「黒ショートブーツ」コーデのポイント
1. 厚底ショートブーツは全身「Iライン」を意識!
【病院薬剤師・花田彩歌さん(身長165cm)が試着】
厚みのあるソールやゴツゴツとしたトラックソールで足元にボリュームを出すのがトレンドのひとつ。メンズ感のある足元に女らしいプリーツスカートやワンピースを合わせて、ギャップを楽しむスタイルがおすすめです。高めのソールでスタイルアップできるうえ、安定感があり歩きやすいのも魅力。今までならパンプス合わせで女らしくまとめていた、レースニット×カラースカートも、あえて無骨な印象のサイゴドアブーツを合わせるのが今年らしい。
「コンパクトなニットとタイトなスカートでIラインを意識すれば、厚底ブーツもすっきり履きこなせます」(スタイリスト・角田かおるさん)
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高級感あるオイル調牛革を使用したショートブーツ。ボリュームのあるトラックソールでトレンド感を出しつつ、驚くほど軽量なのもうれしいポイント。バックファスナー付きで着脱も楽。
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2. 「スクエアトウのショートブーツ」でキレのよさをプラス
【役員秘書・飯島美穂さん(身長170cm)が試着】
通勤コードは自由だそうですが、秘書という仕事柄、きちんと感を意識しているという飯島さん。パンプス合わせも女らしくて素敵ですが、コンサバ感が強くなってしまう場合も。そんなときは、トレンドのショートブーツで足元にアクセントを。ラウンドトウよりも、辛めに振れるスクエアトウを選ぶのがポイントです。エレガントなワンピースがグッと今っぽく見えますよ。
「普段はヒールの高いパンプスを履くことが多いので、ローヒールのブーツを合わせるのが新鮮でした」(飯島さん)
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抜け感をキープできるショート丈なので、足元が重たく見える心配もなし。身長問わずだれにでも履きこなしやすいデザインです。
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3. ショート丈の「ストレッチブーツ」で今っぽさとスタイルアップを両立
【医師・増渕茉侑さん(身長155cm)が試着】
低身長さんは足元に少し肌感を残すほうがバランスを取りやすいので、ショートブーツを選ぶのは大正解!中でもおすすめなのは、トレンドのストレッチブーツ。足首にピタッと添うシルエットときれいめなトンガリトウが足元をすっきり見せてくれます。
「同じ黒のショートブーツでも、ストレッチタイプを選ぶと、足元が華奢に見えるんですね。シンプルなワンピースをかっこよく着こなせてうれしいです」(増渕さん)
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ショート丈でも足首がすっぽりが隠れるくらいの丈を選ぶと、ワンピースと自然につながって見えて全身バランスがよくなります。安定感があり、かつ個性を出せるチャンキーヒールもポイント。
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【春秋】黒ショートブーツのコーデ
【1】ネイビーニット×ネイビーブラウス×ネイビースカート×黒ショートブーツ
知的な色を存分に活かしたお行儀良いスタイルが逆に新鮮!ネイビーのハイネックニットの下に仕込んだのは、スタンドカラー部分がレースになった華やかブラウス。首元からチラッとのぞくそのさり気なさが、これ見よがしではない大人のおしゃれを感じさせて。光沢感がきれいなプリーツスカートで表情をつければ、ネイビーのワントーンも重たく見えません!
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【2】水色シャツ×黒ワンピース×黒ショートブーツ
ツイードは今季一押しのマテリアル!着回しを前提に選ぶならオールブラックを選ぶのが賢明です。動きに合わせてふわりと揺れる様が女性らしく、まとうだけで気分もアップ。仕事の日に着るなら、気持ちがシャンとするシャツを合わせて。ワンピースとは相反するハンサムなスタンドカラーを合わせることで、より一層レディ感が際立って。
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【3】ベージュカーディガン×黒カットソー×ベージュスカート×黒ショートブーツ
ロングカーディガンとミディ丈タイトという変化球セットアップで、ベージュの振り幅を広げて。主張のある小物使いでトレンドの空気感を添えるのが、ふたりめママ流のテクニック。
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【4】白カットソー×黒ワンピース×ストライプ柄ジャケット×黒ショートブーツ
すとんと落ちるエレガントなワンピースにタートルネックをインした装いに、ジャストサイズのジャケットを合わせることで甘さを引き算。ワンピースの裾から覗くレザーのブーツが、スタイリッシュな雰囲気を醸します。
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【5】白ブラウス×パープルスカート×ロングジレ×黒ショートブーツ
白フェミニンブラウスとジレというトレンドアイテム同士の重ねワザは最高に洒落見え!とはいえ、ブラウスに黒ジレはそろそろ定番化されてきた感があるので、ツイードなど旬のディテールでひねりを加えるのが新鮮。ブルーのツイードに金ボタンが印象的なロングジレで、トラッドな着こなしにシフトして。
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【6】緑ワンピース×黒ショートブーツ
同色・同素材のショート丈トップスがセットになったノースリーブのワンピース。ギャザーをふんだんに使った大人かわいい一着を、今年らしく、そしてかっこよく着こなすには、足元に厚底ソール靴を投入!華奢なヒール靴ではフェミニンさがトゥーマッチになってしまいがちなワンピースも、その甘さをおしゃれに受け止めてくれます。シックなグリーンに黒のブーツを合わせることで、カラーリングでも〝足元重め〟に。こっくりとした色合わせで秋らしさを深めて。
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【7】黒Tシャツ×ピンクチュールスカート×黒ショートブーツ
「ロングスカートは脚が隠れる気楽さで、地元での登場率が高いアイテム。パステルの服もただ甘いだけにまとめるより、黒の力を拝借して、ドラマティックなコントラストをつけるのが好き。ガツンとレースアップブーツを合わせて足元に重さを出します」(デザイナー/ディレクター・川人未帆さん)
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【8】ネイビーニット×白Tシャツ×ネイビースカート×黒ショートブーツ
シンプル&ベーシックなセットアップは、ニットのもつソフトな雰囲気はそのままに、白Tのレイヤードで印象が一新。足元はショートブーツで、旬の雰囲気を添えて。キャッチーな白バッグをさらりと合わせて今どきの表情に。
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【9】黒ニット×小柄花スカート×デニムジャケット×黒ショートブーツ
夫婦でシェアできるビッグサイズデニムジャケット!「全身黒のコーディネートで重たい雰囲気でしたが、デニムのブルーが入ることで軽やかさが出て表情も明るく映える気がします。ざっくりとしたシルエットなので夫と一緒にシェアするのもいいですね」(美容サロン オーナーセラピスト・塔筋真弓さん)
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【10】白ワンピース×黒ショートブーツ
アイレットレースが施されたボリュームのあるシルエットと軽やかなコットン素材が人気の「マーレット」の名品ティアードワンピース。クリーンで無垢な表情の白ワンピースには、永遠に女性の憧れが詰まっている。
【11】黒ニット×水色スカート×黒ショートブーツ
フェミニン派なら、いつだって心惹かれるレーススカート。今までは黒が定番だったけれど、こんなサックスブルーに買い替えて。黒いニットや黒小物にも映え、忙しくても〝余裕のあるママ〟感が漂う。足元はパンプスやブーティ的な靴より、筒が長めのショートブーツを。今シーズンは、このボリューム感がカギ。
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【12】黒シャツ×白スカート×黒ショートブーツ
晴れていても風が吹くとひんやり感じるお天気。そんな日は、風を通しにくいレザー風シャツが活躍します。ロングプリーツに編み上げブーツを合わせて、足もとも冷たい風にさらさない工夫を。軽やかに揺れる白のプリーツスカートで動きを出せば、ずっしり重たく見えることもありません。
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【13】黒ニット×レオパード柄スカート×黒ショートブーツ
大人っぽい配色が優秀なレオパード柄のマキシスカートに、たっぷりとしたシルエットがおしゃれなタートルネックニットを合わせて。こなれ感を出すなら、足元は断然ショートブーツ!
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【冬】黒ショートブーツのコーデ
【1】ブルーコート×黒ニット×白パンツ×黒ショートブーツ
ポコポコとした立体的なツイード風の素材を鮮やかなブルーが引き立てているノーカラーコート。首元のボタンと大きめのポケットがポイントになった至ってシンプルなゆったりデザインながら、素材と色に表情があるのでインパクト十分。きれいめコーデにはもちろん、ロゴニットと白デニムでラフに着こなすカジュアルコーデにも最適。
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【2】白ダウンベスト×黒ニット×黒スカート×黒ショートブーツ
カジュアル度の高いダウンベストは、思いっきり〝女っぽく〟着こなすのが正解。マーメイドスカートの利点は、腰回りがタイトなところ!ボリュームのあるダウンベストとのバランスが取りやすく、コーディネートにメリハリをつけてくれます。さらに、マットなレザー素材を選べば、リッチ感が加わり上品さも増し増しに!
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【3】黒コート×黒ニット×黄色スカート×黒ショートブーツ
「きれい色」初心者でも絶対に失敗せず、それ以上にモードなかっこよさが楽しめるのが×黒アイテムのスタイル。まさに黒子的な役割で、きれい色を引き立てキレのいい印象に。上質なピッグスエードにマスタードイエローがこっくりと映えるタイトスカートを主役に、トップスやブーツなど上下すべてを黒で引き締めて。
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【4】黒コート×白ブラウス×黒デニムパンツ×黒ショートブーツ
とにかく万能で活用頻度が高い黒ロングコートはぜひ最旬シルエットにアップデートを。ビッグカラーとドロップショルダーをふっくらとハリのある素材感が立体的に見せ、ロング丈でものっぺりと見えないのが魅力。ボウタイブラウス×ブラックデニムといったきれいめカジュアルな着こなしにはもちろん、通勤から休日コーデまで網羅する1枚。
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【5】黒コート×黒ワンピース×黒ショートブーツ
光沢のあるダウン、軽やかなプリーツワンピース、マットレザーのブーツ。ラクチンそうなワンピーススタイルも、それぞれ素材感を大胆に変えることでしゃれたレイヤード感に。ムートン風バッグやチェック柄ストールで、リラクシーさを添えて。
【6】赤ニット×黒ドット柄スカート×黒ショートブーツ
きれい色だけで十分インパクトがあるので、合わせる柄は極力小さめかつモノトーンベースが間違いなし。ゆったりとしたオーバーサイズの赤ニットに、細かめのドットのフレアスカートが甘いアクセントになり、大人の可愛さを最大限に引き出して。思い切って「柄」と合わせると、カジュアル上手な雰囲気に!
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【7】黒コート×ベージュシャツ×グレーパンツ×黒ショートブーツ
シームレスなデザインなら、表面に凸凹とした立体感がない分スマートに着られて、リラクシーなムードが冬の重ためコーデに抜け感を加えてくれます。前を開けてラフに着ても、前を閉じてほんのりモードに着ても様になる!ストライプパンツとシャツでハンサムに着こなして。
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【8】青ニット×グレージャンパースカート×黒ショートブーツ
胸下で切り替えたAラインデザインは、レディな着こなしが好きな方にも。あたたかみのあるカシミヤ混のウール素材も相まって、上品見えを確約してくれます。グレーと相性のいい寒色系ですが、その中でも華やかさを盛るなら、思い切りのいいロイヤルブルーが正解!深いVネックだからこそ際立つビビットな色がアクセントにキリリと効いて、今どき感が漂います。
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【9】ネイビーコート×ベージュブラウス×黒デニムパンツ×黒ショートブーツ
肩から袖にかけてのボリューム感が描くゆるやかなシルエットに細めのラペル襟がシャープに効いているチェスターコート。オリジナルウールはハリやコシのある素材感ながら、実際は優しい着心地というのも魅力的。トレンドのボウタイシャツに細身のグレーデニムのカジュアルな組み合わせでキレよくで仕上げて。
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【10】白コート×黒ニット×水色プリーツスカート×黒ショートブーツ
甘いだけじゃないモード感のある部分プリーツ。この冬の定番アイテム、黒タートルとショートブーツ。地味にならない攻略ポイントは華やかなボトム合わせ。さわやかなスカイブルーのコットンプリーツでクリーンなかわいさを香らせて。
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【11】黒コート×黒ニット×黒スカート×黒ショートブーツ
コンサバに見えがちなレーススカートは合わせ方が重要。首が詰まったタートルニットで肌見せ感を抑えつつ、アウターの上からレオパード柄の細ベルトをすることで辛口のニュアンスに。派手すぎず地味すぎない、絶妙なかわいい女コーデが完成。
【12】黒コート×黒ブラウス×水色スカート×黒ショートブーツ
黒のオーバーコートに黒のとろみブラウスという淑女感漂う組み合わせは、ボトムまで黒だとちょっと退屈。そこで、ダスティブルーのフレアスカートを指名。配色にもシルエットにも強弱が付いて、シネマティックな女らしさが手に入る。足元はパール付きショートブーツでチャーミングに。
▶︎黒のコートにお似合いな差し色は女らしさ漂うダスティーブルー
黒ショートブーツを取り入れたレディースコーデをご紹介しました。パンツやスカート、ワンピースとも相性がいいので、1足あるだけで重宝するアイテム。ぜひ、着こなしの参考にしてみてくださいね。