ワーママセレブFile 14 サルマ・ハエック
ラテン女優を代表するひとり、サルマ・ハエック(53 歳)。40歳のときに、モード界の帝王、フランソワ・アンリ・ピノー氏との間に、長女のヴァレンティナちゃん(現在は12 歳)を出産。フランソワとはその後2009年に結婚して、誰もが羨む、超・玉の輿に。
現在もアラフィフには見えない美貌を誇り、マーベル映画の新作にも出演予定でキャリアも現役。
そんなサルマが、高齢出産でママになることについて語っています。
私は遅く出産したことで、いい母親になれた気がするわ。でも体力的にはすごく疲れるわね。それについては嘘をつくつもりはないわ。母親になるというのは、仕事よりも疲れること。時々私は、自分が燃え尽きるまでがんばらないといけないときがある。それがどんなに大変なことか、私はすべてのママたちがやらなければいけないことに、常に感謝しているわ
ヴァレンティナちゃんを育てるに当たって気をつけていることは、
私はヴァレンティナとできる限り一緒に居るようにしているわ。仕事の最中でもね。雑誌の表紙の撮影にも連れて行ったんだけど、そうすると彼女は自分もそれに参加しているような気分になれるの。座ってiPadを見ているだけじゃなくってね。それが大切なこと。あなたは子供を、自分の生活に参加させているように感じさせないといけないのよ。それにはすごく努力がいるし、多くのワーキングママは仕事と人生で疲れ切っているわ。私のような高齢のママは特にね。でも努力しなきゃいけないの。彼らを自分の人生の一部に引っ張りこまなきゃ。それが人間の絆で、彼らが人生とどう関わるかを学ぶことでもあるの。そうしないと孤独が始まるわ
ちなみに、母親業と結婚生活の両立については、ほかのワーママたち同様に「両立が難しい」と感じていて、「(夫のことは)家にもうひとり大きな子供が居るって思い出すようにしないとね」と冗談めかしてコメントしています。「彼らも優しい愛情を求めていて、それを思い出すようにしないと」
これもまた、40代で晩婚のサルマならではの知恵かもしれませんね。
写真/AFLO
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海外セレブウオッチャー
さかいもゆる
出版社勤務を経て、フリーランスライターに。海外セレブ事情に精通し、講談社mi-mollet「セレブ胸キュン☆通信」やVOGUEオンライン「セレブ美容探偵」など、女性誌を中心に多数のセレブ連載を執筆。今気になるセレブは、アラフィフになってますます色気が増したブラピ♡