今改めて知りたい知識が満載の〝マスクの教科書〟が登場
新型コロナウイルスの流行が収まらない現在。毎日様々なニュースが伝えられ、新しい情報も次々と入ってきています。
そんな中私たちが日々の生活においてできる予防策の1つが、「マスクをする」ということ。もはや欠かせないアイテムとなった「マスク」について、改めて基本的な知識を得ることができる1冊が登場しました。
マスクの選び方から着け方まで解説!『感染症時代のマスクの教科書』
新型コロナウイルスの流行により、すっかり必需品となったマスク。そんなマスクについて、マスク研究家の飯田裕貴子さんと、内科医の眞鍋葉子さんがわかりやすく説明してくれるのが『感染症時代のマスクの教科書』です。
マスクについて徹底解説
数多くのマスクが登場している中、一体どれを選べばいいのか悩んでしまうところ。そこで、マスク研究家が「マスク性能試験」の知識を元に、どのようなシーンでどのようなマスクを選べばよいのか解説。マスクの着け方や外すときの注意点など、今改めて知りたい使用時のポイントも教えてくれます。
ほかにもマスクメーカーに聞いた最新のマスク事情など、マスクを取り巻く状況を多面的にレポート。さらに、「マスクを着けることが困難なとき」という章では、マスクを着けることが難しい人だけでなく、マスクを着けられない人たちへの理解を深めるためにみんなが知っておきたいことを紹介。さまざまな理由からマスクを着けられない人が意思表示のために使用できるマークや、子どものマスクトレーニングなどについても解説されています。
医者が実践している感染予防をレクチャー
眞鍋内科医が家族で実践している「感染症予防の行動様式」をレクチャー。「換気の悪い密室・外出先での飲食・帰宅時」という、今特に注意したい3つのシーンについて大切なポイントを伝えます。
矢部太郎さんによる描き下ろしマンガも
冒頭には、『大家さんと僕』が大人気のカラテカ・矢部太郎さんによる描き下ろしマンガも。新型コロナウイルスが存在する環境を「ペンキ塗りたて」の状況に例え、感染予防のために大切な行動を子どもにもわかりやすく伝えます。
感染予防の知識からマスクの選び方や着け方、そして最新のマスクにまつわる情報まで、幅広く網羅されたまさに教科書と言える本書。感染症対策について知ることが大切な今、チェックしたい1冊です。
『感染症時代のマスクの教科書』
マスク研究家 飯田裕貴子・内科医 眞鍋葉子/共著
小学館刊 A5判 128ページ 1,300円+税