されたら嫌!
・自分がされたら嫌だから (30代・秋田県・子ども3人)ほか多数
・自分がされる側にまわったら、耐えられないから (40代・東京都・子ども2人)
・自分自身がそうだったけど、相手の身になればしないほうがいい (30代・大阪府・子ども1人)
家庭を壊すのはよくない
・家庭があるのに壊してはいけない (30代・石川県・子ども2人)
・家庭を壊してまでするものではない (30代・山形県・子ども2人)
・他人の関係を壊してまで奪うのはよくないと思うから (40代・愛知県・子ども2人)
倫理的によくない
・倫理的にアウト〜! (30代・愛知県・子ども2人)
お互い納得して終わらせてから
・お互い納得してからにしてほしい (30代・東京都・子ども1人)
・ちゃんと話を(片方を)終わらせてからにしてほしい (30代・三重県・子ども2人)
・筋を通す必要がある (30代・長野県・子ども4人)
後味が悪い
・後味が悪そう (30代・埼玉県・子ども3人)
・される側もした側も後味が悪そうだから (30代・鳥取県・子ども1人)
ハッピーエンドにならない
・その後にハッピーエンドにはならないから。必ずもめるから (30代・大分県・子ども3人)
・だれも幸せにならないから (40代・東京都・子ども1人)
円満解決できないもの?
・円満に解決できたらいいけど、難しいのかな… (40代・岡山県・子ども2人)
・大きく反対とか賛成とかないですが、略奪でもきちんと話し合いお互い和解できたらいいと思う(30代・大阪府・子ども2人)
一時的なことだと思う
・熱しやすく冷めやすい気がするから (30代・神奈川県・子ども1人)
・隣の芝生は青く見えるだけだから (30代・愛媛県・子ども1人)
まわりから祝福されて一緒になりたい
・憎しみなどの負の感情しか生まれないから。きちんと全ての人から祝福されて結婚したいから (30代・東京都・子ども2人)
信頼がなくなる
・体験したことはないが、一度でもあったら信頼もなくなり一緒に住んでいけません(40代・兵庫県・子ども2人)
道徳的によくない
・道徳に反するし、子どもの教育にも悪い (30代・広島県・子ども1人)
失うものが多い
・夫の親が略奪婚で、いろいろ失ってきているのを見てるから (30代・東京都・子ども2人)
両方にとってつらい
・両方の家庭にとってつらいことではないでしょうか。いっときはよくても、ハッピーエンドにはならないと思います (40代・東京都・子ども1人)
単なる色恋沙汰だと軽く見ず、円満な解決法や双方の損得を冷静に見ている人がいるのも、Domani世代の特徴。「失うものの多さ」を想像すると、なかなか重たいものがあります。
略奪愛をする人の特徴
すでに相手にパートナーがいるのに手を出してしまう人には、いったいどんな心理や特徴があるのでしょうか? 略奪愛をする人の特徴について深掘りしていきましょう。
自分の方が魅力的だと思っている
略奪愛をする人は、自分の容姿や体型、性格などに自信を持っている傾向があります。他の女性よりもいろんな面で自分の方が優れていると考えていることから、積極的に好きな人にアプローチします。「他に女性がいても、私の方がいいに違いない」と思う部分があるのでしょう。
負けず嫌い
負けず嫌いな性格が恋愛にまで影響を及ぼしてしまうと、略奪愛に発展してしまう可能性も! 好きになった人にはすでにパートナーがいると知った時に、大抵の人があきらめるところを「私のことを好きになってほしい」「私を選んでもらえるように頑張る」などとライバル心を燃やしてしまいます。恋愛をゲームのように捉えている人も、略奪愛に燃えてしまう傾向があるようです。
恋愛にだらしない
異性関係にルーズで、好意を持った人には既婚者・未婚者関係なく誘いをかけてしまうのも、略奪愛をする人の特徴。「もし相手がすでに結婚していたら…」などと想像することがなく、とりあえず気になったから関係を持ってしまったなどという軽率な行動をとる人もいるでしょう。異性関係でいざこざが絶えないことも珍しくありません。
【ちなみに】あなたは略奪愛をしたorされたことはありますか…?
実際に略奪愛をした・された人の割合を見てみると、全体の約12%という結果になりました。その略奪愛のさらに先の結末まではわかりませんが、既婚者のほぼ10人に1人以上は体験済み。他人事だと思っている人も、案外身近に起こっている、いや自分にも起こるかも…。それが略奪愛なのかもしれません。
・略奪愛をした・されたことがある…12.1%
・略奪愛をした・されたことがない…87.9%
略奪愛されそうになった時の対処法
パートナーが他の人と会っている、スマホで他の人と連絡をとっていることを知ってしまったら混乱しますよね。略奪愛をされそうになった時、どう対応したらいいのか見ていきましょう。
パートナーへの態度を改める
もし、あなたとパートナーの関係がギクシャクしていることで、パートナーの気持ちが離れてしまっているとしたら、関わり方を改める必要があるかもしれません。付き合いが長ければ長いほど、「これくらい向こうがなんとかしてくれる」「だらしない姿を見せても受け入れてくれる」と甘えてしまいがち。パートナーは、あなたのことを恋愛対象として見れなくなってしまうこともあるでしょう。
対話をする時間を大切にする
お互い仕事や子育てで忙しく、2人でゆっくりと話したり、デートに行く機会も少なくなっているご夫婦もいるのではないでしょうか? 自分はなんとも感じていなかったとしても、相手は「あまり相手にしてくれなくて寂しい」と感じているかもしれません。最近コミュニケーション不足かも? と思ったら、2人でゆっくり会話をする時間をとってみてはいかがでしょうか。
甘えてみる
付き合いが長くなるほど、恋人の時のようなロマンティックな関係から離れてしまうこともあるはず。今更照れくさいと思うかもしれませんが、「いつもありがとう」と感謝の気持ちを伝えたり、相手の肩に寄りかかるなど甘えてみると、恋人の時の気分を思い出せるかも? パートナーの気持ちが離れていて寂しいと感じていることを、さりげなく伝えることができるでしょう。
リスクを伴うのが、略奪愛
略奪愛のリスクについて、夫婦問題を多く扱う弁護士の金野志保さん(金野志保はばたき法律事務所)にお話を聞きました。
「単に交際しているというフェーズのカップルからの略奪は、(倫理的な問題は別として)原則的に法的に責任を問われることはありません。が、結婚している方と不倫をする形の略奪愛は、略奪の成否にかかわらず、妻から慰謝料請求をされる可能性があります。慰謝料の相場としては200万~300万円くらいが多いと思われます。略奪をするつもりでも、相手が妻の元に戻ってしまうことも多く、既婚者と の略奪愛は大変リスクが高いです。」と金野さん。
不倫と同様に関係がこじれれば、「場合によっては刃傷沙汰やストーカー沙汰にもなり、自分の社会的地位の危機にもなり得ます」と金野さんは言います。略奪愛には、こうしたリスクがあることを認識しておきたいですね。
最後に
アンケートを見ると、「略奪愛」に関する意見は人によってさまざまであることがわかりましたね。軽はずみに関係を持ってしまうと、思わぬトラブルにつながる可能性もあるのでご注意を! すでにパートナーがいる人を好きになってしまったら、それなりの覚悟が必要なのかもしれません。
TOP画像/(c) Adobe Stock
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