約2人に1人が勘違いしているエコ行動とは?
環境問題への関心や在宅時間の増加などにより、エコに繋がる行動について意識が高まりつつある昨今。パナソニック株式会社が今年4,000人に対して行った調査によると、環境問題 (気候変動・汚染やごみ・生態系への影響) に対して「とても関心がある」「やや関心がある」と回答した人の合計は60%、「環境・エコによいことを手軽にできる方法を知りたい」と回答した人も60%以上* という結果に。
一方で、エコや節電になると思ってやっている行動が実は間違っていた、なんてことも起きがちです。そこでパナソニックは、勘違いしがちなエコに関する知識を問うクイズ調査を実施。今回はその中で正解率が低かった、つまり勘違いしてやってしまう人が多い3つのエコアクションのクイズを出題。間違ってやってしまっているものがないか、ぜひ挑戦してみてください。
* 「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計
Q1:お風呂を沸かすときエコなのはどっち?
A. 給湯でお湯をはる
B. 水をはってから沸かす
答え:A. 給湯でお湯をはる
正解率…57.2%
水から沸かし上げる方式と給湯 (お湯はり) 方式を比べると、ガス代の面からも時間の面からも給湯方式の方がお得。
Q2:照明器具の使い方、エコなのはどっち?
A. 短時間ならつけっぱなしにする
B. 短時間でもこまめに消す
答え:B. 短時間でもこまめに消す
正解率…53.3%
どの照明器具についても、短時間でもこまめに消した方が節電に。ただし蛍光灯の場合は、短時間の点灯消灯が機器の寿命に影響が出るためご注意を。
Q3:エアコンの風量設定、エコなのはどっち?
A. 自動
B. 微風
答え:A. 自動
正解率…50.6%
環境にもよるものの、微風にすると設定温度に至るまでに時間がかかることから、かえって消費電力量が増えてしまうことに。
半数近くの人が勘違いしている3つのエコに関する行動、みなさんは正解できたでしょうか。電気代が心配なこの夏、ぜひ参考にしてみてくださいね。
調査監修
和田由貴先生
消費生活アドバイザー/ 環境カウンセラー/ 省エネ・脱炭素エキスパート(家庭分野診断指導級)/ エコピープル(環境社会検定)/ 食生活アドバイザー/ 家電製品アドバイザー
調査監修
伊坪徳宏先生
東京都市大学 環境情報学研究科長
【調査概要】
「エコ意識と自宅でのエコ行動」
調査対象:20~69歳 男女4,000人を地域別に割付
※地域×性年代ごとの人口構成に合わせてウェイトバック集計を実施
※関連業種 (化粧品・トイレタリー関連業、美容関連業、調査業、広告代理業、マーケティング業) は除く
期間:2022年4月1日~3日
調査方法:インターネットリサーチ
※パナソニック調べ
情報提供:パナソニック