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2024.10.08

「アンチ」の意味とその心理状態とは? 語源やさまざまな使い方も紹介

「アンチ」という言葉は、ネット上では攻撃的な文脈で使われることが増えています。本記事では、アンチの意味やアンチになる原因、アンチへの対処法を解説します。

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私たちがSNSやネットを楽しむ一方で、無視できないのが「アンチ」と呼ばれる人々の存在だったりします。自分の投稿に対して、批判や攻撃的なコメントを受けた経験がある方も多いのではないでしょうか? 

この記事では、アンチの心理やアンチな行動をとる人に対処する方法について解説します。自分のメンタルを守りながら、心地よくネットを楽しむための知識を一緒に学んでいきましょう。

いまさら聞けない「アンチ」とは?

カタカナで使われる「アンチ」という言葉は、元は英単語の「anti」です。英語と同じような意味で使われるケースも多いですが、ネット上ではより攻撃性の強い言葉として使われている傾向があります。

意味は「反対」や「対抗」

「アンチ」とはどのような意味なのか、辞書で確認してみましょう。

[接頭]名詞に付いて、反対・対抗・排斥などの意を表す。「―ロマン」
[補説]固有名詞に付いて、そのものに対する嫌悪・否定の意でも用いられる。また「アンチ」のみで、対象とするものを嫌う人・認めない人を意味することもある。「ファンと―の心理」
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

「アンチ」とは、「反対」「対抗」などの意味を持ちます。例えば、パソコンやスマートフォンなどのセキュリティの文脈で登場する「アンチウイルスソフト」や、反論を表す「アンチテーゼ」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

アンチという言葉の後ろに別の単語を組み合わせることで、その単語の反対、対抗を示す場合があるのです。また、アンチという言葉は単体でも用いられ、その場合では、特定の何かを嫌ったり反発したりする者を指します。

グッドマーク

(c) Adobe Stock

語源は?

日本ではカタカナで「アンチ」として浸透していますが、元となる言葉は英単語の「anti」です。「anti」には、「反対者」「反対の」などの意味があり、そこから派生して日本語としても用いられるようになったようですね。

ネット用語ではより攻撃的な意味合いに

ネット上では、特定の個人・企業・団体・製品などをターゲットに、掲示板やSNSなどで攻撃的な言葉で叩く行為や、叩く行為をしている人のことを「アンチ」と呼ぶことがあります。しかし用法は多岐にわたり、この限りではありません。何かに対して攻撃的な態度を示す行動や人を、広い意味でアンチと呼んでいるともいえるでしょう。

ネット用語として使われる「アンチ」は、英語での意味や、これまでに日本で「アンチ」として使われてきたニュアンスよりもさらに攻撃的な意味を持つこともあるでしょう。「反対」「対抗」というような単純な意味合いだけでなく、嫌悪感などの感情が含まれ、より攻撃的な言葉として用いられている傾向が見られます。

アンチの使い方と類義語

アンチという言葉をどのように使用するのが適切でしょうか? 確認していきましょう。

形容詞や名詞として使う

英語の「anti」は、名詞では「反対者」、形容詞として「反対の」、前置詞として「~に反対で」というように、さまざまな品詞として使われている言葉です。日本語の中では、「あの人はアンチだ」などのように単独で使われて、名詞的な用法で見聞きするケースが多いかもしれません。

しかし英語においては、名詞だけでなくさまざまな品詞で使われる単語であることを覚えておきたいですね。

固有名詞の前につけて使える

英語の「anti」と同様に、日本語として浸透した「アンチ」も、固有名詞の前につけて使われてきました。

例えば、外来語をそのままカタカナにした「アンチエイジング」「アンチテーゼ」などの言葉もその一例です。日本語と組み合わせた「アンチ●●(特定の固有名詞)」などの表現も長年使われています。

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