新しい生活に毎日奮闘するも心が折れそう…【中学生ママ（40歳、子連れ再婚）のぶっちゃけ365日vol.6】

父と息子の生活態度にイライラMAX!! これって更年期!?

こんにちは。シングルマザー歴8年目にして子連れ再婚をしたあおいあんです。

前回は息子・蓮が受けたイジメから、LINEのトラブルへと繋がり、親としては肝を冷やす出来事をお伝えしました。

SNSは年齢制限もありまだ開設していないのですが、LINEやスマホの使い方、ネットリテラシー、段階を踏んでからでないとSNSには手が出せないなと感じました。。

さて、そんなことをしているうちに母の四十九日を迎えました。葬儀の時よりもっと人数を縮小し、父と蓮、臣斗くんの4人だけで行うことに。母が亡くなって納棺師の方が来てくれた際、これから母がどうやって極楽浄土へ行くかをお話ししてくれました。亡くなって7日ごとに、生前の行いを裁く審判を受け、最後の四十九日の審判で極楽浄土へ行けるか決まるそうです。蓮も納棺師さんの話を聞いていたため

蓮

おばあちゃん天国へ行けたよね

そう言って母にもらった時計をギュッと握っていました。4人だけでの法要だったので、行きつけのご飯屋さんで簡単にランチをすることに。

父

四十九日も終わったし、これでしばらくは安心だな。臣斗くんも色々手伝ってくれてありがとうな

臣斗

いえいえ、僕は何も。お父さんもあんも慌ただしかったからしばらくゆっくりしてください

父

あんは元々やっていた家事を続けているだけで大したことないだろ

はっ!?家事だって母が担っていた分が増えたし、葬儀屋や日取りはあんたが決めたかもしれないけど、香典返しや精進落としの会場、細かいことは全部私がやったでしょ！と言い返したかったが、今日は母の四十九日だと思いグッと堪えた。

蓮

おじいちゃんがいつも出しっぱなしにしている楊枝や薬って、今までおばあちゃんが片付けてたけど今はママが片付けてるんだよ

蓮、優しい！ありがとう！と思った瞬間。

父

そんなこと言ったら、蓮だって制服脱ぎっぱなしにしてるじゃないか。それはお互い様なんだから言わないんだよ

先に言われたのが癪に触ったのか、矢継ぎ早に言ってきた。子ども同士の喧嘩じゃああるまいし、なんて大人気ないんだと感じた私は

私

それもこれも片付けてるのは私なんです。今日はママの四十九日だからあまり言いたくないけど、どっちもだらしないし自分のことは自分でやって欲しい。幼稚園生じゃないんだから、いちいちコレしなさい、アレしなさいって言われなきゃ動けないのは困ります。お父さんは大人なんだし、蓮は中学生になったんだから、自分で出したものくらい片付けてください

もっと大人気なく、上から目線で叱った。そう言うと2人は顔を伏せ黙々とご飯を食べ始めた。正論を突きつけてしまうと、責めている感じがしてあまり好きではないが、生活を共にする家族としては毎日細かいことをいちいち言いたくない。ストレスが溜まると正論という爆弾を投下せずにはいられなかった。

食事も終わり、臣斗くんとの別れ際、「家族と生活するって大変だな。無理するなよ」とボソッと私に伝えてきた。3人で帰宅すると、案の定、蓮は制服をソファーに、父は靴下をそこら辺に脱ぎっぱなしにした。

私

さっき言ったばかりなのにもう忘れるの？次やりっぱなし見つけたらニワトリって呼ぶからね！

2人は渋々片付ける。なぜ渋々なんだろう？脱いだらハンガーにかけたり、洗濯かごに入れるまでが一蓮の動作として結びつかないのはなぜなんだろう？手から離れると、それはすでに視界には入っておらず、自分の物として認識されなくなるのはなぜなんだろう？

(c)Adobe Stock

こんな小さな悩みや愚痴でさえも、母がいればちょこちょこ吐き出せたのに…。悲しいかなこんな日常の一瞬一瞬で母の死を実感していく。母が亡くなってぽっかり空いた穴は心だけではなく、毎日の生活にもあって、その穴を埋めるべく一生懸命頑張っているけどストレスが溜まる一方。新たな生活でふたりを支えたいと思ってるけど、じゃあ私を支えてくれる人は？　これって臣斗くんに頼っていいの？どんどん鬼ババになって、上手に甘えられない、頼ることができない、可愛げのない自分が嫌いになりそう。小さなことでイライラし、情緒不安定になって、これってもしかして更年期の始まり!?

Season1▶︎『シングルマザーの恋愛』はコチラから

Season2▶︎『39歳、子連れ再婚の365日』はコチラから

画像：(c)Adobe Stock

あおいあん

８年間シングルマザーで、40歳を迎える前に「もう一度、女としての人生を！」と一念発起し、5歳年下の男性と再婚（事実婚）。中学生になった息子と、伴侶を亡くした父親と実家暮らし中。
▶︎インスタグラム：@shinmama_aoian