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2025.09.15

iPhoneはケースなしで使える? ケースなしが向くパターンと注意点

これまでiPhoneのケースを使っていたけれど、本当に必要なのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。iPhoneをケースなしでも使える理由や、ケースを使わない方がよい場合を紹介します。ケースなしでiPhoneを使うとき、気を付けたいポイントもチェックしましょう。

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iPhoneはケースなしでもOK?

ケースはiPhoneの必需品だと思っている人もいるかもしれません。ただ、iPhoneはケースなしでも使右ことはできます。その理由とは何なのでしょうか。iPhoneの性質やスペックから、理由を解説します。

ケースなしの方が熱がこもりにくい

iPhoneのバッテリーは、リチウムイオンバッテリーを採用しています。リチウムイオンバッテリーはリチウムイオンが移動することで放電する電池です。iPhoneをはじめとしたスマートフォンやパソコンなど、身近な電化製品に活用されています。

小型で軽量・繰り返しの充電によるバッテリーの劣化が少ないなど多くのメリットがありますが、熱に弱いのがデメリットです。本体が熱くなるとバッテリーの寿命が短くなってしまいます。

Apple公式によると、iPhoneの最適な温度範囲は16〜22℃だそう。温度範囲を大きく超えないためには、放熱しなければなりません。しかしケースを付けると熱がこもりやすくなり、バッテリーの寿命が短くなる可能性があります。

バッテリーを長持ちさせるという意味では「ケースなしでも使える」というより「ケースなしの方がベター」といえるかもしれません。

素材が丈夫で壊れにくい

iPhoneの耐久性はモデルが新しいほど高くなっている傾向にあります。iPhone SE(第3世代)を除くiPhone 12以降の前面に使われているのは、Ceramic Shield(セラミックシールド)という耐久性の高い素材です。セラミックシールドはガラスより耐久性が高く、相当の衝撃がなければ割れることはないといわれています。

また、ケースを使ったとしても、着脱時に傷が付いたりケースとiPhoneの間に入った異物で前面が傷付いたりする可能性も。新しいモデルであればあるほど、画面の防護目的でケースを使う必要性はなくなっているといえるかもしれません。

iPhoneをケースなしで使った方が良いパターン

ケースなしでもiPhoneは十分に使えそうであることが分かりました。ただ、デザイン面や扱いやすさの好みなど、性能以外の面でもケースなし・ありどちらが向くかが変わってくるといえます。

まず、iPhoneをケースなしで使うのが向いていると考えられるパターンを見てみましょう。

iPhoneを操作する女性の手元の写真
(c)Adobe Stock
iPhoneをケースなしで使った方が良いパターン
  1. iPhoneそのもののデザインが好き
  2. iPhoneをコンパクトに扱いたい

iPhoneそのもののデザインが好き

iPhoneケースにはさまざまなデザインのものが展開されています。本体だけでは味気ないと思う場合には、デコレーション目的で使うのもよいでしょう。

ただ、透明ケース以外は本体の色やデザインを隠してしまい、iPhoneそのものの外観を楽しめません。近年のiPhoneはデザイン性も高く、ケースなしで使った方がかっこいいという声も。「ケースで隠してしまうのはもったいない」と感じる人も多いようです。

iPhoneをコンパクトに扱いたい

できるだけiPhoneをコンパクトに扱いたい場合も、ケースなしの使用が向いているといえます。モデルにもよりますが、かなり大きめサイズのiPhoneも少なくありません。iPhone 16 Proは縦の長さが約15cm、横幅が7cm強です。

厚さは8.25mmと薄くなっていますが、手の小さい人だと扱いにくい可能性も考えられるでしょう。その上ケースを付けると縦横の寸法も厚みも増し、さらにかさばります。手が小さくて大きいiPhoneが操作しにくい、ポケットに入れるとき厚みが気になるという場合はケースなしで使うのも一つの方法といえそうです。

iPhoneをケースなしで使うときの注意点

iPhoneをケースなしで使うメリットは多く挙げられます。ただ、これまでケースを使っていたなら特に、気を付けたいポイントをチェックしていきましょう。扱い方によっては、落としたり画面が傷付いたりするリスクも考えられます。

大小ふたつのiPhoneが並んでいるイメージ画像。両方ともホーム画面が写っている
(c)AdobeStock

ケース使用時と比べて落としやすくなる

iPhoneケースの中には、元々ストラップが付いていたり、後からストラップを付けられるように穴が空いていたりするものも展開されています。ストラップを付けてiPhoneケースを使っていた場合、ケースなしにすることで落としやすくなる可能性が否定できません。

ケースなしでの落下防止策には、ストラップ(スマホショルダー)を使う方法があります。両手が空くというメリットもあり、使用する人が増えている傾向に。スマホショルダーは安いものなら数百円程度から購入可能です。

ストラップを付けるのに抵抗があるなら、外に出るときはガジェット用ポーチなどに入れて持ち運ぶのも一つの手段でしょう。

見つけにくくなる

これまでiPhoneケースを使っていた場合、iPhoneの存在をケースの色で認識していることもあるでしょう。本体のみにしてしまうと色が変わり、見つけにくくなるかもしれません。特に派手な色のケースを使っていた場合は注意が必要です。

人間は目に入った情報全てをすぐ認識できるわけではありません。iPhoneを探しているとき普段と色が違うと、「目には入っていても認識していない」という状態も起こり得ます。

家の中でもiPhoneが行方不明になりやすいという人は、見つかりにくくなる可能性を考慮しておきましょう。Apple Watchを持っているなら、iPhoneの場所を音で教えてくれる機能を使うという対処法があります。

使い方によっては保護フィルムやコーティングが必要

iPhoneは最新機種ほど耐久性が高く、簡単には割れないとされています。とはいえ、よく落とす・摩擦が大きい環境で使うという場合は前面や背面に細かい傷が付くことがあります。

ケースなしでも細かい傷付きを防ぐには、保護フィルムやコーティングを活用しましょう。特に古い機種を使っているなら、保護の必要性が高いといえます。

保護フィルムは段差が気になる場合もありますが、手軽に貼れていつでも剥がせるのがメリットです。コーティングは段差を作らず滑らかに仕上げられますが、一度塗ったら剥がせません。

まとめ

POINT

  • iPhoneは耐久性が高くバッテリーが熱に弱いため、ケースなしの使用でも問題ない
  • 本体の外観を楽しみたい、できるだけコンパクトに扱いたいという場合はケースなしでの使用がおすすめ
  • ケースなしでiPhoneを使うときは、落としやすくなる・細かい傷が付くことがあるといった注意点への対策が必要

ケースを使っている人が多いからといって、必ずしもiPhoneにケースを付ける必要はありません。バッテリーを長持ちさせたい、本体のデザインに満足しているというならケースなしの方がよい場合もあるでしょう。

メイン・アイキャッチ画像:(c)AdobeStock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
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