鮮やかな色彩がテーブルに映える!親子で焼き物づくりを体験
石川の伝統工芸品である「九谷焼」。日本を代表する色絵陶磁器であり、独特な色使いや華やかな絵柄が特徴です。近年、華やかな九谷焼を使って料理やスイーツを提供しているお店が県内だけではなく、都心や海外でも増えてきています。
都内の百貨店やギャラリーでもよく見かけますが、実際にどのようにつくられているのかを見てみたい!ということで、誰でも九谷焼に触れることができる「九谷セラミック・ラボラトリー」へ行ってきました!
日本を代表する建築家設計の建物にも注目!
金沢から車で40分ほど走ると突然現れるおしゃれな建物。日本を代表する建築家・隈研吾さんが設計されたのだそうです。
ここは製土・ギャラリー・体験工房・レンタル工房・外土間を兼ね備えた複合型の九谷焼創作工房。ギャラリーでは若手作家さんたちの展示&販売がされ、絵付けの細かいところまでじっくり観ることができます。子どもには退屈?と思うかもしれませんが、「ネコ」「タコ」などユニーク作品もあり、小さなお子さんでも楽しめます。
ギャラリーの隣では実際にろくろを使って器づくりをしたり、絵付け体験ができる工房があります。小学生以上が対象のワークショップですが、パパやママが一緒なら小さいお子さんも参加が可能。
絵付けは「九谷五彩」と言われている赤・黄・紺青・青(緑)・紫の絵の具を用いて描いていきます。出来上がった作品は遠方の方は焼きあがった後に発送されるそうので、待つ時間もまた楽しめそうですね。工房で塗った色と焼き上がりの色の変化も見所です。今回は時間がなく絵付け体験ができなかったので、次回はぜひ参加したいと思います!
金沢市内で体験するならここ!
場所的にちょっと行きにくい…という方は、金沢の観光中心部で絵付けシールを貼ってオリジナルをつくるワークショップもおすすめです。
要予約ですが、九谷五彩を使ってつくられた専用のシールを、お好みの陶器に自由に貼っていくだけなので、サポートがあれば小学生以下の小さなお子さんでも参加できます。
シールの黄色い部分は焼くと色がなくなるので、貼ったシールがどうなっているのか、届いたあとのお楽しみ…♡作品は実際に食卓で使うもよし、インテリアとして飾るのもいいかもしれませんね。
石川にお越しの際は、足を運んでみてくださいね!
Domanist
小川明日美
2児(男児・女児)の母。フリーランススタイリスト。結婚を機に石川県へ移住。地元を中心に、CMやテレビ番組などで衣装スタイリストとして活躍している。おいしいものを食べることが好きでありながら、ただいまボディメークに挑戦中!
IG:https://www.instagram.com/asumi_ogawa/