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ケーキの定番「スポンジケーキ系」
「スポンジケーキ」は卵や小麦粉、砂糖を原料とするケーキです。誕生日にローソクを立ててお祝いするケーキの代表格といっても過言ではないでしょう。
まずは、スポンジケーキの種類を紹介します。
ショートケーキ
やわらかなスポンジ生地に生クリームを塗り、フルーツをトッピングしたケーキです。特に、いちごがのったショートケーキは、店頭に並ぶ定番のケーキとして親しまれています。
実は、店頭でよく見かけるスポンジ生地のショートケーキは、日本人向けに改良されたもの。「ショート」は、「崩れやすい」「サクサクとした」などの意味があり、アメリカでショートケーキといった場合は、ビスケット生地に生クリームやフルーツをサンドしたお菓子を指します。
自分で作る場合、季節に合わせた旬のフルーツをトッピングするのもおすすめです。
モンブラン
「モンブラン」は、マロン系のケーキです。スポンジ生地を生クリームやマロンクリームで包み、生栗やマロングラッセなどがトッピングされています。
フランス発祥のケーキで、見た目が山に似ていることから、アルプス山脈にある山「モンブラン」が名前の由来。粉砂糖がかけられているモンブランは、山に雪が積もっている様子を表現しています。
使用する栗を変えて作れば、さまざまな風味のモンブランが楽しめるでしょう。
シフォンケーキ
「シフォンケーキ」は、ふわふわな食感が特徴。アメリカのハリー・ベーカー氏によって考案されたのが始まりです。織物のシフォンのように、きめの細かいやわらかなケーキという意味合いをこめて、シフォンケーキと名付けられました。
さまざまな味わいが楽しめる「チーズケーキ系」
チーズケーキは、使用するチーズによって異なる風味や食感が楽しめるのが魅力。チーズケーキの代表表的な種類を紹介します。
ベイクドチーズケーキ
「ベイクドチーズケーキ」は重量感があり、濃厚な味わいを楽しめるケーキです。「ベイクド」とは英語で「焼く」という意味で、チーズ特有のクリーミーな風味となめらかな舌触りに魅了される人も多いでしょう。
材料や工程は比較的少ないので、初心者にもおすすめです。冷蔵庫で一晩冷やせば、濃厚な味わいを楽しめるでしょう。
レアチーズケーキ
「レアチーズケーキ」は、オーブンを使わず、冷やして固めるケーキです。卵を使用しないことが多く、白っぽい見た目をしています。
チーズのフレッシュな味を感じることができ、さっぱりとした口当たりが人気です。
スフレチーズケーキ
「スフレチーズケーキ」は、ふわふわとした軽い食感が特徴のチーズケーキです。表面にジャムを塗って光沢をつけたものもあります。
材料はベイクドチーズケーキとほぼ同じですが、オーブンで蒸し焼きにすることで、違った食感を楽しめるところがポイントです。
サクサク食感の「パイ系」
小麦粉とバターで作るパイ生地は、サクサクとした軽い食感を楽しめるところが魅力です。フルーツとの相性もよく、季節によってさまざまな風味を味わえるでしょう。
また、パイ系のケーキを作るときは、冷凍パイシートを活用するのもおすすめです。簡単かつ失敗しにくくなるので、初心者にも向いています。
パイ系を代表するケーキをチェックしていきましょう。
ミルフィーユ
「ミルフィーユ」はフランス発祥のケーキで、パイ生地にクリームやフルーツをサンドして重ねたもの。まさに、名前の由来でもある「千枚の葉」を連想させる見た目が特徴的です。
食べるのが難しそうに思えますが、層を分解するのではなく横に倒して、パイとクリームを一緒に食べるのがよいとされています。