リアルな再婚ストーリーをお届けします
こんにちは。シングルマザー歴8年を経て、5歳年下の彼氏と再婚を決めた39歳会社員のあおいあんです。8年前、元夫と離婚し、シングルマザーとして8年過ごしてきました。が、40歳を目前にし「このまま1人でいいの?」と不安になり、まずは恋人作り!と重い腰を上げました。久しぶりの恋愛、しかも子持ちとなるとなかなか上手くいかないこともあり…。(そんな葛藤や忘れかけていた恋心が綴られた「シングルマザーの恋愛」もチェックしてみてください)今の自分には、恋人より息子が大切で、恋と子育てを両立することができないと感じている中現れた男性。その男性が今回の再婚相手となりました。バツイチで、しかも小学校6年生になる息子を連れての子連れ再婚になります。嬉しさ半分、不安半分でのスタート。そんなリアルな再婚ストーリーをお届けできたらなと思います。
▲あん
では、私の新しい家族を紹介します。
再婚相手は34歳の「臣斗くん」。この4月に独立し、いわゆるベンチャー企業の経営者に。彼は婚姻歴&子どもナシ。性格は明るく、ポジティブで気取らない人。
▲臣斗くん
息子の「蓮」は小学校6年生の生意気盛り。蓮が3歳の時に元夫と離婚しているので、パパという存在をあまり感じたことはないかもしれない。性格は男子にありがちなお調子者で、おふざけをして目立っちゃうタイプ。ちなみに一丁前に結衣ちゃんという彼女がいます。
▲蓮
そして私の両親は「THE昭和夫婦」を絵に描いたような人達。父は会社員で、寡黙な方だと思うが、口癖は「一家の長だから~」と何かと権威をアピールしてくる人。母はそんな父を支えるべく、我慢し尽くす専業主婦。完璧すぎるほど家事や育児に取り組んできたため、小さい頃から私への躾には厳しく、大人になった今でも釘を刺してきます。しかし最近、癌が見つかり母の厳しさも下火になってきたかも。
臣斗くんと私は再婚とはいえ、今のところ事実婚の形をとっています。それはお付き合いをしていた時から、彼氏&彼女という形に囚われず、事実恋愛という形でお互いの責任の元、大切な人として関係を育んできたから。しかし、臣斗くんからプロポーズがあった際、籍を入れることも提案され一旦保留にしている状態。正直、一度結婚に失敗していると、結婚に対して臆病になっていたり、万が一離婚をしたら今度は蓮の記憶に残り辛い思いをさせてしまうなど、慎重になっている状態なんです。
そして、臣斗くんが結婚を申し込んでくれたきっかけのひとつに母の病気があります。母の癌はステージⅢで、あまり楽観視できるような状態ではないこと。そんな母に安心して治療に専念してもらいたいとのことから、実は付き合って3か月というスピード婚なんです。母のために結婚を早めようと言ってくれたのは臣斗くんだったのですが、私的にはもう少し時間が欲しかったというのが正直なところ。
蓮は臣斗くんが父親になることに対して違和感がないというか、遊び相手が増えるラッキー!程度の軽いノリで受け入れています。このことも私的にはちょっと引っかかるところ。という訳で、日本ではまだまだ珍しい事実婚でのスタートですが、籍を入れることを前向きには考えています。
結婚を機に変わったこともあります。今まで勤めていた会社を辞め、臣斗くんの経理を手伝うことになりました。これも母の看病を見据えて臣斗くんが提案してくれました。経理であれば毎日会社に出勤しなくても大丈夫だし、母の通院や今まで母がしてくれていた家事に時間を回せるからと。ありがたい提案に私以上に父が感謝をしていました。
そしてしばらくは平日は実家で過ごし、休日は臣斗くんの家で過ごすという形を取りました。平日は私が母の面倒を見て、土日は仕事が休みの父が見れるように。というのが建前で、私的には臣斗くんと蓮が本当にうまくやっていけるか心配だったので、まずは週2日から慣らしていきたい。結婚しました→同居します→ストレスの毎日を避けたかったから。
婚約指輪はあるものの、新居も結婚指輪もない婚姻届すら提出していない状態でのスタートとなりますが、私たちの新しい家族の珍道中をお届けしますのでお付き合いいただけると幸いです。
あおいあん
契約社員でメーカー勤務、現在38歳のシングルマザー。高学年になりちょっと生意気になった10歳の息子と実家に出戻り。40歳を前に「もう一度、女としての人生を!」と一念発起。離婚をしてから7年という恋愛ブランクを埋めるべく奮闘し、5歳年下の彼氏と再婚を決めた。
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