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2021.05.27

ドライフラワーを作ってみよう|簡単な作り方と長持ちのコツを解説

「ドライフラワー」は生の状態とは違う魅力があり、長い間楽しめる保存方法です。ドライフラワーの作り方は四種類あり、難しいテクニックは必要ありません。インテリアの一部としても活用できるドライフラワーの作り方とコツ、長持ちさせる方法を紹介します。

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【目次】
 ・ドライフラワーの基本の作り方
 ・ドライインウォーター法での作り方
 ・シリカゲル法での作り方
 ・グリセリン法での作り方
 ・ドライフラワーに向いている花は?
 ・ドライフラワーを長持ちさせるコツ

ドライフラワーの基本の作り方

花を生花で飾って楽しむのもよいですが、あえてドライフラワーにすることで長い間楽しめます。生花からどうやってドライフラワーを作るのでしょうか?

ドライフラワー 作り方

(C)Shutterstock.com

<気軽にできるハンギング法>

四つあるドライフラワーの作り方の中でも、気軽に挑戦できるのが「ハンキング法」です。ドライフラワーにしたい植物を「つるす」だけで、簡単に作れます。失敗しにくいため、ドライフラワー初心者でも挑戦しやすいでしょう。

花・葉・木の実などを一緒に束ねて、天井や壁につるして乾燥させます。つるし方にこだわれば、インテリアやディスプレイの一部に使え、おしゃれな演出も可能です。

つるしているうちに乾燥によって水分が抜け、元の大きさよりも縮まって色が濃くなります。生の状態とはまた違った印象を楽しめます。

<手順とコツ>

ドライフラワーにしたい植物を天井や壁に逆さまにつり下げ、乾燥するのを待つだけです。つるす前には植物に含まれる水分や余分なものを取り除きます。ハンキング法を成功させるポイントは「早い段階で乾燥させる」ことです。

花屋で花束を購入した場合は、茎の一番下の部分に水を含んだコットンや保水剤が付いているためそれを取り除きます。水分が残っている箇所は清潔なハサミでカットし、茎部分で重なっている葉や、不要な枝や枯れた花びらなども除去しましょう。

フォルムを整えたら風通しのよい場所でつるします。紫外線や外気に当たると植物が傷むため、注意が必要です。最初は花束よりも少量の花で、鮮度が高いものを選びましょう。花の種類や時期によりますが、1~2週間ほどでドライフラワーが完成します。

ドライインウォーター法での作り方

ドライインウォーター法とはどのようなやり方なのでしょうか?ドライインウォーター法の特徴や手順を見てみましょう。

ドライフラワー 作り方

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<徐々に乾燥させる方法>

ドライインウォーター法は、少量の水を花瓶や空き容器に入れ、そこに乾燥させたい植物を挿して「徐々に乾燥」させていく方法です。四つの方法の中で一番時間がかかりますが、生けた状態を見ながらドライフラワー作りが楽しめます。

このやり方は植物を立てたまま乾燥させるため、花の形を崩さないのがメリットです。乾燥した植物は茎が細くなるため、元々柔らかい茎や、大きく重たい花には向きません。

アジサイのように茎がしっかりしているものや、カスミソウのように優しい雰囲気の花がドライインウォーター法に向いていています。花材と一緒に挿す花瓶にもこだわれば、おしゃれなインテリアとなるでしょう。

<手順とコツ>

少量の水を入れた花瓶や容器を用意します。入れた水が徐々に蒸発するのを利用して植物を乾燥させるため、水を追加したり交換したりする必要はありません。水の量は1~5cmが目安です。

ドライフラワーにしたい植物を水が入った容器に挿し、風通しのよい場所へ飾ります。ハンキング法同様、紫外線や外気に触れると傷む可能性があるため注意しましょう。少しずつ水分を蒸発させますが、乾燥を早めたい場合は扇風機の風を当てるのも一つの手です。

完成までは1~2週間かかります。時間がかかり途中で変色してきれいに仕上がらない場合もあるため、乾燥中は植物の様子を注意して見てあげましょう。

シリカゲル法での作り方

お菓子などのパッケージに入っている防湿剤「シリカゲル」を活用した方法がシリカゲル法です。どのような特徴と手順でドライフラワーを作るのかを紹介します。

ドライフラワー 作り方

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<花部分だけを乾燥させる方法>

シリカゲル法は、花の部分を茎から切り取ってドライ状態にする方法です。茎がないドライフラワーは、ボックスに詰めて飾ったり、瓶に入れてハーバリウムにしたりして、プレゼントアイテムに活用できます。

シリカゲル法は、生の状態と変わらない形や色をキープできる方法です。市販のドライフラワー用のシリカゲル、花をカットするためのハサミ、加工のために使う容器がそろえば準備完了です。

花だけカットすればあとは子どもでもできるため、自由研究に取り入れるのもよいでしょう。花の形や花びらを崩すことなくドライフラワーに加工できることから、立体感のあるバラやカーネーションなどが向いています。

<手順とコツ>

1~2cmほど茎を残して、ドライフラワーにする花をハサミで切り取ります。もしアクセサリーなどに加工したい場合は、あらかじめ茎から花の中央にワイヤーを通しておくと後々便利です。

密閉容器の底にドライフラワー用のシリカゲルを敷き詰めたら、その上に乾燥させたい花を重ならないように置きます。このとき、花が完全に見えなくなるまでシリカゲルをかぶせましょう。スプーンなどを使って優しく少しずつ入れて、仕上げにふたをしっかり閉めて密閉します。

花の品種によって完成期間は違いますが、だいたい1週間ほどです。ドライフラワーは繊細なため、容器から取り出す際はそっとシリカゲルを払いましょう。手早く作りたいときは、ふたを閉めないで電子レンジに1分ほどかけるとすぐに出来上がります。

シリカゲル法は退色しやすいため、保存には密閉できる容器に入れて乾燥状態を保ちましょう。

グリセリン法での作り方

咲きたての花を長く保存したいときや、葉や木の実もよい状態で保管したい場合に最適なのがグリセリン法です。加工に必要な道具や手順を見てみましょう。

ドライフラワー 作り方

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<きれいな色や形が残せる方法>

葉や木の実をそのままの状態で保存したいなら、グリセリン溶液に漬け込む方法がおすすめです。「グリセリン」をお湯に溶かし、その中に植物を入れたり、植物に吸い上げさせたりして作ります。

ドライフラワーになった花や葉は水分が減って縮みますが、グリセリン法では大きさや形はそのままに、ドライなのにしっとり感がある状態に仕上がります。変わった形の葉や、珍しい木の実をドライフラワー加工したいときに挑戦してみましょう。

また、咲きたての花をほとんどそのまま残したい場合にも最適です。花瓶にグリセリン溶液を入れて花を挿せば、ほとんど変色や型崩れすることなく、生花と変わらない状態を長く楽しめるのです。

<手順とコツ>

漬け込む場合は、熱湯で3倍に希釈したグリセリン溶液を容器に入れて冷まし、葉や木の実を浸します。容器にはふたをして、中にほこりやゴミが入らないよう気を付けましょう。1週間ほど置いて葉と木の実を取り出し、表面に付いた液を拭いたら完成です。

吸い上げの場合は、熱湯で3倍に希釈し冷ましたグリセリン溶液を花瓶や容器に移し、その中に茎を挿しこみ冷暗所で1週間~10日ほど保管します。保管後、葉や花からグリセリン溶液が染み出てくるのを確認できたら完成です。

花に直接グリセリン溶液が付いてしまうと失敗する可能性があります。またグリセリンを吸い上げる力が完成度を左右するため、古い花ではなく、新鮮で元気な状態の花で行うのがおすすめです。茎のカッティングを斜めにしたり切り込みを入れると、吸い上げ力が増します。

ドライフラワーに向いている花は?

ドライフラワーは慣れれば多数の植物を乾燥させることができますが、花の種類によって向き不向きがあります。ドライフラワーに向いているのはどんな花なのでしょうか?

ドライフラワー 作り方

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・バラ

バラは初心者でもドライフラワーにしやすい花です。バラといっても品種がたくさんあり、形や色、質感、そしてドライフラワーにする方法によって、乾燥したときの仕上がりが変わります。つぼみから開花が始まる時期が作業開始に最適です。

完成まで時間がかかるハンキング法ではどの品種も変色しやすいため、濃いめの色を選べば色の変化が見えにくくなります。シリカゲル法は花をそのままの状態で乾燥させやすいですが、品種によっては黒っぽくなるものもあるようです。

どの方法でも「早く乾燥させる」のが成功への近道なため、大輪よりは小輪、花びらの層が少ない品種が初心者には扱いやすいでしょう。乾燥させると花びらがボロボロになりやすいため、形をそのまま残したい場合は肉厚な花びらの品種を選びましょう。

・アジサイ

アジサイはドライフラワーに向いている花として挙げられますが、開花シーズンの梅雨時期に咲いているアジサイは不向きです。アジサイをきれいなドライフラワーに加工するためには、作業する時期が重要といわれています。

開花シーズンのアジサイは、花や茎に水分が行き渡っているため、乾燥途中にカビが発生することもあるようです。適度な湿度になる9~11月ごろだと、花や茎から水分が適度に抜けドライフラワーに最適な状態になります。

フォルムをそのまま残したい場合は、ハンキング法かドライインウォーター法を行いましょう。色の鮮やかさを求める場合はシリカゲル法でドライフラワーにします。

・センニチコウ

花束に加えるとアクセントになる、イチゴのような小花です。センニチコウは生花の状態でも水分が少なくカサカサとした質感で、ドライフラワーに加工しやすい花といえます。

名前に「紅」が付いていることから赤い花と思われがちですが、カラーバリエーションが豊富なのが魅力です。赤の他に紫やピンク、白、黄色があり、ドライフラワーにしても「色あせしにくい」という特徴があります。

単体でドライフラワーにするのもよいですが、色がくすみやすい花と組み合わせると、互いに引き立てあってきれいなドライフラワーが作れるでしょう。ハンキング法でもドライインウォーター法でも加工できます。

ドライフラワーを長持ちさせるコツ

ドライフラワーは生花よりも長く楽しめるのが利点ですが、取り扱い次第では傷めてしまうこともあります。ドライフラワーを長持ちさせるコツを見てみましょう。

■直射日光や湿気に注意する

乾いた状態であっても、直射日光に当てたり、湿気の多い場所で管理したりすると傷みの原因になります。飾る場所の日当たりや湿度を調整しておけば、ドライフラワーを長持ちさせられるでしょう。

ドライフラワ―を直射日光に当てると、花の色がどんどん色あせます。照明器具の光でも同様の現象が起きるため、どこに置いておくかは重要です。

湿気が多い環境では、ドライフラワーにカビが発生することもあります。一度カビが発生してしまうと、表面のカビを拭き取ったとしても菌の根を根絶できません。他の箇所にもカビが発生することもあるため、カビが生えてしまったドライフラワーは残念ですが処分しましょう。

■ほこりをまめに取る

長期間飾れるからといってそのままにしていると、花や葉の表面にほこりやゴミが目立つようになります。なるべくこまめに手入れをして、ほこりを取り除きましょう。

ただし、ドライ状態の花は花びらや葉がぽろぽろと落ちやすいのがネックです。花の形を崩してしまうのが嫌な人は、ふた付きの密閉できる容器にドライフラワーを入れて保管しましょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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