【目次】
・フェイスマスクの種類
・フェイスマスクを選ぶポイント
・フェイスマスクの正しい使い方
・フェイスマスクのおすすめ~デパコス~
・フェイスマスクのおすすめ~プチプラ~
フェイスマスクの種類
フェイスマスクは期待する効果や使用感によってさまざまな種類があります。フェイスマスクを買おうとしても、どのタイプを選べばいいのか分からないという人も多いのでは?
よく目にする定番マスクから新世代のマスクまで、フェイスマスクの種類を大きく三つに分けて解説します。
定番のシートタイプ
フェイスマスクといえば真っ先にシートタイプを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?美容液を含ませたシートを顔にフィットさせることで、水分や美容成分を肌に届けることができます。
同じシートタイプでも、含まれている美容液のテクスチャーによって使い心地が異なる点も特徴です。水分に近いサラサラの美容液を含んでいるものもあれば、ジェルのようにこっくりとしたテイストの美容液を使用しているものもあります。
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洗い流すクリーム・クレイタイプ
マスクの中でも、使い終わった後に洗い流すものがクリームマスクやクレイマスクなどと呼ばれているタイプ。シートタイプとは違い、顔の気になる部分に自由に塗ることができます。
クリームタイプは主に保湿、クレイタイプは主に毛穴汚れ・角質汚れを落とす目的で作られていることが多いです。どちらもケアが終わればしっかり洗い流す必要があるため、浴室など濡れてもいい場所で使用します。
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毛穴ケアができるモデリングタイプ
新しいマスクとして一時期話題となっていたアイテムが、毛穴のケアができるモデリングマスク。パウダー状やジェル状のマスクのもとを練って、かたまりができたら肌にのせて乾燥させて使います。
自分で自由に顔に塗れるという特徴はクリーム・クレイタイプに似ていますが、使い終わったらシートタイプのように簡単にはがせる上、洗い流す必要はありません。
乾燥した後のモデリングタイプマスクはゴムのような感触となるため、ラバーモデリングとも呼ばれています。
フェイスマスクを選ぶポイント
フェイスマスクを選ぶ際には、自分の目的と生活に合ったものを選びましょう。自分に合ったフェイスマスクなら、肌の悩みを解決してくれるだけでなく、無理なく継続して使い続けられるはずです。
フェイスマスクを選ぶポイントを順に解説します。
肌の悩みに合わせて選ぶ
フェイスマスクは、自分の肌の悩みに合ったものを選ぶことが基本。
乾燥肌に悩む人は、ヒアルロン酸やコラーゲンなどが入っているものを選ぶと保湿の効果が期待できるでしょう。
シミ・ソバカスをケアしたい人、日焼け後の肌のほてりを抑えたい人は、ビタミンCなどが入っているものやひんやりしたメントール成分が入っているものを夜に使用するのもおすすめです。
また、大人の肌悩みやエイジングケアは、さまざまな悩みが複合してあるもの。保湿や抗酸化作用、美白成分がバランスよく入っているものを選ぶようにしましょう。エイジングケア用には目もとやほうれい線にアプローチする部分用シートもあるので、スペシャルケアとして合わせて使っても◎。
使用場面に合ったものを選ぶ
自分がフェイスマスクを使用するシーンに合った商品を選ぶことも大切です。
毎日のスキンケアとして化粧水感覚で使いたい場合は、容量が大きく、かつ毎日使用できるよう刺激の少ないものを選びましょう。
忙しくて特別な日にしかフェイスマスクを使わないという人は、美容成分が1枚1枚ぜいたくに含まれたもので集中ケアするのがおすすめ。
自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことで、フェイスマスクを無理なく使いこなすことができます。
フェイスマスクの正しい使い方
フェイスマスクの効果を最大限に発揮するためには、正しい手順と使い方を把握しておきましょう。メーカーが推奨する使用頻度や使用時間、使う前に必要な下準備などをしっかり守ることが大切です。
続いて、フェイスマスクの基本的な使い方を解説します。ただし、フェイスマスクの使い方は商品によって若干異なる部分もあるため、パッケージに記載してある取り扱い説明をしっかり確認してから使うのがおすすめです。
フェイスマスクを使う頻度
フェイスマスクは使えば使うほどよいというものではありません。毎日使用できるタイプのものもありますが、刺激の強いものや角質ケアタイプのマスクは、頻繁に使っていると逆に肌トラブルを引き起こす可能性があります。
基本的なフェイスマスクの使用目安は週に1回程度だと考えましょう。それよりも回数を増やすか減らすかについては、メーカーから推奨されている使用頻度を参考にします。
洗顔後のきれいな肌へ密着させる
フェイスマスクを正しく効果的に使うなら、まずはメイクや汚れを洗顔できれいに落とすことが大切。下準備として顔に化粧水をつけたら、フェイスマスクを肌に密着させましょう。このとき、フェイスマスクと肌の間になるべく空気が入り込まないように気をつけます。
シワやたるみが気になっている人は、フェイスマスクを上に引っ張り上げるイメージで密着させましょう。たるみの予防と小顔ケアの効果が期待できます。
また、入浴やスチーマーなどで血流が良く、毛穴が開いている状態で使用し、マスクの上から部分的にラップなどを軽くかけると美容成分の浸透がよりアップします。
使うタイミングは、入浴直後で毛穴が開き、美容成分が入り込みやすい状態がおすすめです。
フェイスマスクを使い終わったら、乳液やクリームなど油分のあるケアアイテムで蓋をし、水分が逃げないようにしましょう。
長時間の使用は避けて
フェイスマスクの使用時間は、メーカーの推奨している目安時間を守ることが大切です。フェイスマスクを長く使っているほど効果が高まると考えがちですが、あまりに長時間使い続けるとフェイスマスクが乾燥する部分が出てきてしまい、逆に肌の水分がシートに吸われてしまいます。
商品によりますが、フェイスマスクの使用は10~15分がおすすめです。20分以上の使用は肌を乾燥させる可能性があることを覚えておきましょう。
開封後は早めについ買い切って
開封後に時間が経過し、酸化したマスクの使用はおすすめしません。
化粧品は開封後半年以内、未開封でも3年以内が使用期限の目安です。保存環境によっては、それよりも早く酸化が進んでしまう可能性もあるので注意しましょう。
フェイスマスクのおすすめ~デパコス~
自分にあったフェイスマスクを見つけようと思っても、どれが自分に合った商品なのか最初のうちはなかなか分からないもの。まずは各メーカーからどのようなフェイスマスクが出ているのか、具体的に見てみましょう。
ここでは、リッチな美容成分やメーカー特有の技術を反映させた、おすすめの高品質フェイスマスクをご紹介します。
フレッシュなローズの香り「ゲラン スーパー アクア シートマスク」
ハイレベルな美容アイテムを好む大人に人気のゲランからは、肌を集中保湿するシートタイプのフェイスマスクが販売されています。ローズの香りがケア中に漂い、リッチな気分にさせてくれる逸品です。
フェイスマスクに含まれている水分が角質層にまで浸透し、肌が潤うのをサポート。集中保湿パックではありますが、メーカーが推奨する使用回数は週に2~3回なので、マメにケアをしたい人におすすめです。
商品名:ゲラン スーパー アクア シートマスク
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透明感のある肌へ「ポーラ ホワイトショット QXS」
国内でも有名なブランドであるポーラからは、美白を目的とした薬用シートマスクが販売されています。シミやソバカスに働きかけるため、オリジナルの美容成分である「mセパレーター」を配合している点に注目です。
こちらの商品はマスクに吸水性の高いマイクロファイバーを採用しており、美容成分がたっぷり。肌の気になる部分にもしっかり密着し、有効成分を届けやすくしてくれます。
商品名:ポーラ ホワイトショット QXS
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プレケアとしても使える「ジバンシィ ブラン ディヴァン フレッシュ マスク」
まるでバームのようなテクスチャーが特徴的なチューブタイプの商品は、スキンケアの最初に使うことでプレケアにもなる点が特徴です。プレケアの場合はパール1粒程度の量を肌に均等になじませ、いつものスキンケアをしましょう。
フェイスマスクとして使うのであれば、さくらんぼ1粒大の量を手に取り、肌全体に広げます。クリームタイプのマスクなので、自分で使用量を調節できるところがうれしいポイント。有効成分が透明感のある肌に導いてくれます。
商品名:ジバンシィ ブラン ディヴァン フレッシュ マスク
公式サイト:購入はコチラ
気になるシワに「コスメデコルテ アイピーショット アドバンスト マスク」
コーセーからは、気になりがちな目もと・口もとのケアに特化したフェイスマスクが登場です。一つの袋にはマスクが2枚、対になって入っています。目もとや口もとのカーブに沿って肌にぴったり密着させ、10分程度ケアしましょう。
目もと・口もとのシワに美容液が密着して働きかけ、ハリのあるふっくらお肌を目指せます。
商品名:コスメデコルテ アイピーショット アドバンスト マスク
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フェイスマスクのおすすめ~プチプラ~
せっかくフェイスマスクを使っていても、継続できなければ本来の効果が期待できないケースも。コスパのよいフェイスマスクであれば気兼ねなく使えるためおすすめです。
フェイスマスクの中でもプチプラな人気商品を二つ紹介します。
植物由来のオイルを採用「ルルルンプレシャス GREEN」
ルルルンから販売されているエイジングケアにアプローチするシリーズ「プレシャス」から、肌のメンテナンスにぴったりの「グリーン」をご紹介。1包装32枚入りのフェイスマスクで、使われている美容液には、植物由来のオイルやエキス、ミネラル、ビタミンが豊富に含まれています。
パッケージの中にはフェイスマスクがまるでティッシュのように1枚1枚重ねられて入っているため、一度開封したら長期保存せずなるべく早く使い切ることが大切です。
使っている途中でもったいなくなり、フェイスパックの使用頻度が落ちてしまうという人にこそ向いているアイテムといえます。お手頃価格なので気兼ねなく使えるのもうれしいポイントですね。
商品名:ルルルンプレシャス GREEN
購入はこちら
肌に優しい国産天然コットン「ステラシード ボタニカルエステ シートマスクモイスト」
こちらも1箱に30枚のシートマスクが個包装なくまとめて入っている商品です。天然コットン100%で作られているため肌当たりが優しく、使用中の密着度を高めます。
7種のボタニカル成分を含んだ20種類以上の美容成分が使われており、価格だけでなく機能面にも満足できるアイテムです。
こちらの商品一つで化粧水や美容液、乳液、美容下地などの7ステップが完了するため、時短を求める人にもおすすめ。
商品名:ステラシード ボタニカルエステ シートマスクモイスト
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皮膚科医
泉 さくら
琉球大学医学部卒業/東京大学医学部附属病院皮膚科・都内美容皮膚科・形成外科勤務後、ココメディカルクリニックを開業。一般皮膚科、美容皮膚科、アレルギー外来、女性外来を行い、漢方薬などを用いた近代西洋医療と補完代替医療、伝統医学等を組み合わせて行う統合医療を積極的に取り入れている。プライベートでは一児の母。
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