シャレ感たっぷり!富山の鋳物メーカー”能作”って?
わが家で普段から愛用している”能作”の器やインテリア。「このコップで飲むと味がまろやかになるね〜」「部屋のインテリアとしても映える!」など、友人たちからも好評な”能作”は、仏具を製造する工場とし誕生したブランドです。ニーズに合わせたものをつくり続け、今では多種多様な製品がつくられています。
今回は家族旅行を兼ねて、大好きな”能作”の工場見学とワークショップに子どもたちと参加することに。歴史とともに、どのように製作されているかなど、ものづくりの背景を間近で体験してきました!
工場見学を希望する場合は、事前に電話で予約しておくとよりスムーズ。中に入ると圧巻の木型たちが迎えてくれます。
▲内観(上)/カフェの様子(下)
併設されているショップは品ぞろえも豊富で、こちらを見るだけでも十分満足してしまいそう(笑)!カフェでは実際に”能作”の器でおいしいランチやスイーツを堪能することができます。
子どもたちの興味をそそる工場見学が楽しい!
さて、早速工場見学へ!つい写真を撮りたくなってしまう洗練された空間は、自由に撮影が可能。”能作”では、すべての製品を職人さんがひとつひとつ手作業で仕上げています。子どもたちは職人さんの作業をじっと観察したり、触ってみたり、とても楽しそうにしていました。職人さんへの質問タイムでは「作業のどんなところが大変ですか?」「職人さんの気に入っている商品はなんですか?」「どうしてこの仕事をやろうと思ったのですか?」など聞き、興味津々!
今回は錫(すず)と真鍮(しんちゅう)の製造過程を見せてもらったのですが、錫は水が腐食しない優れた抗菌作用とイオンの効果があるそうで、古くから茶器や酒器の材料に使われてきたのだとか。100%の錫は手で簡単に曲げられるほどのやわらかさ。この特性を活かしたインテリア小物は大変人気があるそうで、お土産にもおすすめです。
▲子どもが錫を曲げている様子(左)/フラワーベースにいれている様子(右)
真鍮は澄んだ音色から仏具や楽器として親しまれており、風鈴や一輪挿しなどはとても人気。
ワークショップではぐい飲みからペーパーウェイトまで、好きなアイテムを選び、自分だけの作品をつくることができます。
▲ワークショップ(左)/子どもの手元(右)
先生が親切に教えてくれるので、初めてのお子さんでもスムーズに作成できます。小さなお子さん連れでもママ&パパと楽しく作品づくりを体験できるので、ご安心を!
▲ペーパーウェイト
ここまでかかった時間は2時間程度。私はお土産に小皿を購入しました。
何を入れてどんな風に使おうか…など、妄想しつつ眺めているだけで幸せですよね♡子どもたちにくにゃくにゃに曲げられてしまいそうですが、それもまた作品の楽しみ方なのかも(笑)。
正直、子どもたちは器などに特に興味はありませんでしたが、今回の体験によって興味をもち、楽しみ、知る、という経験ができたのがこの旅の一番の収穫!こういった体験ができるのがワークショップや工場見学の魅力だと思うので、北陸へお越しの際は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
・能作
Domanist
小川明日美
結婚を機に石川県へ移住。地元を中心に、CMやテレビ番組などで衣装スタイリストとして活躍している。おいしいものを食べることが好きでありながら、ただいまボディメークに挑戦中!
IG:https://www.instagram.com/asumi_ogawa/