責任感が強い
根性がある人は、どんなことがあっても最後までやり抜く精神を持っています。そのため、職場やチーム内では「責任感が強い人」と評価される傾向があるようです。
「責任感」とは仕事や行為に対する「責任を果たそうとする気持ち」を指します。責任感のある人は、約束をきちんと守り、目標に向けてコツコツと努力する体力・気力も持ち合わせています。
根性があって責任感が強い人は、仕事やチーム内で「頼りにされる存在」です。上司や部下からの信頼も厚く、チームのリーダーに抜擢されるケースも少なくありません。
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簡単にあきらめない
根性のある人は、自分の夢や目標を簡単にあきらめません。成功には試練がつきものと考えているため、他人に邪魔されたり、ライバルが現れたりしてもブレることなく突き進みます。
むしろ、困難やライバルの出現が、根性のある人の負けず嫌いな心に火をつけるのです。根性のない人は勝算がないと分かると「時間と体力の無駄」と考え、あっさりと身を引いてしまいます。
一方、根性のある人は結果を急がず、一歩ずつ物事を積み上げる性質を持っています。辛抱強さと強靭な精神力のおかげで、最後に勝利をつかむ可能性が高くなるのです。
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前向きな言動をする
ポジティブな言動が多いのも、根性がある人の特徴です。ネガティブな人は物事に取り組むとき「自分には無理かも」と自信を持つことができません。失敗を恐れ、大胆な行動に出られなくなってしまいます。
根性がある人は、あれこれ深く考えずに「まずはやってみよう」と前向きにチャレンジします。
目標や夢を掲げて突き進むことが好きなので、常にエネルギッシュで、ワクワクした気持ちで心が満たされていますから、それが言葉にも行動にも表れるのです。
【目次】
根性がある人になるために
根性は、人生を切り開くために必要なスキルの一つで、本人の努力や環境によって後天的に身に付くものです。「自分には根性が足りない」と思う人は、生活習慣や考えをチェンジするところから始めてみましょう。
目標を明確にする
目標や夢を掲げずに仕事や勉強をしている人は「自分は、何でこんなことをやっているんだろう」と何事にもやりがいを感じません。
一方、目標や理想を明確に掲げると、それに向かって努力しようという意思が生まれます。「受け身」だった人も、目標設定によって「能動的」になるのです。
ポイントは、長い目で見た「大きな目標」と、達成しやすい「小さな目標」の両方を設定することです。
「TOEICで900点以上取りたい」という大きな目標を掲げたとしたら、「来月のテストまでは500点以上を目指す」「半年後は800点以上を取る」と段階的に目標を設定します。
小さな目標で達成感を味わうとモチベーションが上がり、大きな目標までブレずに走り続けやすくなります。周囲の目には「コツコツ頑張る根性のある人」に映るはずです。
生活習慣を整える
根性を身に付ける前に、まずは生活習慣を見直してみましょう。不規則な生活でダラダラと過ごしていると「まぁいいか…」と何事も緩くなってしまいがちです。
寝不足の状態が続けば仕事に対する気合が入りませんし、食生活が不規則だと脱力感が伴うようになります。
おすすめは、生活の中に「運動」を取り入れることです。1日30分のウォーキングやジョギングが習慣化すると、生活にメリハリが生まれ、物事を継続する力や集中力の向上も期待できます。
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あきらめない習慣をつける
根性がない人は「根性や気合を出せ」と突然言われるとストレスがたまります。無理して根性を出さずに済むように、普段から少しずつ「あきらめない習慣」をつけていきましょう。
「毎日読書をして知識や教養を増やす」という目標を立てたとしたら、それを完全にルーティン化できるように、1日の予定に組み込んでしまいます。
部屋からテレビやゲームを排除し、読書せざるを得ない環境をつくるのもよいでしょう。
「お風呂あがりは読書する」などの習慣を体が覚え、半年・1年と継続できるようになると、「自分でもここまできるんだ」という大きな自信を感じられるはずです。
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