解禁されつつあるwith コロナの海外旅行。安心して旅するために、覚えておきたい手続き
withコロナの今、海外旅行を検討する際に気がかりなことの一つは、子どものワクチン・PCR検査事情ではないでしょうか。私は結果的にかなり満足な方法で手配できましたが、とにかく情報が点在していて概要を掴むまでが大変でした。公式の詳細情報を読む前にざっくりとポイントを把握したい方に共有します。
ざっくり基本ルール(2022年8月1日更新のハワイ州観光局最新情報)
・2回目のワクチン接種から2週間以上経過している場合は、隔離・PCR検査なしで入国可能。ワクチン接種証明書はデジタル庁が発行している「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で取得できます。
・米国出国から72時間以内のPCR陰性証明を日本のアプリにアップし審査が通ると、日本入国時も隔離なし。
・18歳未満はワクチン未接種でも特例が認められ、入国から3〜5日以内にPCR検査を行い、陰性であれば隔離なし。日本入国時は18歳以上と同じ。
上記のルールなので、入国3〜5日かつ出国72時間以内が重なるタイミングがあればワクチン未接種の子どももPCR検査は1回で済みます。
入国後のPCR検査はどこで受けられる? 価格は?
日本語対応クリニックの検査価格は$150〜が多いなか、Nomi Healthという検査場のPCR検査はなんと1人$85。しかもこちらは鼻咽喉ではなく鼻腔ぬぐい検査なので、小鼻の内側をくすぐられている感覚で終わりました。
なおNomi Healthはアラモアナセンターにありますが、店舗ではないので地図が出ておらずGPSも使えず娘とウロウロ(笑)。アラモアナセンター2階にあるLongsというドラッグストアを駐車場側に通り抜けた先にありました。こちらは英語対応のみですが、陰性証明書は日本入国時にきちんと使えました(「My SOS」アプリを利用)。
英語が不安な場合は事前予約が便利
英語対応のみと聞くと少々不安な方は、オンライン事前予約がおすすめ。予約時に問診票の入力や同意書等の確認を済ませられます。分からない部分はGoogle翻訳に入れて確認すると便利です。予約しておけば、検査場で伝えるのは名前・生年月日・検査名のみでした。
子連れTips
鼻拭いだけといえど、未知のものを怖がるのが子ども。PCR検査へ連れていくために「検査のあとはミニパークで遊ぼう!」と約束して出かけました。アラモアナセンター3階、ターゲット前の巨大モニュメントのような遊び場(要マスク)に寄りました。
概要が分かってしまえば案外手続きは簡単。またコロナ以降初めての海外で、ホテルや航空会社の「新しい形」に触れ、観光業の方々の努力に頭が下がる思いでした。今回は、検査事情についてまとめましたが、日本〜ハワイへの渡航においては宣誓書やコンタクトトレーシング(提出フォーマットは航空会社によって異なる)などの必要な書類があるのでハワイ州観光局の情報や航空会社の情報をしっかりチェックするのをお忘れなく! この記事が感染対策を行いつつも旅行に出かけたい方のお役に立てたら嬉しいです。
※今後ルール変更の可能性や、PCR検査で陽性だった場合のルールなどもあるので詳細はハワイ州観光局や厚労労働省のHP等をご確認ください。
Domanist
井川加奈子
IT系企画・人材育成を経て2022年より外資系コンサル企業へ。特技は比較検討、趣味は家族や友人と心地いい時間を過ごすこと。InstagramやWEBDomaniでは厳選されたアイテム、心潤す大人時間ネタを紹介し「調べる手間が省けて時短になる」と評判。
IG:https://www.instagram.com/kanako.171