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BEAUTY アイメイク

2024.07.25

ナチュラルアイメイクの正解がわかる! 目力と抜け感を叶えるメイクステップ

目尻だけアイライン! ニュアンスカラーのアイライナー

ラインはあえてシャドウと同系色ではない色を選ぶのもおしゃれ! 色を攻める分、目尻だけに限定すれば、意外とハードルは高くありません。目の際の数ミリに遊び心を♡

目尻にアイラインを引いたモデル写真
How to

ラインは、目尻側1/3に引きます。筆を寝かせるようにして、最後の目尻は3、4mm長く引いたら、スーッと自然にフェイドアウトさせると自然な仕上がりに。色の存在感を活かすためには、あえてなじませたりぼかしたりしないのが正解。

おすすめアイライナー

スックのアイライナーの商品写真
▲SUQQU ニュアンスアイライナー 03 ¥3,300(税込)

発売と同時に話題になった大ヒットカラー。程よく明るく青みを帯びたホワイトグレー。ブレずにキレイな線が引ける、フェルトペンタイプ。

一重さんが自然なデカ目を目指すテクニックは?

一重さんがアイラインをナチュラルに見せるためには、ちょっとしたテクニックがあります。一重さんが自然なデカ目を叶えるなら、強調させるべきは目の“縦幅”ではなく目の“横幅”。縦幅を大きく見せようとアイラインを引くと、メイクが濃くなってしまったり逆に目が小さく見えたりしてしまう可能性があります。

メイクした目元のアップショット

How to

アイラインを引いている写真

使うのはブラウンのペンシルアイライン。上まぶたにかかることを考慮して、目頭5mmを外し太めに引いていきます。まつ毛の上2〜3mmあたりからペンシルを当て、キワに沿って斜めにラインを引いていきます。まつ毛とまつ毛の間に色をのせるイメージで少しずつ行いましょう。インラインは引かなくてOK。引いてしまうとパンダ目になりやすいので注意して。目頭5mmはキワだけに細く入れる程度で色をのせます。目尻から先は目のフォルムに合わせ、3〜5mm程延長させましょう。

筆を瞼にあてている写真

平筆を使って、肌とラインの境目をぼかします。目頭から黒目上まではキワ以外を広くぼかし、黒目から目尻は境目だけをぼかして太ラインのままにします。目頭〜黒目、黒目〜目尻で太さを変えることで、目を閉じてもアイラインが悪目立ちしません。ラインがガタついている部分があれば、ブラシにアイラインを少量足しその部分をなじませて。これできれいに修正できます。

ナチュラルな目元にはナチュラルな【眉毛】を

いつものアイメイクが軽やかになる透け眉の作り方

ナチュラルなアイメイクには、ナチュラルな眉を。透け感ある眉メイクなら、いつものアイメイクが軽やかになり、若見えも叶います。透け感ある眉とは、これまでのようにしっかりと縁をとったり、地肌を色で埋め尽くしたりするのではなく、地肌が透けて見えるような眉毛のこと。 大人はとくにまぶたが重く見えがちで、ここにしっかり眉を合わせると老けて見えたり恐く見えたりしてしまいます。透け眉を合わせることでアイメイク全体が軽やかになり、こうした印象も緩和されるのです。

目元と眉毛のアップショット

How to

眉毛にスクリューブラシを当てている写真

まずは眉毛の中にたまったファンデーションやパウダーを、スクリューブラシを使ってオフします。この工程を飛ばしてしまうと、色ムラができて野暮ったい仕上がりになるので注意しましょう。眉尻から眉頭へと毛流れに逆らうようにとかしたらリターン。今度は眉頭から眉尻へ向かい、毛流れに沿ってとかします。メイク崩れが心配な方は、この後にフェイスパウダーをサラッとのせて。

リキッドアイブロウを眉尻にあてている写真

地肌が見える部分に、薄いグレーリキッドアイブロウで影を作ります。毛流れに沿って2〜3mmほどの線をちょこちょこ足していき、眉全体のトーンをなんとなくそろえましょう。地肌が見えなくなるほど濃く入れなくてOK。その後、スクリューブラシで毛流れに沿って軽くとかし整えます。

眉にスクリューブラシを当てている写真

地肌にぼんやりと影がついた状態から、今度は眉マスカラを使って眉毛1本1本をしっかり立ち上げます。液が軽めでベッタリつかないタイプの、眉と同じ黒を選んで。必ず先に軽くティッシュオフし、余分な液を落としてから眉毛にオン。眉頭を外して中間から眉尻に向かい、毛流れに沿って下から上へと軽く持ち上げるようにして塗布しましょう。

透明の眉マスカラを眉頭にあてている写真

最後は透明カラーの眉マスカラで眉頭の毛を真上に立たせます。軽くティッシュオフした後、眉頭の下から真上に向けてサラッと塗布しましょう。

濃い眉の人が眉を薄めるテクニック

自眉が濃く、薄眉を作れない人は、眉マスカラの前にスティックコンシーラーを使って地毛の色を消すという方法があります。事前に眉毛の色を極力消しておくことで、きちんと感と抜け感のバランスがとれた薄眉を作れます。後に使う眉マスカラの色が出やすくなり、液体のように地肌についてしまう心配もありません。

メイクをしたモデル写真

How to

眉毛にコンシーラーを塗り込んでいる写真

スティックタイプのコンシーラーを眉毛に直塗りしていきます、眉尻から眉頭に向かい、毛流れに逆らうように塗布していきましょう。

眉にスクリューブラシを当てている写真

ムラづきしたコンシーラーをスクリューブラシで整えていきます。ブラシを毛流れに沿って動かし、余分なコンシーラーを落としましょう。このひと手間が、ダマっぽさをなくして色をきれいに出すコツです。

眉マスカラを塗っている写真

グレージュ系の眉マスカラで色をつけていきます。眉マスカラは必ずティッシュオフで余分な液を落としてから眉へ。密度の多い中央部分から毛流れに沿って塗り、そのまま眉尻へ。最後に眉頭に色をのせます。もし毛が足りない部分があったら、グレージュ系のアイブロウペンシルまたはリキッドで、毛を描き足しましょう。

すぐに真似できるナチュラルな目元の【つくり方】

くすみローズアイシャドウならナチュラルなのに大人っぽい

ローズ系のアイシャドウでメイクをしたモデル写真

「くすみローズ系のアイシャドウはナチュラル見えでも大人っぽく仕上がります。そして、目元に輝きを、といっても大粒ラメやグリッターが入ったアイシャドウは避けるのが無難です。微細パールが入った練り系アイシャドウのしっとりしたツヤが大人にはちょうどよく、密着力があって粉浮きしませんし、素肌の質感を覆い隠さないのでメイクが濃くなりません」(佐伯エミーさん)

How to

指で上まぶたにアイシャドウを塗っている写真

アイシャドウを指にとり、二重幅に色をのせます。指で何度か左右になじませたら上に向かってジグザグに動かし、アイホール全体に伸ばしていきましょう。アイシャドウが浮いて見えないようにするコツは、眼窩という骨までアイシャドウを薄く広げること。再度同じアイシャドウを二重幅に塗り、左右になじませて自然なグラデーションに。

アイラインを引いている写真

ナチュラルメイクこそアイラインは必須。目のフォルムを引き立てつつアイシャドウの色と喧嘩しない、ペンシルタイプのブラウンが◎。まつ毛とまつ毛の間をちょこちょこ埋めるように、目頭から目尻までラインを引いて。

メイクをしたモデル写真

赤みブラウンでゆるく締める

シャドウを何色も使ったグラデや黒ライン&マスカラを駆使してデカ目を追求するのは、もはや遠い過去の話。ミニマムな2品で抜け感を重視して、目指すは強さよりやわらかさや清潔感のある目元。 

茶色いパッケージのマスカラの写真▲ディー・アップ パーフェクトエクステンションマスカラ for カール チェリーブラウン ¥1,650(税込)

黒感覚で使えて程よく抜ける濃ブラウンマスカラ。黒よりやわらかに仕上がり、お湯で落ちる手軽さもうれしい。

黒いコンパクトにセットされた2色アイシャドウの写真▲MiMC ビオモイスチュアアイシャドー 26 ¥4,180(税込)

肌なじみのいいベージュピンクと赤みブラウン。ミネラル系&微細パールがカギ!

How to

指で上まぶたにアイシャドウを塗っている写真

左のピンクシャドウを指に取り、アイホール全体にのせます。淡色は肌になじみやすいので、指でラフにのせるくらいの気軽さでOK。

チップで上まぶたにアイシャドウを塗っている写真

右のブラウンをチップで目の際に。チップは目尻へ一定方向に数回動かすのみ。ピンクとの境目はなじませず、NOTグラデがポイントです。

チップで下まぶたにアイシャドウを塗っている写真

下まぶたは目頭から目尻まで全体的にピンクシャドウを入れて明るく。くすみやすい下まぶたには、締め色は潔く入れないのが正解!

ビューラーでまつげを上げたら、マスカラを塗ります。目元をしっかり、毛先はサラッと。にじみやすい下まつ毛にはあえて塗らないで。

メイクをしたモデル写真

赤みブラウンでゆるく締めた抜け感のある目元でやわらかさや清潔感をアップ!

横2色グラデで抜け感を出す

ひと昔前までは、ブラウンシャドウを塗るときは「アイホール全体に【明るい茶】→二重幅くらいまで【ミディアムの茶】→キワに【濃い茶】をラインっぽく」という縦の3色グラデーションで目力アップさせるのが定説でした。けれど、最近は適度に抜け感を出した塗り方が主流になっていて、40代のマンネリ攻略にもぴったりなんです。

メイクをしたモデル写真

ヘア&メイク 佐伯エミーさんが解説! 今どき茶メイクは【横グラデ】が正解

「以前のような縦に濃淡のグラデーションをつけたメイクは、今の時代だと濃すぎる気がします。また、濃い色を下まぶた全体に塗るいわゆる〝囲み目〟も40代は避けるべきです。若い世代ならそういうメイクも似合いますが、40代だと若づくり感がでてしまったり、昔のメイクで止まっている印象を与えてしまうことも。マンネリを打破するには、〝アイホール全体と目尻〟という横方向で濃淡グラデーションをつけることがポイント。抜け感がありながら、きちんと感やさりげない華やかさを出せます。下の目尻も2mm程度で濃い色をつけると目元がキュッと引き締まります」

【これはNG!】ひと昔前の「縦の3色グラデ」は古く見えがち

縦向きに3色のグラデーションを作ったアイメイク写真

縦向きに3色のグラデーションを作ったアイメイク 目を閉じた写真
「縦の3色グラデや囲み目は今の時代だと濃く、顔がキツく見える原因にも。パールが大きいキラキラ系シャドウも頑張っている感が出てしまうので40代は避けるのがベター」(佐伯さん)

【これが正解!】目尻をほんのり締める横の2色グラデで今っぽい顔に

横向きに2色のグラデーションを作ったアイメイク写真
横向きに2色のグラデーションを作ったアイメイク 目を閉じた写真
「目尻1/3程度に濃いブラウンをのせ、それ以外は明るいブラウンのみに。肌感が漂うくらいにするのが今っぽくなるポイントです。チップだと色がつき過ぎる場合があるのでブラシでつけるのがおすすめです。パールはキラキラ系ではなく、上品なツヤ感のものを選びましょう」(佐伯さん)

【今っぽい茶メイク】のための3プロセスを紹介!

ブラシで上まぶたにアイシャドウを塗っている写真
明るいブラウンをブラシにとり、アイホール全体にのせます。まぶたの中央にブラシを置き、トントンしながら目頭や目尻へスライドさせて全体的にふわっとのせて。

ブラシで上まぶたにアイシャドウを塗っている写真

アイシャドウを塗った目元写真
濃いブラウンをブラシにとり、目尻1/3にトントンとのせます。横向きの楕円形になるようにし、目尻よりややオーバーめにのせて。

ブラシで下まぶたにアイシャドウを塗っている写真
目頭から目尻まで明るいブラウンをブラシでサッとつけます。そのあと、目尻2mm程度のみ濃いブラウンをのせます。つけ過ぎを防ぐため、アイライン用ブラシなどを平たく小さいブラシを使いましょう。

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