紙の手帳派
〜時間に追われ走り回る自分を支えてきた頼れる一冊〜
公私ともに多忙を極めるアラフォー女性が今、切実に求めているのは日々の「時産」。
みんなどんな工夫をしているのか、働く女性にリアルな手帳の中身を公開してもらいました。
多様化する手帳とその周辺事情をCatch Up!
[Q&A]
Q: あなたにとって手帳とは?
A:「流動的な毎日に、手帳が道筋をつけてくれる」
そう話す、TOHOマーケティング(株)映像制作部プロデューサーの加藤悦子さん(39歳)にDomani編集部が取材をしてきました!
常時10本以上の映画や演劇の予告編集に携わる加藤さん。刻々と状況が変わる現場を歩いて回り、1日30本以上もの電話をとる。「電話しながら、移動をしながら、常にメモをとっています。時間や処理に追われているのでスケジュールの管理はPCやタブレットではなく、少々雑に扱っても大丈夫な手帳が適しているんです」
使い込まれた手帳で、とにかく仕事の ”今” の状況を受け止める。書くことで考えを整理して、先々の予定を見据えながら、どこで自分の時間ができるか予想をたてる。
「プロデューサーとして制作を管理しながら、自分自身も編集の現場をもち続ける。その時間の捻出にも、この手帳が役立っています」
[加藤さん流手帳の掟]
・手帳に書くのは仕事の予定のみ
・時間軸は自分で記入。流動的で変更が出やすいためシャープペンシルで書く
・プライベートの予定はメールやLINEのログで確認する
[ウィークリータイプ]
・略称を多様し記入時間を短縮(時産ポイント)
・変更があっても書き直さずに線で消すだけ(時産ポイント)
[こだわりポイント]
1:メモ帳は使わず、レポート用紙を使い捨てる
2:初心を忘れないための映画のフィルム
加藤さん愛用の手帳はこちら
12年ものの “COACH” の手帳カバー
Domani1月号 「”時産”できる手帳まわりライフ」より
本誌構成時スタッフ:撮影/フカヤマ ノリユキ 構成/谷畑まゆみ