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LIFESTYLE インタビュー

2020.07.28

話題のアーティスト・七海ひろきさんのとっておきファッションをチェック!

 

元宝塚歌劇団男役の七海ひろきさん。すらっとした長身に映えるユニセックスな着こなしは、現役時代から変わらぬクールさ。ファッションやショッピングのこだわりはあるのでしょうか?

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シンプルな中にもデザインの効いたアイテムを着こなしのポイントに

タカラヅカの現役時代からシュッとした雰囲気で、ファンの目を喜ばせていた七海さん。今回は、夏らしい色使いをアクセントにしたコーディネートと、クールなモノトーンコーディネートの2パターンをご用意いただきました。着こなしに合わせて撮影も2か所で行い、それぞれガラッとイメージを差別化。ショッピングのことやこだわりの小物のことなど、おしゃれの秘密を探ります。

七海さん流ファッションについて教えてください。

七海さん(以下、敬称略):退団してから服装もちょっと変わりましたね。タカラヅカにいた時はより男役らしさを意識して、洋服を選んでいました。例えばTシャツ1枚だけというより上にシャツをはおったりして、品を損なわないように…とか。最近はもう少し、カジュアルだったりモードだったり、エッセンスを取り入れた着こなしをすることが多いです。全体的にはシンプルなんだけどデザイン性があったりとか、黒でも形がちょっと変わっていたりとか、新しい感じのものに挑戦しつつあります。

■涼しげカラーのタイダイ染めのシャツに一目ぼれ!

七海:爽やかなカラーのシャツが引き立つようにコーディネートしました。このシャツを見た瞬間にハッとして、即「買います!」って(笑)。ひとつひとつ、染めの柄が違うみたいです。店員さんといろいろお話するのが好きで。私自身が好きなテイストはもちろんあるのですけれども、お話してみると、どんな組み合わせ方をするともっと素敵に見えるようになるとか教えてくださるんですよね。それがとても楽しくて。これもそうして買ったもののひとつです。

■モノトーンでまとめてカッコいい雰囲気に

七海:もうひとつはガラッとイメージを変えて、モノクロにしてみました。最近買った白のパンツは、写真がプリントされているちょっと変わったデザインがお気に入りです。このゆるっとしたシルエットも好みですね。トップスも黒のワントーンですが、ディテールに小ワザが効いているんです。シックな色使いの中に、ちょっと目が留まるような着こなしにしています。

普段、どんなところでお買い物をされますか?

七海:うーん、いろいろですね。ブラブラしていて、心がときめくものに出合えた時に買う感じ。「ここのブランドが好き」というのもはあまりなく、自分の心に素直に買い物しています。デザイン的にもサイズ的にも心地がいいので、すべてメンズを買っています。ブラブラするのは新宿とか、たまに代官山に行きます。あ、有楽町にも行きますね。よく買い物をしていた場所だから、どこに何があるかわかって便利なんですよ。

時計がお好きということで、次はどんな時計が欲しいですか?

七海:今は15〜20個くらい持っていて、時計も洋服と同じで一目ぼれ買いが多いですね。時計屋さんにいる時間がけっこう好きで。「ここの時計はこんなテイストなんだ」とか「今季はこんなドレンドがあるんだな」とか、興味深く見ちゃいますね。時計雑誌もちょこちょこ買って、じっくり読んだり。次はですね、時計型麻酔銃が欲しい(笑)! いやいやいや、冗談ですけど。自巻きのものもクオーツもどっちも味があって好きで…うーん、言うなれば世界でひとつだけの時計が欲しいですね。文字盤を決めて針を決めてとか、自分で作る時計もいいですね。

ちなみに、「女性のファッションのここを見ちゃう」というところはありますか?

七海:雑誌に載っているファッションは、「このブランドのメンズと違って、レディスはこんな感じなんだな」と思ったり。色はシンプルだけど形がかわいいものも好きです。ライブやイベントなどでファンの方とお会いするとみなさんとても素敵な着こなしをされていて、「こういうのを選んで着てきてくれたんだな、ありがとう」と思いますね。

髪色をよく変えれらる印象がありますが、なにかこだわりはあるのでしょうか?

七海:在団中は、例えば欧米人の役なら金髪とか、日本人のときには黒髪とか、役によって変えていました。今は好きなように楽しめるので、気分によって変えることが多くなりましたね。最近では、(4月に発売されたアルバム)『KINGDOM』のイメージでピンクにしましたが、前回の(アルバム)『GALAXY』の時は「ギャラクシー!」って感じでシルバーに(笑)。今は舞台『刀剣乱舞』の細川ガラシャの役作りで黒髪にしています。久しぶりの黒髪ですね。

髪型は、その時の気分に合っていて、鏡を見た時に自分の気持ちが上がるような髪型を大事にしたいです。特に撮影をしていただくときなどは、自分が「よし!」と思わないと迷いが表情に出てしまうと思うんですよね。


室内での撮影の後、外に出ての撮影もこなしてくださった七海さん。梅雨の合間のギラギラとした暑い日で、太陽の光を浴びながら「実は夏があまり得意じゃないんです」。そんな状況でもめちゃめちゃ素敵な写真が撮れました。夏はたぶん、七海さんのことが大好きだと思いますよ(笑)!

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撮影/大靏 円(昭和基地) 文/淡路裕子

七海ひろきさんが一人三役で出演!! 話題のTVCM『夢の雫、黄金の鳥籠』

『夢の雫、黄金の鳥籠』ロングver.PV

詳細はこちら
▶︎元宝塚・男役スターの七海ひろきさん出演!人気漫画『夢の雫、黄金の鳥籠』のスペシャルCMが公開中

七海ひろき『One-man LIVE773 ”KINGDOM” ONLINE-SUMMER-』

8月12日(水)20:00より配信【配信チケット】 3,900円(税込)
※ライブ配信は90分を予定しております。
※チケット販売は8月13日21:00まで。8月13日23:59まで視聴可能。詳細はこちら

アーティスト

七海ひろき

ななみひろき・1月16日生まれ、茨城県出身。2003年、89期生として宝塚歌劇団に入団。月組大劇場公演『花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン』で初舞台を踏み、宙組へ配属。星組へ異動し、2017年にバウホール公演『燃ゆる風』で単独初主演。2019年、星組大劇場公演『霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS』で惜しまれながら退団。その後は、俳優、声優、音楽活動など、枠にとらわれることなく様々なフィールドで活躍を続けている。現在は、漫画『夢の雫 黄金の鳥籠』のテレビCMに出演しているほか、7月16日からは「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変いくさ世の徒花の記憶」(※正式タイトルは「綺伝 いくさ世の徒花」に取り消し線入る)が開幕。8月9日の大千秋楽公演はライブ配信も決定している。
▶︎七海ひろき 公式サイト
▶︎Instagram
▶︎Twitter

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