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昨年OPENの『La Pâtisserie by Aman Tokyo(ラ・パティスリー by アマン東京)』のクリスマスケーキ&スイーツ 2022
ラ・パティスリー by アマン東京
アマン東京初のペストリーショップとして、昨年10月1日にオープンした、「ラ・パティスリー by アマン東京」では、エグゼクティブペストリーシェフ宮川佳久氏によるクラシックで繊細なケーキや、素材にこだわった自家製パン、サンドイッチ、チョコレートや焼き菓子、ジュースなどのギフトアイテムなど、バラエティー豊かなラインナップが揃います。
■ガトー オ ショコラ エクアドル
▲930円
中でも訪れたら絶対チェックしてほしい、オススメの一品「ガトー オ ショコラ エクアドル」は、ショコラに長く携わってきた宮川氏のこだわりが詰まった絶品のチョコレートケーキです。
オレンジのリキュール“グランマルニエ”を染みこませ、しっとりとした食感の生地と、ふわりと軽いクレームショコラを層にし、エクアドル産のカカオ70%のチョコレートを使ったグラサージュショコラで仕上げています。
濃厚なのかなと思いきや、驚くほどに軽やかでジューシー!艶めく見た目に心奪われますが、食べるともっと虜になる、チョコレート好きさんは要チェックな逸品です♡
■パブロヴァ
▲12cm (3〜4名) /7,344円、15cm (5〜7名)/9,180円
宮川氏が手掛ける2022年のクリスマスケーキは、雪の降る白い森をイメージして作り上げた「パブロヴァ」です。
パブロヴァとは、オーストラリアやニュージーランドが起源とされる、メレンゲに生クリームやフルーツを合わせたお菓子で、ロシアのバレリーナ、アンナ・パブロヴァから由来すると言われています。
丸く絞られた真っ白なメレンゲで作られた器の中には、ラズベリーコンポート、ラズベリーシロップをしみこませたスポンジ、生クリームを重ね、トップには国産苺と砕いたメレンゲが散りばめられています。
さらに、もみの木をかたどったホワイトチョコレートやパウダーシュガーで、森の木々に雪が降り積もった様子が立体的に表現されています。
宮川氏が幾度となく試作を重ねたというメレンゲは、有精卵「さがみっこ」の卵白を丁寧に泡立て、軽すぎず中は少しもっちりとした食感。はかなく溶け出すときに広がるやさしい甘さと、ベリーの甘酸っぱさが絶妙に交じり合う美味しさに酔いしれる一品。
■シュトーレン
▲〈小〉1,944円、〈大〉4,104円
クリスマスまでの間に少しずつ味の変化を楽しみながらいただく「シュトーレン」は、アーモンドペーストを練り込んだ生地に、赤ワインで煮たイチジクとあんずといったドライフルーツと、アーモンドとクルミを合わせ、そしてナツメグ、シナモン、カルダモン、クローブなどのさまざまなスパイスで風味豊かな味わいに仕上げた一品。
クラシックなスタイルで軽やかに焼き上げられたシュトーレンと共に、クリスマスまでのカウントダウンを楽しんでみては。
【ラ・パティスリー by アマン東京】
場所:東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー OOTEMORI地下2階
営業時間:月~金曜日(午前7時から午後8時、土曜日・祝日(午前10時から午後7時))
※日曜日定休、12月25日(日)は営業いたします。
※新型コロナウイルスの状況により営業時間が変更になる場合がございます。最新情報は公式HPをご覧ください
●アマン東京 オリジナル クリスマスケーキ 2022 「パブロヴァ」
予約受付開始:11月1日(火)午前11時〜
(販売期間(受取期間):2月1日(木)〜12月25日(日) (受取日の5日前まで要予約))
●アマン東京 オリジナル 「シュトーレン」
(販売期間:12月1日(木)〜 12月25日(日) ※日曜定休、12月25日(日)は営業いたします)
※価格は全て税込
チョコレートアドバイザー
西村 裕子
幼少期の頃から大好きなお菓子は“チョコレート”。学生時代から海外のチョコレートを取り寄せるなど、本格的なチョコレート愛好家歴は約30年。2014年、チョコレート鑑定家クロエ・ドゥートレ・ルーセル氏が講師をつとめた、日本コネスール デュ ショコラ協会認定のシニアアドバイザーの資格を取得。現在はチョコレートアドバイザーとして、Web・雑誌・ラジオなどのメディアにてオススメや注目のチョコレートの紹介や記事を執筆中。インスタグラム:@365chocolats