経済面
・子どもが増えて家庭全体の出費も増えた。その上、夫の転職で家計の不安定さが増した瞬間考えた (30代・愛知県・子ども2人)
健康状態
・大きい病気をしてしまい、外で働くのが難しくなった (40代・三重県・子ども2人)
キャリアプランを意識する瞬間は、教育費や子どもが増えるなど、お金に対しての不安を感じたときや、出産・育児など今までの生活と変わるタイミングに感じるようです。
では、実際にどのようにしてキャリアプランを実行していったのでしょうか。
キャリアプランのつくり方・方法論を経験者に聞いた
資格の取得
勉強
自分の目指すキャリアに必要な【資格の取得】【勉強】は必須のようです。スクールに通ったり、本を読んだり、中にはハローワークで開催している教室に通った人もいました。また、そのような場所で人脈を広げ、将来に繋げる考えの人も。
できることからコツコツ
ミスなくこなす
仕事を着実にして成果をあげる、目の前にある仕事に没頭するなど【できることからコツコツ】 こなしていく人や、【ミスをなくす】といった、今ある仕事を満足のいく形にしようと努力しているよう。
子どもの手が離れたら
女性が育児休暇を取得することの方が多く、【子供の手が離れたら】仕事に復帰したい、もっと仕事量を増やしたいなどプランを立てている最中の人もいました。
そのほかにも【個人事業主として開業】【上司と面談してキャリアパスを共有】【できない仕事は適度に断り自分の仕事に没頭する】といった意見も。
キャリアプランは固執しすぎず、柔軟さも重要に
「10年後の自分はこんな責任ある立場で、いくら貯蓄があり…」と事細かにキャリアプランを練る人もいると思います。基本はその理想や目標をきちんと立てることですが、それに固執する事なく〝柔軟性〟や〝臨機応変〟な対処も必要です。今の時代、ひとつのプランではなく、2つ3つとそれこそ〝多様性〟を持ったキャリアプランを考え直すときかもしれません。
構成・文/福島孝代
写真/(C)Shutterstock.com
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