【目次】
・間接照明とは
・間接照明に使えるライトは?
・部屋に合う間接照明の選び方
・スポットライトのおすすめ間接照明
・フロアライトのおすすめ間接照明
・テーブルライトのおすすめ間接照明
・バーライトのおすすめ間接照明
・テープライトのおすすめ間接照明
【目次】
間接照明とは
間接照明とは、どのようなものを指すのでしょうか?まずは、特徴やメリットについて解説します。
<反射した光で照らす照明器具>
照明器具には、「直接照明」と「間接照明」の二つがあります。自宅やオフィスなどに使われている一般的なライトは、部屋を直接照らす直接照明です。一方、間接照明は壁や天井などに光を反射させて照らすライトです。直接照らすわけではないので、文字を見やすくしたり、作業しやすくしたりすることが目的ではありません。
柔らかい光で陰影も作れるため、おしゃれな空間を演出するインテリアとして使われます。高級感のあるホテルや洗練されたバーなどの演出に使われていることも少なくありません。また通常のライトでも、設置の仕方によっては間接照明として楽しむことも可能です。
<取り入れるメリット>
間接照明を取り入れることで、必要な明るさを得るだけでなく、インテリアとして表情豊かな空間作りができます。天井や壁に陰影を出せば、空間を立体的に見せることも可能です。光の当て方によっては、奥行を広く見せることもできます。穏やかで柔らかい光のため、心身ともにリラックスすることも期待できます。
間接照明に使えるライトは?
間接照明と一口にいっても、実際には数種類あります。種類とそれぞれの特徴を紹介します。
・スポットライト
照らしたい箇所を部分的に照らすのが「スポットライト」です。ライトヘッドの角度を変えられるタイプがほとんどで、照らしたい箇所に合わせて角度を自由にアレンジできます。
天井や壁に照らせば奥行を演出でき、壁に飾ったアートや観葉植物を照らせば部屋のアクセントとして使えます。
高さのあるスタンドタイプであれば、天井に光を当てることで部屋全体を温かみのある空間に演出可能です。家具などに挟んで使えるクリップタイプなら、場所を取らず好みの場所に設置しやすいです。
その他にも天井のダクトレールに設置するタイプなどもあり、好みや用途に合わせて選びやすく、手軽におしゃれな空間作りができます。
・フロアライト
「スタンドライト」とも呼ばれることもある「フロアライト」は、フロアに直接置いて使用するタイプのライトです。部屋の隅やソファの横などに置けば、周辺を温かみのある光で照らせます。
存在感があり、ライトそのものがインテリアになるのもメリットです。ラグジュアリーなものやスタイリッシュなものなど、デザインも多種多様です。
種類が多いので、インテリアにマッチしたものが見つかりやすく、自分好みの空間に演出しやすいアイテムといえるでしょう。初めて間接照明を取り入れる人にも使いやすく、おすすめです。
・テーブルライト
「テーブルライト」は、ベッドやソファのサイドテーブルなどに置いて使用するライトです。目に優しい穏やかな光の商品が多いので、ベッドで本を読んだり、映画館のような雰囲気で映画鑑賞ができたりします。
調光できるタイプなら、デスクに置いて書き物をするときにも使用可能です。卓上に置けるため、フロアスペースが限られている家庭でも取り入れやすいアイテムです。
近年は、ヨーロッパ調のものや北欧風などさまざまな雰囲気のテーブルライトが販売されています。オブジェやアートのように見えるインテリア性が高いタイプも人気です。
・バーライト
「バーライト」は、棒状のスリムなボディにライトが付いたものです。狭い場所にも取り付け可能で、棚の隙間に置けば、ライトを目立たせずに落ち着いた空間作りができます。テレビの後ろに置けば、映画館のような雰囲気が増すでしょう。
クローゼットやパントリー内に置いて、物を探す際に使うなどの実用的な使い方もできます。また、寝室にライトを置くスペースがない場合も、バータイプを使うのがおすすめです。
・テープライト
薄いテープ状のライトが「テープライト」と呼ばれるものです。裏側が両面テープになっており、どこにでも手軽に設置できます。
好きな長さにカットしたり折り曲げたりできるので、設置したい場所の形状や範囲に合わせて自由にアレンジができます。DIYが好きな人や自分でコーディネートしたい人にもおすすめです。
寝室や階段に設置すれば、ムーディーな雰囲気になるだけでなく、フットライトとしての役割も果たせます。
部屋に合う間接照明の選び方
初めて間接照明を購入する人は、どのような基準で選べばよいのか悩むことも少なくありません。選び方のポイントを解説します。
・光の色で選ぶ
ライトは電球によって光の色が異なるため、作りたい雰囲気に合うものを選ぶことが大切です。
「電球色」は、オレンジがかったほんわかとした温かみのある色です。穏やかな明るさで目にも優しく、落ち着いたムーディーな空間作りに適しています。リラックスした雰囲気を演出したいときにもおすすめです。
「昼白色」は自然光に近い光で違和感がなく、どのような部屋にも合うタイプです。オフィスのような明るさが強過ぎると感じる人にも適しています。
青みがかった白色で明るさが強いのが、「昼光色」です。すっきりとした光で細部までよく見えるため、オフィスなどに使用されていることが多いです。子どもの勉強部屋や書斎などに適しています。ただし、寝室やリビングルームなどリラックスしたい場所には不向きです。
・電源方式で選ぶ
ライトは基本的にコード式が多いですが、充電式や電池式もあります。コード式は充電や電池交換の必要がなく、長時間でも使用可能なのがメリットです。
ただし、コンセントの数が少ない部屋には使いにくいことや、置きたい場所のすぐ側にコンセントがなく延長コードを使用しなければならないこともあります。コードが見えてしまうことで、せっかくの雰囲気が壊れてしまうこともあるでしょう。
充電式や電池式は、コンセントがない場所にも使用可能です。コードもないので、すっきりとおしゃれな雰囲気も作れます。ただし、定期的に充電や電池交換をする必要があり、手間が掛かります。
・リモコンや調光機能の有無で選ぶ
ライトとしての機能だけでなく、便利な機能が付いているものを選ぶのも一つの方法です。例えば、リモコン付きであれば、ベッドに横になりながらオン・オフができます。手が届きにくい場所に設置することも可能です。
明るさを変えられる「調光機能」もあると便利です。部屋の明るさや雰囲気・用途に合わせて光の強さを調節できるため、使いやすさが増します。リビングでは少し明るめ、映画鑑賞するときは暗めというように、雰囲気作りに活躍してくれるでしょう。
スポットライトのおすすめ間接照明
ピンポイントで光を当てるなら、スポットライトをチェックしましょう。使いやすいおすすめの商品を二つピックアップしました。
■ELPA「ミニレフランプ40W付クリップライト」
コンパクトなサイズの「ミニレフランプ40W付クリップライト」は、クリップ式のため、棚や机などに挟んで手軽に使用できます。ヘッドは上下左右の好きな角度で設置が可能なので、部屋のアクセントとして使いやすいのも魅力です。
約1.5mのコードには中間スイッチが付いており、コードを抜かずにオン・オフができます。長持ちするLED電球にも対応しているので、節電したい人にもおすすめです。
インテリアの雰囲気を壊さないシンプルなデザインなので、どのような部屋にもマッチしやすいでしょう。
商品名:ELPA「ミニレフランプ40W付クリップライト」
■ヤザワ「ウッドセードクリップライト ナチュラル CLX60X01NA」
クリップ式の「ウッドセードクリップライト ナチュラル CLX60X01NA」は、ランプの向きを変えられ、照らしたい箇所にピンポイントで光を当てられます。
約470gと軽量でコンパクトな設計ながらも60Wまで使用でき、ある程度の明るさが必要な場所にも使えます。LED電球が使用できることやコードが約2mと長めなのも、使いやすいポイントです。
ナチュラル感のあるウッドシェードが使われているので、どのような部屋にもなじみやすく、落ち着いた空間作りができます。
商品名:ヤザワ「ウッドセードクリップライト ナチュラル CLX60X01NA」
フロアライトのおすすめ間接照明
広い範囲を優しく灯すならフロアライトがおすすめです。数ある中から人気のおすすめ商品を二つ紹介します。
■イケア「LERSTA/レールスタ フロア/読書 ランプ」
高さが131cmの「LERSTA/レールスタ フロア/読書 ランプ」は、アーム部分を動かして光の方向を調節可能です。一部分を集中的に照らすため、ソファやベッドで読書をするときにも適しています。置き方によっては、スポットライト的な使い方も可能です。
アルミニウム製で余計な飾りがなくシンプルなスタイリッシュなので、置くだけでおしゃれな空間を演出できます。コードは2mと長めで、中間スイッチも付いているので使いやすいでしょう。LED電球の使用も可能です。
商品名:イケア「LERSTA/レールスタ フロア/読書 ランプ」
■快適ホームズ「フロアライト 3灯 シスベックアッパー」
「フロアライト 3灯 シスベックアッパー」は、上に向かって光が当たるアッパーライトと二つのスポットライトが付いているのが特徴です。スポットライトは角度が変えられ、それぞれ単独でオン・オフができます。
コード式ですが、シェード部分にスイッチが付いているため、スタイリッシュな雰囲気を壊しません。スイッチ部分にはウッドが使われており、高級感のあるデザインです。
コードにはフットスイッチも付いているので、三つのライトを同時にオフにするときにかがむ必要がないのもうれしいポイントです。
商品名:快適ホームズ「フロアライト 3灯 シスベックアッパー」
テーブルライトのおすすめ間接照明
「置くスペースが限られているけれど、インテリア性の高いライトを置きたい」という人には、テーブルライトがおすすめです。おしゃれ度の高い商品を二つ選びました。
■ルイスポールセン「VL38 Table」
1938年にデンマークのラジオハウス用に設計された名作の復刻版が、「VL38 Table」です。緩やかなカーブの美しいフォルムのシェードが特徴で、モダンなデザインはインテリアとしても目を引きます。
高級感のあるゴールドのアームで、部屋のイメージを邪魔しません。LED電球も使用可能のため、節約にもなります。
商品名:ルイスポールセン「VL38 Table」
■Albrillo「テーブルランプ」
ラグジュアリーな雰囲気を演出するなら、Albrilloの「テーブルランプ」がおすすめです。スパイラルの個性的なデザインが特徴で、コンパクトながらも高級感のあるインテリアを演出します。
無段階で調光できるだけでなく、センサーに軽く触れるだけで好みの明るさに変えることが可能です。
高品質で丈夫なアルミニウム使用し、安定性や滑りにくさにもこだわっています。経済的で目が疲れにくいLEDを使用しており、使いやすいのもメリットです。
商品名:Albrillo「テーブルランプ」
バーライトのおすすめ間接照明
ちょっとした隙間を生かして部屋の雰囲気を変えるなら、バーライトを検討してみましょう。人気のおすすめ商品を二つピックアップしました。
■パナソニック「ラインライト HH-XSF0002L」
「ラインライト HH-XSF0002L」は幅4.4cmのスリムタイプで、ソファやテレビの後ろなどの隙間に簡単に設置できます。コードが3mと長く、コンセントから多少離れた場所でも使えます。
スマホの専用アプリを使用すれば、スマホでオン・オフや調光・タイマーなどが操作可能です。部屋の複数の明かりを一括でコントロールすることもでき、シーン別に照明を登録しておけば、ワンタッチで好みの照明に変わります。
商品名:パナソニック「ラインライト HH-XSF0002L」
■アイリスオーヤマ「LEDバーライト 幅30cm 昼光色 IBA3D-W・電球色 IBA3L-W」
幅約3cm・長さ約30cmの「LEDバーライト 幅30cm 昼光色 IBA3D-W・電球色 IBA3L-W」は、厚さが約1cmの薄いタイプのバーライトです。取り付け方法は、場所に合わせて両面テープ・木ネジ・磁石から選べます。
センサーが搭載されており、手をかざすだけでオン・オフの切り替えや明るさを調節できるタッチレス仕様です。また、調節した明るさは自動で記憶され、次に使うときに同じ明るさで点灯するのもおすすめポイントです。
商品名:アイリスオーヤマ「LEDバーライト 幅30cm 昼光色 IBA3D-W・電球色 IBA3L-W」
テープライトのおすすめ間接照明
オリジナリティあふれる空間作りに興味がある人は、自分好みにコーディネートが簡単にできるテープライトを検討してみましょう。手軽に使える人気商品を紹介します。
■DANCRA「LEDテープライト B07SM4R8FM」
長さ100cm・幅0.8cm・高さ0.3cmの「LEDテープライト B07SM4R8FM」は、両面テープで取り付けられるライトです。電池式のため、コンセントがない場所でも便利に使用できます。
人感センサー付きで、センサー範囲に人がいると自動で点灯します。点灯時間は15~300秒で設定ができるので、長過ぎたり短過ぎたり感じることはありません。また、短めに設定することで節電にもつながります。
商品名:DANCRA「LEDテープライト B07SM4R8FM」
■Dazone「LEDテープ 防水 SMD5050」
「LEDテープ 防水 SMD5050」は、防水性能のあるシリコン製で、長期間の使用が期待できます。カーブにぴったりフィットする柔らかさがあり、両面テープで固定する仕組みのため、好きな場所に自由に設置できます。電源はUSBによる給電です。
16色に切り替えることができるので、その日の気分や季節の行事に合わせてカラーを楽しめるのがメリットです。付属のリモコンでオン・オフができるだけでなく、色や調光・モードも変更可能です。モードは、点滅やグラデーションなど4種類から選べます。
商品名:Dazone「LEDテープ 防水 SMD5050」
トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com
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