもあります」(ヘア&メイク 佐伯エミーさん)

40代はこのくらいのさじ加減に!

赤系のアイメイクをした目元写真
目頭からは細く、目尻のみ丸く重ね塗りした仕上がり。正面から見たとき、赤がほんのり利いているくらいがよく、まぶたの動きや角度で赤の見え方が変化する洒落感も絶妙です。

遊び心を加えながらも知的で好感度をキープできる赤メイクで、いつものメイクをお洒落にアップデートしてみませんか? 赤をおたまじゃくし形で塗るプロセスはこのあと詳しく解説!

赤系のメイクをしたモデル写真

40代におすすめ! 赤の「おたまじゃくし形」塗りはこう! 

1. 目頭から目尻まで赤を細く入れる

チップで上まぶたにアイシャドウを塗っている写真
赤を塗る前に、明るいベージュパールで上まぶたをトーンアップしておきます。アイホールの中央から、まぶた全体にベージュパールを指でトントンとラフにのせます。そのあと、赤系アイシャドウをチップにとり、目頭から目尻まで二重幅より細く入れます。

2. 目尻のみ楕円形で重ね塗り

指で上まぶたにアイシャドウを塗っている写真
薬指に赤系アイシャドウをとり、目尻に楕円形になるようにトントンと重ねます。チップを使うと色がつきすぎてしまうので指を使いましょう。ラフに重ねると今っぽい抜け感も漂います。下まぶたは、上まぶたのアイホールに使った明るいベージュパールを目頭から目尻まで細く入れ、ほんのりニュアンスを加える程度にすると大人バランスに仕上がります。

目力をキープしつつ盛りすぎない【3のコツ】

透け感ある明るいワンカラーのアイシャドウでヘルシーに仕上げる

メイクをしたモデル写真

ナチュラルな目元を演出するときは、アイシャドウの色を肌なじみのいい透け感あるカラーにするのがおすすめ!

中でも明るさが出るイエローは、大人もデイリー使いできるだけでなく、華やかながら派手に見えないイキイキとした目元に仕上がります。

黒いパッケージにセットされたアイシャドウの写真

▲セルヴォーク ヴァティック アイズ 04 ¥2,200(税込)

How to

アイシャドウを塗った目を閉じた写真

アイシャドウを指にとり、まぶた中央に置き左右に伸ばしながら上のほうへ広げ、アイホール全体に薄く伸ばします。再度アイシャドウを指にとったら二重幅に重ね、二重幅の濃度を上げて腫れぼったさを回避。

アイシャドウを塗った目元の写真

明るいカラーなので下まぶたにもオン。アイシャドウを小指の先にとり黒目下に指を置いたら、目頭へと伸ばします。目頭まで色をのせると派手さが出るため、目頭5mm程度は避けて。目頭手前までアイシャドウをのせたらリターンし、目尻まで伸ばして。さらに小指にアイシャドウを少量とり、黒目よりやや目頭よりの部分でトントン。

アイシャドウではなくアイライナーで盛り上げる

オレンジのアイライナーを引いた目元写真

アイシャドウを頑張ってしまうと、どうしても仕上がりが派手になりすぎてしまいます。かと言って手を抜くと、大人の目元はぼんやりしがち。そこでおすすめなのが、おしゃれなアイラインで目元を引き締めること。肌の色になじみやすく、おしゃれ感もあるカラーが「オレンジ」。キラキラパール入りのオレンジアイラインなら、目元がシャキッと見えます。

How to

指で上まぶたにアイシャドウを塗っている写真

アイシャドウは色がほとんどつかないマットなベージュを単色塗り。ここでほんのりと深みを加えることで、目元がはっきりします。指で二重幅からアイホール全体に広げ、目尻側をややオーバーめに広げて。

ブラシで下まぶたにアイシャドウを塗っている写真

下まぶたにもマットベージュをオン。目尻から目頭まで影をつけるイメージで、平たいブラシを使って細めに塗りましょう。

オレンジのアイライナーを引いている写真

アイライナーはリキッドでは濃度が濃く出すぎるため、ペンシルタイプが◎。目頭5mmを空けて、まつ毛が生えはじめるあたりから目のキワに沿ってラインを引きます。目尻は2mm程度長めに延長し、バランスよく仕上げて。

ヌーディなラメアイシャドウで光を集める

皮膚の薄い目の周りは、くすみやシワ、たるみなどエイジングサインが出やすいところ。肌にハリがなくなってくぼみが目立ち、目元が影になって見えることも。

アイメイクをしたモデル写真

大人に似合うラメシャドウは繊細な輝きを持つヌーディカラー

そんなときに上手に使いたいのがラメシャドウ。白浮せず肌なじみのいいヌーディカラーや暖色系がおすすめです。大きなラメではなく、細かくて肌に近い色のピグメントのものが使いやすいかも! さりげなく目元を明るくするだけで、グッと若見えすること間違いなしです。

How to

〈Close〉

アイシャドウを塗った目を閉じた写真

〈Open〉

アイシャドウを塗った目元写真

ヌーディなベージュカラー(1)を、指で上下のまぶたに広めに薄くのせます。ローズカラー(2)を(1)より狭めに重ねて。下まぶたは、目尻側をやや広めにすること。こちらは細かい部分にのせるので、チップを使って。

※アイライン、マスカラはお好みでOK。ですが、濃い色のアイラインを細く入れたり、黒ツヤマスカラをまつげの毛先だけにのせるとキリッと締まります。

シャドウよりライン! おすすめ【アイライン術】

ノーアイラインも太アイラインも危険! 存在感ギリギリのあいまいアイラインが40代にはちょうどいい

40歳前後からは目元のハリが失われやすくなり、以前よりアイラインが描きにくくなります。抜け感メイクのブームに乗ってアイラインを引かない「ノーアイライン」にする人もいますが、ハリが失われた目元はアイラインを引かないと小さく、目尻が下がった印象に見られやすいのです。

また、「アイラインはきちんと描く」派の人も注意が必要です。デカ目ブームの頃と同じように「目頭からしっかり、太めにラインを描く」ではメイク感が強すぎるため、目がキツく見えてしまうのです。では、40代はどう描くべきか? ヘア&メイクの佐伯エミーさんに伺いました。

40代のアイラインは「目の輪郭を際立たせる」脇役に! 

「40代になったらアイラインは〝引く〟というより〝まつげの隙間を埋めるもの〟と考え、目の輪郭を際立たせるようにしましょう。もうちょっと目力が欲しいというときも、まつげのほんの少し上に点描きをしてミニマムに留めます。目頭のくぼみまでラインを描くと、かえって悪目立ちするので避けましょう。

描きにくさの解決策としては、まぶたを指で引き上げて肌のゆるみをなくしてから描くことです。アイラインの色は好みでいいですが、黒はコントラストが強く出てしまいがち。黒ライン派の人は墨っぽい色にトーンダウンするのがおすすめです。また、リキッドよりペンシルのほうがナチュラルに仕上がります。目の輪郭を明確にしながらもアイラインの存在感を限りなく消すという方法で、目元がパッと垢抜けるはずです」

メイクをしたモデル写真

「アイラインが描きにくい…」は、こう解消!

まぶたを片手で引き上げてアイラインを引いている写真
「アイラインを描くときは、反対の指でまぶたを軽く引き上げてから描くとガタガタになりません。指を使わず、眉を上げる動きでまぶたを引き上げるだけでは不十分です。まつげの間を埋めるようにちょこちょこと描き足します。年齢を重ねると粘膜が見えやすくなるので、粘膜が目立つ部分はインラインも描きます」(佐伯さん)

目力が欲しいときはまつげの上を点描き

まつ毛の上にアイラインを引いている写真
「まつげの間を埋めたあと、まつげのほんの少し上に描き足します。一気に線を引くのではなく、2mm程度の幅で少しずつ点描きをすると目がはっきりしながらも自然に見えます。描くときは、まぶたの下からペンシルをあてましょう。繊細な線が描きやすくなります。目頭から黒目の端まではラインを描かず、抜け感をつくるのも自然に見せるポイントです」(佐伯さん)

これはNG! まぶたの上からペンシルをあてる

まぶたの上にアイライナーを当てている写真
まぶたの上からペンシルをあてると肌につく芯の面積が大きくなりやすく、線が太くなりがちなので避けましょう。

「キリッとするのに繊細なライン」が40代の目元を美しく見せるカギ

アイラインを引いた目元写真
まつげの隙間を埋め、まつげの少し上に線を描き足した仕上がりがコチラ。目尻もオーバーに出さない自然なフォルムが大人にぴったりで、今どきっぽい抜け感も漂います。

これはNG! ライン引き過ぎは目がキツく見える原因に

アイラインを太めに引いた目元写真
デイリーメイクでここまで太く、目頭のくぼみからきっちりラインを描くとキツく見えてしまうので気をつけましょう。

黒のような目力と程よい抜け感を両立する墨色アイライナー

黒いパッケージのアイライナーの写真▲シュウ ウエムラ アンリミテッド 3D ジェル ペンシル M ストーン グレイ ¥3,630(税込)

黒に近い深みのありながら、やわらかさのある発色で大人の目元になじみやすい。約1.5mmの細芯と日本産ツバキオイル配合のやわらかな芯で、細かい部分までなめらかにしっかり描けます。ウォータープルーフタイプ。

茶色いパッケージのアイライナーの写真▲エテュセ アイエディション(ジェルライナー) 06  ¥1,320(税込)

やさしい雰囲気がほんのり漂う、肌なじみのいいグレージュカラー。濃密な発色とスルスルとした描き心地を叶えながらも¥1,500以下のお手頃価格なのがうれしい。色持ちのいいウォータープルーフタイプ。

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