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2024.10.12

iPhoneでQRコードを読み取るには?専用アプリを使わずに操作も簡単

最近は、QRコードで情報を提供するケースが増えています。iPhoneの基本的な機能を使って、紙に印刷されたQRコードや、Webページ、メールなどのQRコードを読み取る方法を解説します。一度覚えれば、さまざまなシーンで役に立つでしょう。

iPhoneの外にあるQRコードを読み取る

コードスキャナーやカメラは起動の手間が少なく、外出先のポスターや商品のQRコードをお手軽に読み取れます。

コードスキャナーでQRコードを読み取る方法と設定

コードスキャナーを開くには、アプリを避けながらホーム画面に指で軽く触れます。ホームボタンのある機種は画面の一番下から上へ、ない機種はバッテリー表示のすぐ下から下へ向けて動かしましょう。

コントロールセンターが開くので、「コードスキャナー」をタップします。表示された白い枠にQRコードを納めると、自動で読み取ってSafariへ移動できます。

ホーム画面の決まった場所以外に触れると、違うメニューが出てくるので注意が必要です。

コントロールセンターにコードスキャナーが表示されないときは、設定変更しておくと便利です。変更するには、設定アプリから「コントロールセンター」を開きます。

「コードスキャナー」の左横にあるプラスマークをタップすると、コントロールセンターでスキャナーが表示されるようになります。

カメラでQRコードを読み取る方法と設定

まず、カメラアプリを起動します。自撮りモードになっているときは、バックカメラに切り替えます。次に、目的のQRコード全体をカメラ画面に入れましょう。

枠が表示され、QRコードが自動で認識されます。カメラに写ったQRコードの下に、黄色いリンク表示が出るのでタップすると、Safariでリンク先のページが開かれます。

カメラでQRコードを読み取れない場合は、設定を確認してみてください。設定アプリから「カメラ」を開き、「QRコードをスキャン」をオンにすれば解決です。ロック画面からカメラアプリを開くこともできます。

WebページやメールからQRコードを読み取る

状況によっては、Webページや送られてきたメールから、QRコードを読み取らなければならないこともあります。そんなときは、Safariが便利です。写真化すれば、さまざまな形式の書類からQRコードを読み取れます。

SafariでQRコードを読み取る方法と設定

Safariで閲覧しているWebページのQRコードを読み取るには、QRコードを長押しします。QRコードを長押しするときは中央辺りを押しましょう。下の画像のように、開いたメニューから「開く」または「QRコード」をタップします。

メニューで「QRコード」をタップした場合は、さらに「開く」をタップすれば、リンク先のページに飛べます。

メールに含まれているQRコードを読み取る方法も、途中まで一緒です。QRコードを長押しし、メニューを下へスクロールします。

このとき、まっすぐ上へ指を動かさないと、指示がリセットされてメニューが消えてしまうので気を付けてください。「Safariで開く」を選ぶと、指定先のページに移動できます。

WebページやメールのQRコードを読み込めないときは、設定の確認が必要です。設定アプリから「一般」をタップし、「言語と地域」をタップします。

下へスクロールして、「テキスト認識表示」をオンにすれば、WebページやメールのQRコードを読み込めるようになるはずです。

写真にしてQRコードを読み取る方法と設定

読み取りたいQRコードの載ったページなどを開いて、スクリーンショットを撮影しましょう。写真アプリからスクリーンショットを開きます。

QRコードを長押しするとメニューが開くので、下の画像のように「Safariで開く」を選んでください。

スクリーンショットの撮り方は、以下の通りです。

・Face ID搭載モデル:音量を上げるボタンと、反対側のサイドボタンを同時押し
・Touch ID搭載モデル:正面下のホームボタンと、サイドまたはトップのボタンを同時押し

自分の機種に合った方法で、スクリーンショットを撮りましょう。

SafariではなくGoogleを使いたい場合

コードスキャナーなどを使用すると、Safariアプリが開かれる設定になっています。普段からGoogleやGoogle Chromeを使っている人には、Googleレンズの方が便利かもしれません。

GoogleレンズでQRコードを読み取る

GoogleサイトまたはGoogle ChromeサイトからQRコードを読み取るには、検索バーの右端にある「Googleレンズアイコン」をタップします。

Googleレンズが開くので、QRコード全体が画面に入るようにしましょう。出てきたアドレスか、虫眼鏡マークの「検索アイコン」をタップすると、リンク先のページに飛べます。

Googleレンズを使うと、QRコード以外にも、撮影した植物や書籍から類似情報を検索し、関連したWebページに飛べます。

QRコード専用のアプリをわざわざダウンロードしなくても、iPhoneにもともと備わった機能を使えば、オフライン・オンラインそれぞれのQRコードを読み取れます。操作を覚えて、事務手続きなどを簡単にしましょう。

メイン画像・アイキャッチ/(c)AdobeStock

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