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2025.09.01

夜の外干しは臭いや虫のリスクも|注意したいポイントをチェック!

夜に外干しをすると、洗濯物がうまく乾かない可能性があるほか、虫の付着や防犯上の不安も考えられます。とはいえ室内干しでは、においが気になるという人もいるでしょう。そこで本記事では「夜の外干しのリスク」について解説した上で、室内干しでも洗濯物をすっきり乾かすためのポイントを紹介します。

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夜の外干しはリスクが高い

ハンガーを模した黄色・赤・白の3色のネオンが光っている写真
(c)Adobe Stock

洗濯物を夜にするなら、外干しは避けるのが無難です。具体的にはどのようなリスクがあるのか、詳しく見ていきましょう。

洗濯物が乾かないためにおいが気になる

夜は昼のように太陽の光が当たりませんし、気温も低い傾向があります。季節によっては、長時間干していても洗濯物が乾ききらないかもしれません。

洗濯物が乾くまでの時間が長いと、その間に雑菌が繁殖しやすくなり、生乾きのイヤなにおいにつながります。外干ししたにもかかわらず、洗濯物のにおいが気になることもあるでしょう。

虫が付く可能性がある

夜に洗濯物を外干しすると、虫が付着するかもしれません。なぜなら、虫は光に反応して移動する走行性という性質を持っているためです。

特に、明るい色の洗濯物は虫には光って見えるため、集まってくるおそれがあるアイテムといえます。さらに時期によっては、集まってきた虫が洗濯物に卵を生みつけることも考えられるでしょう。

防犯上の不安がある

洗濯物を夜に外干しすると、防犯面でも心配です。中でも、1階や道路から見える場所での外干しには要注意です。

夜は人通りが少なくなり、周りからも見えにくくなるため、外干ししている間に洗濯物が盗まれるかもしれません。また、放火の被害に遭う危険もあります。

たとえ洗濯物には被害がなくても、外干しによって「夜中家にいないようだ」と悪人に誤解されるなどして、その後の被害につながることだってあり得るのです。

天気の変化に気付きにくい

外干ししたまま寝ると、雨が降ってきても気付きにくいのもデメリットです。寝ている間の急な雨で、洗濯物が濡れてしまう可能性があります。

雨水には、ちりやほこりに加えて、工場や自動車から排出された硫黄酸化物・窒素酸化物、花粉・黄砂などが含まれており、あまりきれいな水とはいえません。また、雨の勢いでベランダや庭の汚れが跳ね上がり、洗濯物に付着することもあります。

雨に濡れたまま干すと洗濯物が汚れていることもあるため、もう一度洗濯しなおさなければならず、余計な手間が増えるかもしれません。

夜の洗濯物は室内干しが安心

部屋干し中の写真
(c)Adobe Stock

夜に洗濯物を干すなら、外干しより室内干しが安心です。ただし室内干しだと、生乾きのにおいが気になることもあるでしょう。

気になるにおいを抑えるコツは、早く乾かして菌の繁殖を防ぐことです。ここでは、室内干しで洗濯物を早く乾かすコツをチェックしましょう。

アーチ干しで乾きやすく

洗濯物を素早く乾かすには、できるだけ空気に触れやすくするのがポイントです。室内干しで洗濯物が空気に触れやすくなるには、外側に長いものを、中央に向かって短いものを干す「アーチ干し」が向いています。

アーチ干しをするときには、洗濯物同士を離して空気の通り道を作ることも意識すると、より乾きやすくなります。ポケットのある服やフードのある服などは、裏返したり干す向きを変えたりして、できるだけ生地が重ならないようにするといった工夫もしましょう。

洗濯物に風を送る

早く洗濯物を乾かすには、風を当てるのも有効です。扇風機やサーキュレーターを使えば、洗濯物がより早く乾きやすくなります。さらに首振り機能も活用すると、全体にまんべんなく風を送りやすくなるはずです。

ただし室内の湿度が高いと、洗濯物に含まれている水分の行き場がなく、なかなか乾かないかもしれません。風を送ると同時にエアコンや除湿機を使って、室内の湿度を下げることも意識しましょう。

部屋の中央で干す

空気の動きがある場所に洗濯物を干すのも、室内干しで素早く乾かすコツです。部屋の中でも壁際は空気の動きが少なく湿気がたまりやすいため、洗濯物が乾きにくくなってしまいます。

できるだけ早く洗濯物を乾かすには、空気の動きがある部屋の中央、部屋と部屋の間、部屋と廊下の間にある鴨居などに干すのがポイントです。冷たい空気と湿気がたまりやすい「低い場所」よりも、暖かく湿度も低い「高い場所」に干すことも意識しましょう。

干す場所が壁際にしか確保できない場合には、途中で洗濯物の上下や向きを変えるのも有効です。

まとめ

夜の外干しには、乾きにくい・虫が付きがち・盗難や放火などの恐れ・急な雨で濡れるなどのリスクがあります。〝夜に洗濯をしたいけれど、このようなリスクは回避したい〟という場合は、室内干しがおすすめです。

乾きにくいイメージが強い室内干しですが、工夫次第で早く乾かすことができます。アーチ干しで洗濯物が空気に触れやすいようにしたり、扇風機やサーキュレーターで洗濯物に風を送ったり、空気の動きがある部屋の中央に洗濯物を干すなどして、イヤなにおいとおさらばしましょう。

干し方を工夫して夜に洗濯物を済ませることができれば、忙しい朝の時間の有効活用につなげられるはずです。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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