【目次】
・失敗しない軽自動車の選び方
・女性におすすめの車メーカーは?
・おすすめの中古軽自動車はコレ
・車内が広いおすすめの軽自動車を紹介
・軽自動車で燃費の良いおすすめの車とは?
失敗しない軽自動車の選び方
普通車よりも税金や保険料が安いことや、省スペースで小回りが利くなどのメリットが多い軽自動車ですが、新車や中古車で購入する際は何を重視すれば良いのでしょうか?軽自動車の知識に自信がない人でも「良い車」に出会える選び方のポイントを確認しましょう。
新車を買う時に気をつけるポイントは?
新車で購入する際は、各メーカーの「人気車種」をチェックするところから始めます。売れ筋の車種は、デザイン・性能・実用性が共に優れていることが多く、車の知識が少ない人が選んでも失敗が少ないでしょう。
加えて、ライフスタイルや環境に合った駆動形式かも必ず確認しなければなりません。雪の多い地域に住む人やレジャーに使う人は二輪駆動と呼ばれている2WDよりも四輪駆動の4WDを選ぶと安心して運転ができます。
近年は各メーカーによる軽自動車の燃費競争が過熱し、燃費性能はさらに良くなっています。毎月の維持費を少しでも抑えるために、各メーカーの現行モデルを比較して「本当に燃費の良い車」を探してみましょう。
中古車で自分に合った1台を見つけるには?
中古車の場合「年式が新しく、走行距離が少ない車」が理想ですが、価格の安さを優先すると、年式が古いか、走行距離が多いかの2パターンに分かれます。
「年式が古く、走行距離が少ない車」は、車庫に長期間放置された可能性があり、サビによる劣化がエンジン内部にまで及んでいる場合があります。
「年式が新しく、走行距離が多い車」は走った分だけ車が消耗しており、各部品が交換の時期を迎えているかもしれません。安く購入しても、部品の交換のための大きな出費も必要となるでしょう。
中古車は「走行距離」と「年式」のバランスが大切です。「走行距離」は年間1万kmペースで走行しているものを、「年式」は5年以内のものを選ぶようにすることをおすすめします。外観や車内の状態をくまなくチェックすると共に、定期的なメンテナンスがされているかも確認しましょう。
女性におすすめの車メーカーは?
小回りが利き、通勤や通学、買い物に利用しやすい軽自動車は、女性のユーザーが少なくありません。女性の「あったら便利」「こんなのが欲しかった」の声を形にした軽自動車が各メーカーから登場しています。
見た目が可愛い車が多い「ダイハツ」
女性は男性よりも「可愛くておしゃれな車」に心惹かれる傾向があるでしょう。各メーカーでは女性をターゲットにした車をリリースしていますが、中でもおすすめなのが「ダイハツ」です。
ストライプスカラー8色とモノトーンカラー9色から好きな組み合わせが選べる「ムーヴキャンバス」や、シンプルな四角いスタイルとやすらぎの車内空間が魅力の「トコット」は、女性目線のおしゃれな新型軽の代表格と言えるでしょう。外観だけでなく、収納面や運転の不安を解消する乗り心地のよさも追及しており、初めて軽自動車デビューをする女性にぴったりです。
見た目も実用性も人気「スズキ」
日常的に車を乗りこなすワーママやドライブが大好きなアクティブ女子は、スタイリングの可愛らしさだけでなく、高い安全機能や快適装備、収納スペースなどの「実用性」も重視したいものです。
「スズキ」の軽自動車は、デザインはもちろん、乗り心地や使いやすさが優先されている車種が多いのが特徴です。「ワゴンR」や「スペーシア」などは、電気で低燃費をアシストする「マイルドハイブリッド」を搭載しています。さらに「スペーシア」「スペーシアカスタム」は、後退時の衝突被害を軽減するブレーキ「後退時ブレーキサポート」を採用しています。
おすすめの中古軽自動車はコレ
燃費性能の高さや収納スペースの広さなど、中古車市場では、実用性が高い車種が人気です。評判の良いおすすめの中古軽自動車を厳選して紹介しましょう。
燃費が良いと評判な スズキ「アルト」
スズキ「アルト」は1975年に初代が登場してから、モデルチェンジを繰り返していますが、時代や流行に左右されないシンプルなスタイリングで、車内のインテリアもスタンダードで統一されています。
アルトが中古車市場で人気の理由としては「燃費性能の良さ」が挙げられるでしょう。実燃費とカタログ燃費達成率のランキングを示した「e燃費アワード」では、全体では2位、軽自動車部門では4年連続で1位を獲得し、その地位を不動のものにしています。
お出かけが多い家族におすすめ 日産「デイズルークス」
「デイズルークス」は、「DAYS(毎日)」「ROOM(部屋)」「MAX(最大)」を掛け合わせたもので、「家族でのお出かけ」を想定した広い車内が特徴です。
室内高と後席ロングスライドはハイトワゴン軽クラスでトップレベルを誇り、大きな荷物を積載するのに長けています。リヤドアノブのワンタッチスイッチを押すと、後席のスライドドアが自動開閉するので、小さな子どもや年配者でも安心して乗り降りできるでしょう。
ダイハツを代表する ダイハツ「ムーヴ」
ダイハツの「ムーヴ」は高い収納性と乗降性を両立する軽ハイトワゴンの代表格で、小さな子どもを乗せて送り迎えをするママなどに便利な車種です。クールすぎないスタイリッシュなボディは、性別や年代を問いません。
座席を倒してゆったりくつろいだり、荷室を広げて大きな荷物を積載したりと、シートアレンジが豊富にできるので、普段使いはもちろん、遠方へのドライブにもぴったりでしょう。
車内が広いおすすめの軽自動車を紹介
車内の広さは運転の快適さにつながります。長時間のドライブでも疲れにくい上、人や荷物が多くても窮屈さを感じません。アウトドア・介護・普段の買い物など、あらゆるシチュエーションで活躍する軽自動車をチェックしましょう。
車中泊もできる ダイハツ「ウェイク」
ダイハツの「ウェイク」は、軽自動車では最大級の室内スペースを誇ります。専用ホルダ―を使えば長めのロッドが積め、アウトドアでは、窮屈さを感じずに車中泊もできるでしょう。
荷室の大きさは高さ1140mm×幅875mmで、ラゲージの床下部分には90lのアンダートランクを装備しています。70ⅼの大型クーラーボックスを収納しても後部座席を圧迫することはなく、荷室の両側がスライドドアなので出し入れが楽々です。パワフルなエンジンを搭載しているので、たくさんの荷物を載せて走ってもパワー不足を感じさせません。
大人もゆったりできる広さ ホンダ「N-BOX」
「メカは小さく、人のための空間は大きく」というホンダの思想を実現した軽自動車で、室内高140cm、室内長224cmの広々とした空間は、大人4人が乗っても余裕を感じるでしょう。軽自動者は後席の足元が窮屈になりがちですが、N-BOXは身長170cm以上の男性が足を組んでリラックスできるほどです。
人や物に合わせて、助手席や後席が自由にスライドできるのがポイントで、スロープ仕様にすれば車椅子などの介護用品やキャンプ用具もしっかりと収納できます。
ファミリー世代に人気 スバル「シフォン」
「シフォン」はスバルの軽トールワゴンで、ダイハツ「タント」のOEMモデルです。親しみやすいスタイリッシュなデザイン、広々とした室内空間、高い安全性が子育て世代のファミリーに支持されている理由でしょう。
運転席は最大540mm、助手席は380mmスライドができ、車の外に出なくても車内で座席の移動が可能です。シートのスライドによって、物や人に合わせた自由な空間がデザインできるので、タウンユースにもアウトドアにもおすすめです。
大開口のドアは手を触れなくても自動で開閉する仕組みです。荷物をたくさん抱えている時、鞄の中から鍵を取り出す手間が省けるのはうれしいポイントではないでしょうか。
軽自動車で燃費の良いおすすめの車とは?
車の燃費は運転の仕方や道路状況によって左右されますが、実走行燃費はカタログ燃費よりも2~3割程度低くなると考えましょう。軽自動者の中でも燃費が良いとされるおすすめの車種を紹介します。
内装や外装が可愛い スズキ「アルトラパン」
スズキの「アルトラパン」は、軽自動車の中でも燃費性能がダントツで高い「アルト」をベースに作られた車種です。G・L・S・Xの四つのグレードがあり、カタログ燃費はJC08モードで33.2km~35.6 km/Lです。
年代・性別を問わないベーシックなデザインのアルトに対し、アルトラパンは、内装や外装が女性目線でアレンジされています。丸みを帯びたフォルムと可愛らしさを前面に出したカラーリングは若い女性の心をつかんで離しません。
無駄なガソリン消費を抑え低燃費に貢献する「新アイドリングストップシステム」やタイヤの回転エネルギーを利用して発電する「エネチャージ」などを採用している点にも注目です。
スタイリッシュなデザイン マツダ「キャロル」
スズキのアルトと並ぶトップクラスの燃費性能を誇る車種で、カタログ掲載燃費(JC08モード燃費)は37.0km/Lです。走行時やエネチャージ作動時のエネルギーの流れを可視化させた「エネルギーフローインジケーター」が付いているので、自然とエコを意識した運転ができるでしょう。
大人っぽさを感じさせるスタイリッシュなデザインとシンプルな室内空間も高く評価されており、ショップオプションでは自分好みにカラーコーディネートができます。
第三のエコカーとして登場した ダイハツ「ミライース」
ダイハツの「ミライース」は低燃費と軽快な走りを両立する第三のエコカーと言われています。JC08モード燃費は 32.2~35.2km/Lで、パワーユニットには排気ガスを冷却して燃焼室に戻すダイハツ独自の低燃費技術が採用されています。
燃費の良い運転をすると、イルミネーションがブルーからグリーンへ変わり、運転終了時はドライブでの「エコドライブ度」がスコア表示されるので、楽しみながらエコドライブができるでしょう。
コンパクトで軽量なボディながら、車内空間はゆったりとしていて、窮屈さを感じさせません。小物類も収納可能な機能的なスペースも人気の秘密です。
生活の足としてよく利用する軽自動車は、デザインの良さだけではなく、燃費性能の高さや使い勝手の良さ、優れた安全基準を備えているかをチェックする必要があります。特に中古車選びでは、安さばかりを重視すると「安物買いの銭失い」になってしまうので、選び方の基本的な知識を身に着けておきましょう。
あわせて読みたい
▶【コンパクトカー】のおすすめ7選|家族で使えるコンパクトカーの選び方
▶【SUV】のおすすめ6選|SUVの歴史や特徴、人気・高級モデルを紹介
▶アラフォー女子100人に聞きました!車所有率は半分以上?半分以下?さぁ、どっち!?