進化し続ける京都を味わい尽くすには、やっぱり食べまくらないと!というわけで、食いしん坊な京都在住者から、京都LOVEな旅人まで、今回、京都の「おいしいもん」を15人の京都賢者が推薦してくれました。
推薦してくれた15人のプロフィールはこちら!
【目次】
和食
正統派はもちろん、気どらないスタイルの名店が続々登場!一周まわって食べたいのは、やっぱり・・・
【四季 なか村】
店主と語らいながら、優しい和食を肩ひじ張らずに
人気店 『御幸町つばき』 の料理長を務めた中村さんが独立。実家は三重のみかん農家だそうで、 搾りたてのみかんジュースで迎えてくれる。 食材も、実家でつくられた旬の有機野菜や米が中心。 味付けは、それらの素材を生かすためにごくごくシンプルに。「季節感たっぷりの優しくてしみじみおいしいお料理は、中村さんのお人柄そのもの。リラックスした空気感もとても好き」(久住さん)。 夜のコースも6,800円~とリーズナブル。
[DATA]
四季 なか村
上京区丸太町通千本東入中務町491-40
TEL:075・841・8515
営:12:00~13:30(L.O.)、17:00~20:30(L.O.)
休:木曜、第3水曜
コース昼¥3,500~、夜¥6,800~。弁当¥2,000~も人気(要予約)。
【天ぷら八坂圓堂】
うまみを閉じ込めた京天ぷらを風情ある空間で
「店構えから〝ザ・京都〞な雰囲気。 お気に入りは、天ぷらを揚げる様子も楽しめるカウンター席。 食べる速さに合わせて絶妙のタイミングで出される天ぷらは、揚げ物なのに不思議と軽い」 とAMIさん。 使う油は、あっさり仕上がる綿実油。衣をごく薄くつけ、できる限り油を切って提供する、その熟練の技も必見だ。「特にほんのり甘いとうもろこしの天ぷらが大好物。旬の食材が出されるので、何度行っても楽しめます」
[DATA]
天ぷら八坂圓堂
東山区八坂通東大路西入ル小松町566
TEL:075・551・1488
営:11:30~14:45(L.O.)、17:00~21:15(L.O.)
休:無休
サービス料10%~
【石塀小路 かみくら】
女ゴコロをくすぐる器と料理で京都の旬を楽しむ
石塀小路にひっそり佇む隠れ家。 中庭を望むカウンターで、料理長の美しい仕事を眺めながら一献…。「秋なら芋名月にちなんで月見に見立てた器と料理を吟味しています。特に器は女性に人気です」と矢野料理長。ワインセラーには1,000本以上のワインがあり、1日1回転のみなのでゆっくり食事とお酒を楽しめる。「京都らしい夜を満喫したいならぜひ。 シメは 白味噌仕立てのカレーが隠れ名品です」(畑中さん)
[DATA]
石塀小路 かみくら
東山区下河原町463-12
TEL:075・748・1841
営:18:00~20:00(L.O.)
不定休
要予約 コースは¥15,000と¥20,000のみ。
※この特集の情報はすべて、2017年9月14日当時のものです。また、紹介した商品の価格や料金は一部を除き、特記のない限りすべて、本体(税抜)価格です。住所は特に記載がないところはすべて「京都府京都市」です。
Domani11月号 別冊付録「京都おいしいもん」より
撮影/ハリー中西、合田慎二、伊藤 信、竹下さゆり、井上雅央(トライアウト)、大石葉子 イラスト/北村人 レイアウト/スズキのデザイン 取材・文/泡 盛子、森中奈央・鈴木理恵・佐倉一史(トライアウト)、赤木さと子・平澤奈々恵(スタッフ・オン) 構成/田中美保(スタッフ・オン)