Wordでの目次の作り方
Wordで目次を作るには、どの方法で設定するかを考えなければなりません。まずは、目次作成方法の主な種類について解説します。
Wordの目次の作り方は主に2種類ある
Wordでの目次の作り方は、「手動」と「自動」の2種類あります。手動作成目次は、Wordでの見出し設定とは無関係に使える目次の設定方法です。
自動作成の目次は見出しを目次化する設定方法で、見出し設定をしているときに役立ちます。どちらを選ぶかは、内容に応じて検討しましょう。
手動でWordの目次を作る手順
手動でWordの目次を作るときには、「目次メニュー」を使います。目次が完成するまでの手順と流れを見ていきましょう。
参考資料タブ内の目次メニューをクリック
手動で目次を作るときは、まず上部のタブから「参考資料」を選択し開きます。次に、画面端の「目次」をクリックし、設定メニューを表示させましょう。

「手動作成目次」をクリックし内容を入力
目次の設定メニューを開くと、下部に「手動作成目次」が表示されます。
「手動作成目次」をクリックすると、Wordの画面内に目次が表示されます。章のタイトルやページを入力していき、目次を完成させましょう。
手動作成目次の場合、目次を作ってから本文を作り始めるなど、自由度の高い作業が可能です。
自動でWordの目次を作る手順
Wordでは、自動で目次を設定できます。すでに内容の作成が終わっていて、見出しを設定しているときに使うと、時短が可能です。設定の手順を確認しましょう。
Wordの本文に見出しを設定
自動で目次を作るには、Word本文に「見出し」を設定しなければなりません。以下の手順で見出しの設定ができます。
1.ホームタブを開き、見出し設定したいWord本文にカーソルを合わせる
2.「スタイル」内の「見出し」(設定したいレベルの数字を選択)をクリックする
ホームタブを開くと、「スタイル」内に「見出し1」「見出し2」「見出し3」などのスタイルが用意されています。
Word本文の「見出し」を設定したい箇所にカーソルを合わせ、スタイル内の「見出し」をクリックすると、本文内に見出しが設定できます。
見出しを設定した後は、目次作成に進みましょう。
目次メニューから設定する
参考資料タブを開くと、目次メニュー内に「自動作成の目次」が表示されます。自動作成の目次は2種類あるため、好みによって選択しましょう。
以下の手順で、目次の設定ができます。
1.参考資料タブを開き、「目次」をクリック
2.自動作成の目次1(または自動作成の目次2)をクリックする
「自動作成の目次」をクリックすると、Word画面内に見出しとページ数を反映した目次が作成されます。
Wordでの目次作成に関するQ&A
Wordで目次作成が終わった後に編集をする場合、どのような方法があるのでしょうか?削除・更新の手順や、リンク設定について解説します。
目次を削除したいときはどうする?
目次を削除したいときは、作成した目次の上部にあるメニューを開きます。以下の手順で削除しましょう。
1.目次左上にあるメニューを開く
2.メニュー内の「目次の削除」をクリックする
メニューを開くと、最下部に「目次の削除」が表示されるため、クリックしましょう。
削除が反映されると、Word本文から目次が消えます。
作成した目次を更新する方法は?
Word本文や見出しの内容が変わったときは、作成した目次上部の「目次の更新」メニューを開きましょう。以下の手順で更新ができます。
1.目次上部の「目次の更新」をクリック
2.メニューが表示されるため、更新したい範囲の項目にチェックを入れ、「OK」をクリック
画像の例では、「ページ番号だけを更新する」ケースを紹介しています。チェックを入れ、「OK」をクリックしてみましょう。
編集によってページ数が変わっていた場合、内容が更新されます。
目次にリンク設定はできる?
Wordで目次を作成すると、画面横の「ナビゲーションバー」や[Ctrl]キー+クリックで該当箇所に移動できます。
もし、クリックだけで該当箇所へ移動したい場合は、追加の設定が必要です。以下の手順で設定しましょう。
1.ファイルタブを開く
2.「オプション」をクリック
3.「詳細設定」を開き、編集オプション内の「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する」のチェックを外す
4.「OK」をクリックする
画面上部の「ファイル」をクリックすると、メニューが表示されます。
下部にある「オプション」をクリックしましょう。
詳細設定を開くと、編集オプション内に「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する」が表示されるため、チェックを外して「OK」をクリックします。
設定が反映されると、目次の上でクリックするだけで該当箇所へ移動できます。
Wordでは、簡単に目次の作成が可能です。主な方法として、手動作成目次と、自動作成の目次の2種類があります。見出しが設定されているなら、自動で目次が作成できる自動作成の目次が適しています。目次作成機能を活用して、資料の目次を素早く作成しましょう。
あわせて読みたい