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2025.09.05

服についたガムはどうやって取る?経過時間別の簡単な方法を紹介

服にガムがついてしまうと、洗濯しても取れないケースが大半です。では、どうすれば服についたガムを取れるのでしょうか? ついてすぐの場合、時間がたった場合別に効果的な方法を紹介します。靴についたガムの取り方もあわせて解説していますので、出先で困ったときの参考にしてみてください。

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服についたガムの取り方【ついてすぐの場合】

ズボンの後ろポケットにガムが付着している写真
(c)Adobe Stock

服にガムがついてしまうシチュエーションは複数考えられます。たとえば自宅で子どものかんだガムを踏んで靴下についてしまった、ガムが落ちている椅子に座ってしまったという場合、比較的すぐ気付けるでしょう。このように、ガムがついて時間がたっていなければ、簡単に取れる可能性が高くなります。

氷や保冷剤などで冷やして取る

ガムは冷やすと硬くなって、粘着性が弱くなるという性質を持ちます。服にガムがついてそれほど時間がたっていなければ、冷やして取る方法がおすすめです。

氷をポリ袋に入れたものや保冷剤などで、ガムがついた部分を固まるまで冷やしてみてください。剥がすだけで簡単に取れる可能性があります。冷やす時間の目安は約10分です。

ただし、きれいに取れない場合、無理に剥がそうとするのはやめましょう。服の生地が傷んでしまいます。

短時間で冷やせるスプレーも市販されている

とにかく時間がないときは、吹きかけるだけで瞬間冷却できるスプレーを使うのも一つの手です。ガムを取るための専用スプレーでなく、夏の暑さ対策用として作られたものでもガム取りに応用できます。

どうしてもきれいに取りたいならば、冷やす以外の方法で取る「ガム取りスプレー」も多数販売されていますので、そちらを一度通販サイトなどでチェックしてみましょう。1本常備しておくと、万が一またガムがついたときに便利です。

服についたガムの取り方【時間がたった場合】

オイル差しからスプーンに油を注いでいる写真
(c)Adobe Stock

ガムがついてから時間がたっていたり、ついた時期がわからない場合は少々厄介です。時間が経過すると、ガムが服の繊維に入り込み、こびりついてしまいます。ガムがついてすぐに対処できなかったときには、どのような取り方をすればいいのでしょうか。

油で溶かして剥がし取る

いつガムがついたかわからない、ついてから時間がたっているという場合、冷やしてみて取れなければ「溶かす」方法を試してみましょう。

油で溶かせば、繊維に入り込んだガムも取りやすくなります。方法は、サラダ油などの油を少量垂らして5〜10分置き、ティッシュや柔らかい布で優しく剥がすだけ。ただし、服に油染みができた場合は油抜きが必要になってしまいますので注意してください。

油抜きの手間が惜しい、絶対に油染みは避けたいという場合は、ほかの方法を試したほうがよいかもしれません。

除光液やアルコールで溶かして剥がし取る

除光液やアルコールも、ついてから時間がたったガムを取るのに使えます。除光液の場合は、放置時間を約3分以内にして、油を使うときと同じように剥がし取りましょう。

アルコールはコットンやガーゼなどに含ませ、当て布の上から服についたガムをたたくようにして当て布に移します。アルコールを使うときのポイントは、生地が傷まないよう素早く作業することです。

除光液もアルコールも、服に油染みを残す心配はありません。しかし、革製品やプラスチックなどの素材は溶けてしまうため、この方法は避けてください。

クリーニングに出す

服についたガムがどうしても取れない場合、最終的にはプロに任せるのが確実です。クリーニング店は衣類の扱いや汚れの落とし方について、豊富なノウハウを持っています。ガムを取り切れなかったり、生地を傷めてしまったりする心配は少ないでしょう。

ただ、時間がないときにこの方法は使えません。急ぎのときは、どうしても上記の方法などを用いて自分で対処することになります。

ガム取りの価格はクリーニング店によって幅がありますので、複数のクリーニング店の価格や評判を比較して依頼先を決めるのが賢明です。

靴にガムがついたときは?

スニーカーの底についた伸びるガムの写真
(c)Adobe Stock

服だけでなく、道端に落ちているガムを踏み、靴底の凹凸にへばりついて取れなくなってしまった経験はありませんか? 靴についたガムの取り方は、状況に応じて2つ考えられます。

凹凸のないものを踏んで剥がす

靴にガムがつくのは通常屋外であり、ゆっくり取っている暇がないことも多いはず。そんなときは、凹凸がなく、靴底よりもガムがくっつきやすいものを踏んで剥がす方法が手早く便利です。

凹凸がなくて踏めるものなら、何でも構いません。例を挙げると、ポケットティッシュの袋や感熱紙でできたレシートなど、かばんに入っているものでも対処できます。

時間があるなら冷やしたり溶かしたりする

靴についた場合でも、冷やしたり溶かしたりすれば剥がれやすくなるというガムの性質は変わりません。もし出先で冷やすものを持っていて時間がある、もしくは家に着いてから取ればよいという場合、服についたときと同じように対処できます。

冷やしてみて取れないときは、油で溶かす方法を試します。油染みを避けるため(特に革靴は)靴の表面につかないよう注意してください。無事ガムが剥がれた後は、中性洗剤で洗いましょう。※革靴の場合は、専用の洗剤を使うことをおすすめします。

まとめ

クリーニング店の女性店員のイメージイラスト

(c)Adobe Stock

  1. 服について時間がたっていないガムは、冷やすだけで取れる場合が多い

  2. 服についてから時間がたったガムは、油や除光液・アルコールで溶かして取るかクリーニングに出すとよい

  3. 靴についたガムも服と同じように対処できるが、時間や使うアイテムがないときは凹凸のないものを踏んで剥がす方法がおすすめ

服にガムがついてしまうと、面倒な気持ちと同時に「やってしまった…」という後悔が生まれるかもしれません。ただ、ガムを取る方法はいくつもあります。まずは紹介した方法を試してみて、どうしても取れなければクリーニングに出しましょう。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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