3.家族を大切にする
平日は外で飲むことなく家に直帰し、休日も趣味のゴルフやキャンプなどに行かないで、家族との時間を最優先に考えている夫。妻だけではなく、子どもも含め、家族を大切にする夫は“愛妻家以上”との高評価が。
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弁護士が語る! 夫に愛妻家に「なってもらう」ための方法論
「夫が“愛妻家”ではないという皆さんは、まず自分自身の言動にフォーカスしてみてください。喜怒哀楽が激しくて愛情を上手く伝えられない、夫を立てるなどの男性が望んでいることができない、夫の文句ばかりを言ってるなど、あなたの言動に問題はありませんか? 愛情の一方通行では、あなたの気持ちを夫に理解してもらうのは難しいかもしれません」(正木さん)
確かに〝愛妻家〟という理想だけを追いかけて、現実では不満たらたらな日々では相手もそっぽを向いてしまいそう。
「次に認識していただきたいことは、男性にとっての愛情表現と、女性にとっての愛情表現には違いがあり、愛情の感じ方も別であるということ。夫は愛情表現のつもりでも、妻はそう感じない場合もあります。もっとこういう愛情表現がいい!という理想はあるとは思いますが、自分の価値観だけを押し付けるのではなく、そんな不器用な夫を愛することで、夫が“愛妻家”に育っていくのではないでしょうか。そして最後に夫にとって居心地のいい家庭を築こうとするのが重要。できるだけ笑顔で過ごしたり、会話やスキンシップも欠かさずにすることで、夫の心も安定し、妻への優しさや愛情が増すはずです」(正木さん)
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夫が愛妻家になるのは妻次第かも!?
正木さんのお話を聞くと、最初から〝愛妻家〟な夫は稀なのかもしれませんね。まずは妻側が現状を把握し、心の安定を図るところから始めましょう。夫の些細で微妙な愛情表現もオーバーに喜んでみたりするうちに、それが定着して〝愛妻家〟となっていくのではないでしょうか。自分の力で夫を〝愛妻家〟へと育ててみてはいかがでしょう。
取材・文/福島孝代
写真/(C)Shuterstock.com
弁護士
正木裕美
アディーレ法律事務所所属。男女トラブルをはじめ、ストーカー被害や薬物問題、労働トラブルなどを得意分野として多く扱う。過去『ザ・世界仰天ニュース』(日本テレビ)に出演のほか、『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)等のコメンテーターをはじめ、多数メディアに出演中。
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