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LIFESTYLE レシピ

2025.05.23

ココアパウダーの代用は身近なものでOK!味・用途も徹底比較

ココアパウダーがないときは、どのようなものが代用品になるのでしょうか。身近にある代用品を、ココアパウダーとの比較を交えて紹介します。味や仕上がりの違いを理解して調整しながら、あきらめたくないお菓子作りに代用品を活用しましょう。

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手軽にそろうココアパウダーの代用品5選

ココアパウダーをスプーンに乗せている写真

(c)Adobe Stock

ココアパウダーは発酵・乾燥させたカカオ豆を焙煎してすりつぶし、カカオマスからカカオバターを取り除いて粉末にしたものです。お菓子やドリンクのレシピでよく見かける材料ですが、「家にない」ということも少なくありません。

ただ、ココアパウダーは下記のように、家にあるもので代用することも可能です。

ココアパウダーの代わりに使える5つの身近な食材を紹介します。

ミルクココア

砂糖や乳成分が加えられたミルクココアは、クッキーやホットドリンクなどに使う場合、ココアパウダーの代用品として手軽に活用できます。粉末状で水分を含まず、そのまま生地や飲み物に混ぜ込める点が扱いやすさのポイントです。

ただし、ココアパウダーに比べてかなり甘く、カカオの香りはやや控えめになっています。甘さが重要なレシピでは、砂糖の分量を控えるなどの工夫が必要となります。

細やかな味よりも、見た目や仕上がりの雰囲気を再現したいときの代用に適しているでしょう。

ブラックの板チョコ

ガトーショコラや蒸しパンなど、生地にしっかりと練り込むタイプのレシピでは、ブラックの板チョコがココアパウダーの代用品としておすすめです。カカオの含有量が高く、甘さが控えめなものを選ぶと味を近づけやすくなります。

使用する際は、細かく刻んでから湯煎で溶かすのがポイントです。均一に混ぜやすく、焼き上がりの仕上がりにもムラが出にくくなります。チョコの種類によって甘さや油分の量が異なるため、レシピに応じてチョコの量やほかの材料とのバランスを調整しましょう。

チョコレートシロップ

アイスやケーキにカカオの風味を加えたいときは、市販のチョコレートシロップを使うのも一つの手です。チョコレートシロップを買ったものの、あまり使わず冷蔵庫に眠らせているという家庭も多いかもしれません。

液体状なのでトッピングとしてそのまま使えるほか、ドリンクや焼き菓子の生地に混ぜ込むこともできます。ただしココアパウダーに比べて水分が多く、甘みもかなり強めです。

焼き菓子に使う場合は、水分量や糖分のバランスを調整しないと仕上がりの食感や味に影響が出てしまいます。風味よりも手軽さを優先したいときに便利な代用アイデアです。

インスタントコーヒー

苦みと香ばしさのあるインスタントコーヒーは、大人向けのアレンジに使えるココアパウダーの代用品です。ラテ風のドリンクやビターなスイーツに仕上げたいときに適しています。

ココアパウダーと同じく甘みが加えられていないため、砂糖の量を調整しなくてよい点がメリットです。また、水に溶けやすく生地に均一に混ざるので、焼き菓子に使うときの扱いやすさにも優れています。

コーヒー独特の風味になるため味の印象は変わりますが、アレンジを楽しむ気持ちで取り入れてみるのもよいでしょう。

きな粉

きな粉は、風味こそココアパウダーとは異なるものの、香ばしさと素朴でやさしい風味を加えられる代用品です。和風のお菓子にアレンジしてもよいという場面では、ココアパウダーの代用として十分に使えます。

見た目はベージュ系でココアパウダーよりもかなり色が薄くなりますが、風味に変化を付けたいときには良い選択肢です。

きな粉はヘルシーなイメージがあるかもしれませんが、ココアパウダーよりも脂質が多く、カロリーが高い点には注意しましょう。ただし、きな粉の方が高タンパク・低糖質ではあるため、糖質制限中の人にはおすすめです。

代用品それぞれの特徴やおすすめの用途

カカオの実と板チョコ、パウダーの写真

(c)Adobe Stock

ご紹介してきた代用品とココアパウダーには、風味や使いどころに違いがあります。味や色合い・おすすめ用途をまとめました。

ミルクココア

・味の特徴(ココアパウダーとの比較):甘い
・色合い(ココアパウダーとの比較):薄め
・おすすめの用途:クッキー・ドリンク

板チョコ

・味の特徴(ココアパウダーとの比較):濃厚
・色合い(ココアパウダーとの比較):濃い
・おすすめの用途:ケーキ・蒸しパン

チョコレートシロップ

・味の特徴(ココアパウダーとの比較):甘いがカカオの風味は控えめ
・色合い(ココアパウダーとの比較):薄め
・おすすめの用途:トッピング・ドリンク

インスタントコーヒー

・味の特徴(ココアパウダーとの比較):苦みがあって香ばしい
・色合い(ココアパウダーとの比較):薄め
・おすすめの用途:大人スイーツ・カフェ系

きな粉

・味の特徴(ココアパウダーとの比較):和風で素朴
・色合い(ココアパウダーとの比較):かなり薄め(ベージュ系)
・おすすめの用途:和風菓子・焼き菓子

仕上がりのイメージに近いものを選びながら、レシピや好みに合わせて調整してみましょう。

ココアパウダーを代用するときの注意点

注意マークにルーペを当てている写真

(c)Adobe Stock

代用品を使えば、手元にココアパウダーがなくてもお菓子作りを楽しむことが可能です。ただし、風味や性質が異なるため注意したいポイントもあります。特に味や仕上がりに関わる要素は、事前にしっかり把握しておきましょう。

レシピどおりに作っても同じ味にならない

代用品は、それぞれ甘さ・苦み・香りが異なります。ココアパウダーのつもりで同じ分量を加えても、レシピどおりの味に仕上がりません。

たとえばインスタントコーヒーやきな粉は甘みがない一方、ミルクココアやチョコレートシロップは甘さが強いため、砂糖の量を減らすなどの工夫が必要です。また、チョコレートシロップのように甘さだけが際立つタイプは、量を控えるとカカオの風味が物足りなくなることもあります。

味の違いをあらかじめ理解しておくと、レシピに沿いながらも納得のいく仕上がりに近づけやすくなるはずです。

焼き菓子に液体を使うときは水分量に注意

チョコレートシロップや水に溶かしたインスタントコーヒーを焼き菓子に使うときは、水分量のバランスにも気を配る必要があります。

水分が多すぎると生地の油分と分離しやすく、焼き上がりにムラが出たり食感が変わってしまったりすることが少なくありません。液体を加えるときは材料を常温に戻し、よくかき混ぜてしっかり乳化させると失敗を防ぎやすくなります。

材料同士の温度を近づけながら、少しずつなじませていくのがポイントです。

ココアパウダーの代用品は身近にある

お菓子作りの道具と材料の写真。砕いた板チョコも置かれている

(c)Adobe Stock

ココアパウダーが手元になくても、ミルクココアや板チョコ・インスタントコーヒーなど、身近な材料でも代用は可能です。代用品ごとの風味や性質を理解しておけば、無理なく仕上がりを調整できます。

少しの工夫で、ドリンクにも焼き菓子にも応用できるのが代用の魅力です。特別な材料を買いに行かなくても、身近な代用品をドリンクや焼き菓子などに幅広く活用してみましょう。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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