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2020.02.26

ママ友と!パパも参加で!ラクしておしゃれなホームパーティをするコツ【川口ゆかりの丁寧な暮らし】

 

2児(9歳・7歳)の母であり、女性誌のファッションエディターとして活躍中の川口ゆかりさんのオリジナル新連載がスタート。趣味である料理やアウトドア、インテリアまで、ワーママのヒントになるようなライフスタイルをご紹介します。今回はママの社交場である、ホームパーティについて。

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川口ゆかり
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ほぼ100%外食、夕食は打ち合わせ終わりの21時以降。そんな独身生活を送っていた私も、結婚・出産を機に一変。100%自炊、20時までには夕飯を済ませ、遅くとも22時過ぎに眠る生活へと激変しました。とはいえ、金曜日の夜くらいはゆっくり外食もしたいし、ママ友とおしゃべりしながら一週間の苦労を労いたい!でも、子連れで外出するのはハードルが高い。

そんな時に思いついたのが子どももママもウィンウィンなホームパーティー。ここ数年はハロウィンやクリスマスといったイベント以外にも、金曜の夜や休日にホームパーティーが日課になっています。

ホームパーティーの最大の魅力は

・子連れでも人目や時間を気にせずゆっくりと食事ができること。
・外食するよりコスパがいいこと。
・終電を気にしなくてもいいこと。
・自宅に人を招くので、いつもより家が片付くこと(笑)。←これ、結構あるある。

特に乳幼児のお世話をしている時期は、1日中外出せず、誰ともしゃべれないなんて当たり前。子育てに仕事にと奮闘しているワーママにとって、ご飯をつくらねば!という気持ちはあっても気力も体力もなく、どんよりと過ごすことが多いのも事実。だから、人が作ってくれたあたたかいご飯をワイワイおしゃべりしながら食べるホームパーティーは、何よりのリフレッシュ。時には旦那さんの愚痴を言って、ストレス発散する(笑)。いい息抜きの場になってます。

そんなホームーパーティーを開催するにあたり、私が決めているルールが1つ。

それは……

テーマを決めること

和食か中華か、はたまたイタリアンか。テーマ次第でテーブルのイメージはガラリと変わります。ママ友が中心の休日ランチは、子どもが喜ぶ洋食より、子どもがいるとなかなか食べる機会がない辛い料理を作ることがほとんど!普段の献立に並ばないメニューってやっぱりうれしいもの。 

この日のゲストは気心知れた学生時代からのママ友だったので、あまりかしこまらず、カジュアルに。テーブルクロスは敷かず、「イケア」のテーブルランナーだけを中央に敷きました。

この日のメニュー

●ポッサム(韓国風茹で豚)
●キンパ(韓国の海苔巻き)
●チャプチェ(韓国風春雨の炒め物)
●和風キムチ
●ナムル2種類
●海鮮チゲ


韓国料理なら、キムチを並べて焼肉。その程度でも十分!お料理が得意ではない人はマッコリを持っていくね!といった分担も。

テーマやメニューが決まったら、次は器選び。チゲを「ストウブ」の黒い鍋に入れたいと思っていたので、そこからイメージを膨らませました。メインのポッサムは益子焼作家さんの八角皿に、ナムルやスープは「イケア」の深さがある器にサーブします。ぜんぶ黒い器にしてしまうとテーブルが重たい印象になってしまうので、取り皿はアイボリー、キンパは絵柄に盛り付けてハズしを。丸皿だけでなく、深さのあるお皿や角皿など、同じ黒でもニュアンスが違う器を選ぶと、テーブルに動きが出ます。

黒は万能で、アクセントに柄、抜け感や軽さに白を取り入れる。こう考えると、テーブルを作る工程は、どこかファッションのコーディネートに似ている気がします。どういう器を買ったらいいかわからない!という方は、着まわしのきくベーシックなアイテムに匹敵する白か黒の器を大小、一通り揃えてみるのもいいかも。

パパも参加型のホームパーティーはどうする?

パパも参加型のホームパーティーはビジュアルよりもボリューム重視で。この日は、釣り好きなパパ達が釣ってきたアジをさばいて、アジフライにアジのなめろう、アジのお刺身にアジのお寿司とアジ尽くしのアジnightを楽しみました。こんな居酒屋メニューなら、子どもも大人も絶対好き!

▲こちらは”たこしばり”だったたこnight! 子供テーブルには、たこ焼き、たこのカルパッチョ、たこ入りのちらし寿司。手前の土鍋には、たこ飯がスタンバイ。

ひとつのテーマがあることで、ホームパーティーを主催する側も参加する側もメニューを決めやすく、テーブルがブレない。結果的に〝映える〟テーブルができるんです。ホームパーティーを開催するとき、いつもまとまりがないと悩んでいる方は、テーマを決めることから始めてみては?ご飯を炊いてみんなのお手製カレーを持ち寄るでもいい、餃子をたくさんつくって中華nightでもいい。ひとつのテーマを決めれば、ホームパーティーのハードルは、ぐっと下がり、もっともっと楽しいものになるはずですよ。

写真・文/川口ゆかり

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エディター

川口ゆかり

女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題。

 

 

 

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