アップルパイ
「アップルパイ」は、砂糖で煮たリンゴをパイ生地で包み、オーブンで焼き上げたパイ系のケーキです。
国や地域、家庭によって、見た目やリンゴのサイズは異なりますが、一般的に、リンゴをパイ生地で包んだものがアップルパイと位置付けられているようです。リンゴのサイズによって食感が異なるので、さまざまな切り方で試してみると面白いでしょう。
甘さとほろ苦さのバランスがよい「チョコレート系」
チョコレートの甘さとほろ苦さのバランスが絶妙なチョコレートケーキは、人気の高いケーキの一つです。
甘味の強いミルクチョコレート、苦みの強いビターチョコレートなど、使用するチョコレートの種類によって味は大きく変わるので、好みに合わせやすいところも魅力です。
チョコレート系を代表するケーキをチェックしていきましょう。
ガトーショコラ
「ガトーショコラ」は、チョコレートの濃厚な味わいを楽しめるケーキです。チョコレート系のケーキの中でも代表的な存在で、フランスの高級洋菓子店には欠かせないともいわれています。
ガトーショコラの調理方法には難しい工程がないので、初心者でも比較的作りやすいでしょう。
ブラウニー
「ブラウニー」は、チョコレートに材料を混ぜて焼き上げたケーキです。正方形や長方形など四角く焼かれていることが多く、ラッピングしてプレゼントするのにも向いています。
生地にナッツやドライフルーツなどを練り込み、食感にアクセントを付けているものも。ブラウニーの調理過程には、メレンゲやクリームを作る工程がありません。工程が少ないので、後片付けも楽に済みます。
ほかにもこんな種類のケーキが
ほかのケーキにも注目してみましょう。それぞれの特徴や代表的なケーキをいくつか紹介します。
バターケーキ系
バターをたっぷり使ったケーキで、バターの風味をそのまま味わえるのが特徴です。
材料を混ぜて型に流し入れた状態で焼き上げるだけなので、初心者でも挑戦しやすいでしょう。代表的なケーキには、「パウンドケーキ」「マーブルケーキ」「フルーツケーキ」「マドレーヌ」「マフィン」などがあります。いずれも油分が多く入るので、ほかのケーキよりもずっしりとした重みを感じられるでしょう。
シュー系
「シュー」はキャベツを意味しており、丸い見た目がキャベツに似ていることから、その名が付いたといわれています。シュー系の生地の作り方は、ほかのケーキとは異なり少し特殊です。
代表的なケーキには、「シュークリーム」や「エクレア」「スワン」「パリ・ブレスト」などがあります。軽い食感の生地と、クリームやカスタードの相性に魅了される人は多いでしょう。
タルト系
サクサクとした食感を楽しめるケーキで、パイよりも硬めに作られているのが特徴です。タルト台にフルーツを色鮮やかにトッピングしたケーキや、タルト生地に具材を混ぜて一緒に焼き上げたケーキなどがあります。
また、フルーツのほかにもハムやチーズとの相性もよく、軽食やお酒のおつまみにもおすすめです。代表的なケーキには「フルーツタルト」「クラフティー」「エッグタルト」「シブースト」「フロランタン」などがあります。
調理工程は多く手間はかかりますが、焼き立ては絶品なので、時間に余裕があるときに挑戦してみるのもよいでしょう。
知っておくと便利!ホールケーキの号数とサイズ
最後に、ホールケーキの号数とサイズについて紹介します。人数に合わせてサイズを選べるので、ケーキが足りなかったり余ったりするのを防げるでしょう。
ケーキ号数ごとの最適な人数
ケーキのサイズは、トッピングしていない状態の大きさを号数で表しています。号数が一つ上がると直径は約3cm大きくなると覚えておくとよいでしょう。
●4号(直径約12cm)2~4人分
●5号(直径約15cm)4~6人分
●6号(直径約18cm)6~8人分
●7号(直径約21cm)8~10人分
●8号(直径約24cm)10~12人分
4〜5号サイズは家族や少人数で食べるのがおすすめです。8号サイズになると大人数が参加するパーティーに適しています。
ただし、生クリームやフルーツをのせるとボリューム感は増していきます。トッピングの量によって最適なサイズを選ぶことが大切です。