hitomiさん「これまでとは違う環境の中で生まれた〝スローなリスタート〟という考え方」【女の時間割】 | Domani

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WOMEN女の時間割

2021.02.28

hitomiさん「これまでとは違う環境の中で生まれた〝スローなリスタート〟という考え方」【女の時間割】

女には3つの顔、3つの時間がある…。歌手として活躍しながら、2020年夏に44歳で4人目のお子さんを出産し、4人の子どもを育てるhitomiさんの3つの時間についてうかがいました。

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歌手・44歳
hitomiさん

「女」時間

コロナ禍でマインドが少し変わりつつあります。フィールドはどこであっても常に〝表現者〟でいたいですね

「これまでは、歌を聴いてくれた方の次の日の一歩が軽くなるような存在になれれば、という思いでやってきました。今も自分のベースにあるのは歌ですが、最近は以前よりも〝発信する表現者〟という意識が強くなりました」

歌手 hitomi

「妻」時間

家ではパパが司令塔で、私は副班長。副班長でも言いたいことは言いますし(笑)、ざっくばらんに相談しあいます

「妻としての自分をたとえるなら、ひとりの人間。夫婦ゲンカをしたら〝あなたと私は違う〟と率直に伝えます。夫婦だからわかってもらえていて当然と、求めすぎてしまうからケンカになるのかな?と。最終的にお互いの違いを理解しあえれば大丈夫。頑張ったり、合わせすぎないことも大切だと思っています」

歌手 hitomi

「母」時間

男子4人の家族の中で娘との時間はとても大切。ふたりだけの原宿デートは服を見たり、スイーツを楽しんだり

「母としての自分は、友達のようにありたいです。長女とは時間をつくって週に一度は一緒に出かけたり、お風呂の中で〝最近どう?〟と、話せる時間をもつように。子どもが何を訴えているのか、よく聴くようにしています」

歌手 hitomi

これまでとは違う環境の中で生まれた〝スローなリスタート〟という考え方

その曲を聴くだけで、自分の人生のワンシ ーンがふっと蘇ってきたり、歌詞に励まされてエールをもらえた記憶を伴う楽曲たち。そんな人々の心に届くメガヒットナンバーを何曲も生み出してきたhitomiさん。2020年夏に44歳で4人目のお子さんを出産して、ゆるやかなリスタートをきったばかり。

「コロナ禍の影響もあって、今はSNSが自分を見せていく大きな場だと感じています。これまでは歌を歌う、イコール“自分の曲だけ”みたいな感覚でした。でもYouTubeを見ていると、今はだれがどんな歌を歌ってもいい、自由な空気がありますよね。“こうでなくてはいけない”という思考の枠が自然に外れて、“どんな曲を歌ってもいいし、歌以外でも自由な形で表現をしてみたい”と、考え方に広がりが出ました」

エンタメ業界のあり方が大きな過渡期にある中、働き方に対しての価値観も変化した。「今までは、子どもが3人いても仕事に重点を置いてきました。それが4人になって、自宅で過ごす時間も増えたことで、彼らの未来に対して自分は何ができるだろうかと改めて考えたのです。若いころのように、hitomiを前面に押し出すために時間を費やす必要はもうないだろう。

ただ、いろいろな生き方や経験を経たからこそ伝えられることも増えていて、そうした経験値の中で必要としてもらえた仕事に向き合っていければと。結果、今は子どもたちが未来に進んでいくための手助けをどんなふうにしていけるのか。そのことに費やす時間が増えている気がします」

毎朝5時に起床して、平日は夜8時には就寝してしまう健康的なライフスタイル。かつてライブがある日は、分刻みのスケジュールを作成していたhitomiさんも、「今は書き出す時間も惜しくて、“脳内ですきま時間”を調整。たとえば赤ちゃんが寝ているタイミングをどの家事にあてるのか。食器洗いだと音で起こしちゃうから、洗濯物を畳む時間にしようという具合です(笑)」

好きな言葉は“なんとかなる”。Take it easy な気持ちで

小6の長女と、幼稚園に通う長男と次男に、0歳児の三男が加わった6人の大家族。息子たちと遊ぶ役はご主人がかってでて、hitomiさんは大家族の家事を切り回す。

「子ども中心の生活になると、ご飯ひとつ決めるにしても、中華がいい、和食がいいとバラバラで大変です。幼稚園児がふたりいるので、月曜の朝などはお弁当づくりに加えて準備する持ち物も大量で、バッタバタに(笑)。効率よくやらないと、ゆっくり考える時間ももてないことが大変といえば、大変ですね。家族の動線を少しでも効率化しようと、こんまりさんの本や「100均ショップの便利アイテム紹介動画」を参考に奮闘中です。

すぐにぐちゃぐちゃになるお風呂のタオルや息子たちのおもちゃに、○○くんのタオルとラベリングしたり、「きょうりゅう」「ミニカー」などと置き場所を決めたことで自分たちで片付けられるようになり、だいぶ楽になりました。ステップファミリー、という言葉を調べたことがあるのですが、ステップとは“関係性を築いていく段階”のことなんですね。さまざまな難しさがあり、私自身も日々、学びを得ています。

思春期に入った娘とも丁寧に向き合っていきたいし、夫ともこの先の長い道のりを共に歩いていきたい。人生は気楽じゃないことのほうが多いけれど、動じずに、自分らしく乗り切りたいですよね。“大丈夫。気楽にやろう”と、よく長女とも話しています」

Domani2021年2/3月号『第13回 女の時間割』より
撮影/眞板由起  スタイリスト/亀恭子  ヘア&メーク/松田美穂  構成/谷畑まゆみ  再構成/WebDomani編集部 

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hitomiさん

1976年生まれ・44歳。18歳でCDデビュー。「CANDY GIRL」や「LOVE 2000」「SAMURAI DRIVE」「LOVE2020」など数々のヒット曲をもつ。2019年11月にデビュー25周年を迎え、現在タレントとして情報番組やバラエティ番組などにも出演中。38歳で現在のご主人と再々婚。44歳で三男を出産。12歳の長女、6歳の長男、4歳の次男と、4児の母として日々奮闘中。
インスタグラム:https://www.instagram.com/hitomi_official/ 
ブログ : ameblo.jp/ninpu-hitomi

テキスト

谷畑まゆみ

フリーエディター・ライター・キャリアコンサルタント
働く女性のインタビュー企画がライフワーク。カウンセラーやキャリアコンサルタントのスキルを活かして、YeLLのクラウドサポーターとしても活動中。先日はDomaniオンラインサロンで「「女の時間割。」の取材デモンストレーション&コツをレクチャー」するコンテンツを展開。サロンメンバーがレポートした当日の様子は「Domaniオンラインサロン公式note」にて公開中。https://note.com/domanisalon/n/n4e3258ade37e

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