タイト前髪×細めカチューシャアレンジ
カチューシャを大人世代が日常でさりげなくつけるなら、細めのタイプで髪となじみやすい黒やネイビーといったダークカラーがおすすめ。カチューシャはややガーリーな印象があり、太めのタイプや凝ったデザインのタイプを初心者がつけるとカチューシャだけが悪目立ちしてしまう場合もあります。グログランテープやちょっとしたディテールつきならシンプルすぎず、顔周りも華やかに!
カチューシャをつけた時は前髪をタイトにすることも子どもっぽさを解消するコツ。髪をすっきりまとめることで甘さが軽減され、大人っぽく仕上がります。
HOW TO
STEP1_前髪の分け目を6:4でつける
生え際からカチューシャまでの間に分け目をつけると、きちんとした印象になるのでおすすめです。カチューシャを置く位置は生え際から4〜5cm程度にするとバランスがよく、5cm以上だと間伸びして見えますし、4cm以下だと窮屈に見えてしまいます。分け目をつける時は、センターよりも少しずらした位置の6:4にすると好バランスに。(小鼻の外側の延長線上が目安です) コームでぴっちりとなでつけるようにします。髪が浮きがちな場合は、先にヘアバームなどをつけて少しウェットにしておくとセットしやすくなります。
2:ひとつ結びにしてカチューシャをセット
分け目をつけたら、髪全体をひとつにまとめて後頭部の襟足近くでゴムで結びます。この時もコームを使い、タイトにまとめておきます。分け目の端にカチューシャがくるようにセットします。カチューシャの上面が少し生え際に向くようにしてセットすると頭が小さく見える効果も! ひとつ結びにしたゴムの上からヘアワイヤーを巻きつけると後ろ姿もおしゃれになります。
3:前髪のうぶ毛を出して束感をつける
前髪のうぶ毛を出すと今っぽく仕上がるだけでなく、キュッと小顔に見える効果もあります。ヘアバームを指先につけ、分け目の6のほうの前髪からうぶ毛を引き出します。1cm幅から3〜4本の毛束を作って細めにします。もみあげのおくれ毛もヘアバームをつけた指で束感をつけます。
後ろ姿はこんな感じ!
【高め・低め】結ぶ位置のポニーテールアレンジ
【高め】前髪あり×ポニーテール
キュッとまとめたハチまわりと後れ毛のゆるやかなウェーブのコントラストで品よくカジュアルな印象に。後れ毛に動きを出すことで、さりげなく顔の余白を隠して小顔効果も発揮してくれます。
HOW TO
1:温度160℃のストレートアイロンで中間から毛束を挟み、外と内を交互にカールをつけながら毛先まで巻いてゆるやかなウェーブに。オイルを500円玉大とり、全体にしっかりとなじませたあと、好みの高さでタイトなひとつ結びにする。
2:前髪や後れ毛を少量ずつ引き出す。ボサボサにならないようにトップを押さえてバランスを見ながら行いましょう。
3:耳まわりの毛束を引き出して丸みのあるシルエットをつくる。
4:同様にトップ、結び目の周囲も毛束を引き出す。爪先でつまみ出すイメージで行うと◎。
5:後れ毛を少量ずつ分けとり波巻きにして完成!
front
side
トップと襟足の毛束を引き出した丸みシルエットで後ろ姿も美しく。ヘアカフスをプラスしておしゃれをブラッシュアップ。セミウェットな質感も華やぎを演出してくれます。
【高め】ロープ編みポニーテール
HOW TO
1:前髪の分け目と逆サイドの髪を少しだけ取ったら、2束に分けてねじり合わせロープ編みにしていく。
2:首元あたりまで編み終えたら、クリップで仮留めしておいて。
3:ロープ編みと一緒に後ろの髪をひとつにまとめ、あごと耳上のつけ根を結んだ延長線上あたりに結ぶ。
4:仮留めを外して毛束をほぐしたら完成!
【低め】くるりんぱポニーテール
表面と毛先だけざっくり巻いておくと、グッとこだわった感が!
HOW TO
1:32mmのコテを使い、ざっくりと全体をミックス巻きにする。表面と毛先だけでもOK。
2:オイル2プッシュ分を手ぐしでしっかりなじませる。
3:耳上の毛束をサイドそれぞれからとり、後ろでひとつに結ぶ。
4:残りの髪と合わせ毛先を外から内にくるりんぱ。結び目をキュッと締めたら、ねじれた毛束が広がりすぎないようピンで留め、トップと結び目をほどよく崩して完成。
【低め】5分でできる上品ポニーテール
襟足近くでひとつ結びにしたアレンジは、髪全体をピチッとさせず毛束感で凹凸をつけると顔まわいりに程よくボリューム感が出ますし、上品な女性らしさが漂います。パールなど飾りつきのゴムを使うといっそうセレモニーらしい華やかな雰囲気になるのでおすすめです。
HOW TO
1:硬めのワックスを髪全体に
硬めのワックスを少量とり、手のひら全体に広げてから髪全体につけます。この時、髪を下から上へ持ち上げるようなイメージで空気を入れながらほぐすのがポイント。
2:分け目をつけたら、襟足近くで結ぶ
7:3で分け目をつけ、ブラシで髪をなでつけながら襟足近くで結びます。
3:トップと後頭部から毛束を引き出す
硬めのワックスを少量、ひとさし指のはらにとり、親指とこすり合わせながらなじませたらトップ部分と後頭部から毛束を引き出します。細く少しずつ引き出すとバランスよく仕上がります。 ※前髪に短い毛がある場合は、ワックスをつけた指で毛束をつまみながら額になでつけるようにして斜めに流します。
【長さ別】ポニーテールアレンジ
【ボブ】三つ編み隠しひとつ結び
HOW TO
1:前髪を横分けにしたら、髪をざっくりとまとめ、低い位置でひとつに結ぶ。表面の髪をくずしたら、毛束の一部を取り分け、細い三つ編みにしていく。
2:毛先まで編んだら、それを毛束の結び目にぐるりと巻きつけ、結び目の下でピンを使って見えないように固定する。
【ミディアム】タイトな低めポニーテール
細い毛束を出すだけのシンプルタイトヘア。きちんと感があり、仕事はもちろん、定番といえるスタイルですよね。けれど、タイトなだけに顔の面積が大きく見えてしまったり、女性らしさがなくてさみしげに見えてしまうことも。
そんな時こそ、前髪やサイドといった顔まわりのアレンジが大切! 前髪やサイドから細く毛束を出すことで女性らしい柔らかな雰囲気や華やかさをプラスできるんです。
HOW TO
スタイリング剤はバームを用意
髪全体:手のひらにヘアバームをなじませてから手ぐして髪を後頭部でひとつにまとめます。コームで毛流れを整え、襟足近くでゴムで結びます。(ゴムは飾りつきでなくベーシックタイプでもOK)
1:前髪を斜めに流してコームで整える
前髪にもあらかじめヘアバームをつけておきます。小鼻の延長線上で分け目をとり、分量の多いほうの前髪をコームでなでつけるようにして斜めに流します。
2:コームの先端で毛束を3〜4つ出す
前髪の毛束は、1cm幅の髪を4束に分ける目安の細さがベター。そのため毛束を出す時は、指よりもコームのテールを使うのがおすすめで、テールを使うと前髪が崩れることなく束感がつくれます。
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おでこに塗って前髪を貼り付けるだけで、理想の前髪をキープできるスタイリンググルー。塗りやすい刷毛タイプ。
3:耳上から毛束を引き出す
指先にヘアバームをなじませたら耳上の髪を引き出し、耳にかぶせます。さらに、細い毛束を数本出して透け感をつくるとおしゃれニュアンスに。落ちてきたもみあげの後れ毛もヘアバームをつけた指先で束にしましょう。
後ろ姿はこんな感じ!
【ロングヘア】華やか!トリプルくるりんぱ×ポニーテール
くるりんぱを3回繰り返すだけの、エレガントなアレンジ
HOW TO
1:コームの柄を使い、分け目をジグザグにする。
2:左右こめかみあたりの毛束をとり、後ろに結んでくるりんぱする。ハーフアップではなく、サイドの一部の毛束を使ってくるりんぱするのがポイント。
3:さらにその下の耳後ろの毛束もとり、同様に後ろで結びくるりんぱ。
4:その下の耳下の毛束をとったら、もう一度同じように結んでくるりんぱ。最後はキュッと締め、襟足の髪は残しておく。
5:結び目をおさえつつ、上から順に指で毛束をランダムにつまんで崩していく。フォルムが丸くなるよう、足りないと感じた部分の毛束を少しずつつまみ出し、全体のバランスを整えたら完成。
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