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LIFESTYLE スキルアップ

2025.03.13

「謝る」ための基本|謝罪時に使える例文や「誤る」との違い、誠意を伝える方法を紹介

謝罪は、ビジネスにおいて信頼関係を築くための重要なスキルです。本記事では、職場で適切に謝罪するための表現や誠意が伝わる謝罪の方法について解説します。

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謝罪は、ビジネスにおいて信頼関係を築くための重要なスキルです。しかし、言葉選びを誤ると、誤解を招いたり、逆効果になってしまうことも…。そこで、本記事では、職場で適切に謝罪するための表現や誠意が伝わる謝罪の方法について解説します。

謝るための基本|謝罪時に使える例文も紹介

謝罪の際に使う言葉には、フォーマルな場に適した表現と、カジュアルな場で使える表現とがあります。状況に応じた言葉選びを意識し、適切な謝罪ができるようにしたいですね。

お辞儀する男女

(c) Adobe Stock

上司や取引先に対して「謝る」際の適切な言い方

上司や取引先に対して謝罪する際には「すみません」や「ごめんなさい」よりも、「申し訳ございません」という方が丁寧です。重大な過失の許しを得る際には、「お詫び申し上げます」というのが適切でしょう。自分の気持ちを言葉や態度に表す意味が強く、改まった言い方になりますよ。

メールで謝罪を伝える場合には、「心よりお詫び申し上げます」「この度はご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」などの定型文を押さえておくと安心です。何より相手の立場や状況を踏まえた上で、適切な謝罪を行うことが大切ですよ。

参考:『デジタル大辞泉』(小学館)

謝罪時に使える例文

ビジネスシーンで使える様々な謝罪フレーズを、状況別に紹介します。

社内メールでの謝罪例(ミスが発生した場合)

件名: 【お詫び】□□の誤記について
本文:
お疲れ様です、〇〇部の◯◯です。
△△の件につきまして、私の確認不足により誤った情報をお伝えしてしまいました。
ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
正しい情報を以下に記載いたしますので、ご確認いただけますでしょうか。
今後はチェック体制を強化し、同様のミスを防ぐよう努めます。
引き続きよろしくお願いいたします。

取引先への謝罪例(納期遅延の場合)

「この度は、納品が予定より遅れましたことを深くお詫び申し上げます。
現在、早急に対応を進めており、◯月◯日には納品できる見込みです。
今後は、スケジュール管理を徹底し、同様の事態を防ぐよう努めます。
ご不便をおかけいたしますこと、重ねてお詫び申し上げます。」

社内会議での謝罪例(判断ミスがあった場合)

「本件に関して、私の判断が十分ではなく、皆様に混乱を招いてしまいました。
ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
今後は情報収集と確認を徹底し、慎重な判断を心掛けます。」

部下への謝罪例(誤った指示を出した場合)

「先ほどの指示について、誤解を招く表現がありました。
結果として混乱を生じさせてしまい、申し訳ありません。
私の説明が至らなかったため、改めて正確な情報をお伝えします。」

クライアント対応での謝罪例(不手際があった場合)

「先ほどの対応において、ご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
適切な対応ができるよう改善策を検討し、再発防止に努めます。」

【ポイント】
•「申し訳ございません」 はフォーマルな謝罪表現として幅広く使えます。
•「お詫び申し上げます」 は、特に重要な謝罪の場面で用いると誠意が伝わりやすいでしょう。
•「ご迷惑をおかけしました」 は、相手への影響を考慮した謝罪表現として有効です。
•「今後は〜を徹底します」 といった改善策を述べることで、単なる謝罪ではなく、前向きな対応を示せます。

「謝る」と「誤る」の違いとは? 使い分けのポイント

「謝る」と「誤る」は、どちらも過ちに関連する言葉ですが、それぞれの意味や使われ方には違いがあります。ポイントを整理していきましょう。

頭を抱えるひと

(c) Adobe Stock

「謝る」と「誤る」の語源と意味の違い

「謝る」と「誤る」の語源は、じつは一緒なんです。驚きですよね。しかし、意味に違いがあります。以下で確認していきましょう。

「謝る」は、相手に対して悪かったと思い、許しを願う際に使われる言葉です。一方、「誤る」は、判断や選択が適切でなかったことを表現する際に使われることが多く、謝罪の意は含みません。

例えば、「情報を誤る」や「判断を誤る」という表現は、判断が適切でなかったことを示します。対して、「誤った情報を伝えた場合には、謝る必要がある」といった形で、状況によって「謝る」と「誤る」を関連付けることもありますよ。

「誤る」と「間違える」の違いも押さえよう

「誤る」と「間違える」は、両方とも「やりそこなう」という意味で使われます(例:「計算を誤る」「計算を間違える」は同じ意味)。

しかし、ニュアンスには違いがあります。「間違える」は、本来選ぶべきものとは異なるものを選んでしまう場合に使われ、例えば「道を間違えた」というように、単純な選択ミスを表します。一方、「誤る」は、正しい方法や方向を選ばず、望ましくない結果を招くことを意味します。「道を誤る」という表現は、単なる道順のミスではなく、人生の進むべき方向を誤るという深刻な意味合いを持ちます。

このように、「間違える」は比較的軽いミスを指すのに対し、「誤る」は重大な判断ミスや道を踏み外すことを表すことが多い点が違いとして挙げられますよ。

参考:『デジタル大辞泉』(小学館)

「謝ることができる人・できない人」の特徴

すぐに謝る人もいれば、なかなか謝ることができない人もいます。その違いは、何でしょうか? 心理的・行動的特徴を整理します。

「謝ることができない人」の特徴

謝罪が苦手な人には、いくつかの心理的要因が考えられます。その一つが、「謝ること=自分の非を全面的に認めること」 という意識です。このような考えを持つ人は、謝罪によって自分の立場が弱くなると感じたり、相手に責められることを恐れる傾向があります。

また、過去の経験が影響することもあるようです。例えば、謝罪しても相手に許してもらえなかった経験があると、「謝っても意味がない」という認識につながることがあります。さらに、プライドが高く、自分の非を認めることに抵抗を感じる人も、謝罪を避ける傾向があるでしょう。

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