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2021.07.03

現役ママに人気の「抱っこ紐」とは? 種類と選び方のポイントも紹介

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子育てグッズは時代と共に進化を続けていますが、その中でも「抱っこ紐」は特に著しく最新機能が追加されているアイテムです。最新の抱っこ紐情報や、赤ちゃんだけではなく、ママやパパにも優しい抱っこ紐選びのポイントをお届けします。

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【目次】
 ・抱っこ紐の種類とは?
 ・選び方のポイント
 ・キャリータイプのおすすめ抱っこ紐
 ・おしゃれで人気のスリングタイプ
 ・世界中で愛用されるベビーラップ

抱っこ紐の種類とは?

抱っこ紐は、その機能や形状の違いによりいくつかのタイプに分けられます。まずは、抱っこ紐を代表する三つのタイプを紹介します。

抱っこ 抱っこ紐 人気

(C)Shutterstock.com

キャリータイプ

一番スタンダードな抱っこ紐は「キャリータイプ」と呼ばれるものです。キャリータイプは肩ベルトや腰ベルトが付いており、前向き抱っこだけでなく「おんぶ」のように後ろで背負うことができるタイプのものもあります。

肩や腰に赤ちゃんの重みが分散され、体への負担が少ないため長時間使用でき、抱っこしている状態でも両手の自由が利くのも便利なポイントです。

ただし、しっかりした作りになっている分、使わないときに持ち歩くのが少し負担になります。また、構造が複雑なため、洗濯しにくいものもあります。

スリングタイプ

「スリングタイプ」とは、1枚の布などを肩にたすき掛けしてハンモック状にし、横抱きで赤ちゃんを抱えるタイプの抱っこ紐です。

金具やバックルが付いたタイプもありますが、基本的に1枚の布状なので、使わないときの持ち運びや洗濯が簡単で、手作りもできます。

また、体が密着するため、特に月齢の低い赤ちゃんは安心感を得られ、さらにケープのような役割を果たしてくれるので、赤ちゃんを入れたまま授乳も可能です。

デメリットは、片方の肩に負担がかかるため長時間の使用には不向きな点、そして手作りスリングの場合は結び目がほどけたり、留め具から布が外れて赤ちゃんが落下したりする危険性がある点です。万が一に備えて手を添えておくなどし、くれぐれも注意しましょう。

ベビーラップ

「ベビーラップ」は、1枚の布を利用して巻き方や結び方を変えることで、密着度を高めるタイプの抱っこ紐です。ママの体への負担も少ないことから、世界中で人気を集めています。

ベビーラップは両肩を使って背負い、腰で結んで使うことが多く、赤ちゃんの重さが分散されるので長時間抱っこしていても疲れにくいのが特徴です。また、スリングタイプのように、結び目がほどけて赤ちゃんが落ちてしまうリスクも軽減できます。

巻き方は自由に変えられるため、新生児から歩き始めた子まで幅広く対応ができる点も、ベビーラップが人気の秘密です。

選び方のポイント

ここでは抱っこ紐を選ぶ際の、四つのポイントについて解説します。紐のタイプはもちろん、赤ちゃんの姿勢や使用する時期、洗濯の可否などの機能面についてもチェックすることが大切です。

抱っこ紐 選び方 ポイント

(C)Shutterstock.com

抱っこ紐のタイプで選ぶ

赤ちゃんの抱っこの仕方によって、抱っこ紐の選び方は変わります。赤ちゃんが寝ている姿勢のまま抱っこする「横抱っこ」は、首が据わらない新生児を抱っこするのに便利で、スリングが適しています。

一方、赤ちゃんを立たせた姿勢で、主に前で抱っこするのが「縦抱っこ」です。赤ちゃんとママやパパが顔を向き合わせる「対面抱っこ」、赤ちゃんを進行方向に向かせて抱っこする「前向き抱っこ」などがあり、キャリータイプやベビーラップが適しています。

赤ちゃんを骨盤に乗せ、赤ちゃんは抱っこする人のお腹を両手足で挟む「腰抱き」も、縦抱っこの1種です。この抱き方をするときには、ヒップシートが付いた抱っこ紐が便利です。

抱っこしたときの赤ちゃんの姿勢に注目

抱っこ紐を選ぶ際に注意したいのが、抱っこされたときの赤ちゃんの姿勢です。大人にとって快適な姿勢と、赤ちゃんが安心感を抱く姿勢は異なります。大人は首から腰にかけて「緩やかなS字」になるのが理想ですが、赤ちゃんにとっては「自然なC字」が安心できる姿勢といわれています。

そして足は、赤ちゃんの股関節に負担をかけない「M字」に開脚した状態が理想。抱っこしたときにこの姿勢がキープできているかもチェックしましょう。

一方、抱っこするママの体への負担が少ないことも大切な要素です。体への負担を軽減するためには、赤ちゃんを高い位置で、さらに自分の体に密着させて抱っこできる抱っこ紐を選ぶのがポイントです。

使える月齢や耐荷重をチェック

どの時期から抱っこ紐を使い始めるのか、使うのをやめるのかによっても抱っこ紐選びのポイントは変わってきます。まだしっかりと首が据わらない生後10日~4カ月くらいの新生児の場合、横抱っこができるタイプの抱っこ紐が便利です。

首据わりがしっかりとし、さらにお座りもできるようになる生後5~12カ月くらいの赤ちゃんなら、お出かけ用には縦抱っこで使えるキャリータイプやベビーラップが、また家の中で家事をするとき用には「おんぶ紐」としても使えるタイプがおすすめです。

歩き始めから、しっかり自力で歩けるようになる13~36カ月ごろ向けなら、ヒップシート付きの抱っこ紐を準備しておくと、外出先でお昼寝をしてしまったときなどに慌てずに済みます。

機能性や使いやすさも大切

抱っこ紐は、タイプによっては長い期間使用するため、機能性や使い勝手のよさという視点も見逃せません。

特に、日本の夏のように高温多湿の中で使う場合には、抱っこ紐も部分的にメッシュ素材になっているなど通気性のよい素材のものを選ぶと、あせもなどを予防できます。

また、赤ちゃんが直接触れる部分は肌に優しい素材が使われているか、汗やよだれで汚れやすい部分は取り外しができたり、そのまま丸洗いができたりするのかといった、機能性の良し悪しもしっかりチェックしましょう。

キャリータイプのおすすめ抱っこ紐

ここからは「キャリータイプ」の中で、おすすめの三つの商品を紹介します。

抱っこ紐 キャリー

(C)Shutterstock.com

大人気ブランド エルゴベビー「OMNI 360 クールエア」

対面・前向き・腰抱き・おんぶまで、さまざまな抱っこスタイルに対応できます。「ヘッド&ネックサポート」で首が据わる前のサポート機能もあるため、使用対象年齢が0〜48カ月と長く使用できることで人気の商品です。

赤ちゃんの体を支える部分はメッシュ素材になっているため、軽い上に涼しくて汗をかいても乾きやすい点も特徴です。

腰回りを包む部分は、子どもの成長に伴って形を変えられる「エルゴノミックシート」を採用し、どんな時期や抱き方でも赤ちゃんの足の形を理想の「M字」にキープできます。

肩に負担がかからない「クロス装着ができる肩ストラップ」、腰サポート機能があるウエストベルトも付いているので、バランスよく荷重が分散され、長時間の抱っこでも疲れにくい構造になっています。

抱っこ紐 人気 キャリー

商品名:エルゴベビー OMNI 360 クールエア

前面バックルが便利 ベビービョルン「ベビーキャリア ONE KAI Air」

日本人の体格を考慮した専用モデルで、独自の立体的な構造により、赤ちゃんとの密着度の高さが自慢の商品です。対面・前向き・腰抱き・おんぶといったさまざまな抱き方に対応でき、新生児から約3歳まで使えます。

こちらの商品の一番の特徴は、体の前側にバックルを配置している点です。片手で赤ちゃんをしっかり支えながらバックルを留められるので、簡単に抱っこできる上に安心です。また、カラー展開が豊富で、アニマル柄などオリジナリティーの高い柄も展開されています。

抱っこ紐 人気 キャリー

商品名:ベビービョルン ベビーキャリア ONE KAI Air

4WAYで使えて通気性も抜群 アップリカ「koala ウルトラメッシュ」

腰ベルトタイプの抱っこ紐で四つの抱き方に対応でき、新生児(2.5kg)から36カ月まで使用可能です。

特許出願中の、2枚の花びらで包むような「ペタル構造」により、抱っこ紐を装着してからその中に赤ちゃんを入れることができるので、直接目が届く体の前ですべての動作が行えます。

また、体にぴったりフィットして負荷を分散する「らくピタ肩ベルト」や、肩甲骨の下で肩ベルトを引き寄せて背中のラインにフィットさせる「フィットアジャスター」も見逃せません。

さらに、サポート芯を内蔵することで、腰のぐらつきや猫背を防ぐ「腰らくサポートパッド」も搭載されており、体にかかる負担を軽減する工夫が満載です。

ほかにも、赤ちゃんが汗をかきやすい背中の部分には、通気性抜群のウルトラメッシュを採用しています。

抱っこ紐 人気 キャリー

商品名:アップリカ koala ウルトラメッシュ

おしゃれで人気のスリングタイプ

次に、ファッション性の高さもあって人気を集めている「スリングタイプ」の中から、おすすめの2商品をご紹介します。

抱っこ紐.人気 スリング

(C)Shutterstock.com

ストール感覚でカラーも豊富 コニー「コニー抱っこ紐」

2020・2021年「レッドドット・デザイン賞」を受賞し、「国際安全認証」を取得した、安全性の高さが自慢のスリングタイプの抱っこ紐です。

装着方法も簡単で、Tシャツのように着て、その中に赤ちゃんの足を通すだけ。肩全体を覆う独自の構造により、負荷が1点に集中せず分散し、体の負担が軽減されます。「ストレッチエアメッシュ」を採用し、通気性も確保されています。

さらに本体の重量も200gと軽量で、洗濯できる点もうれしいポイントです。素材にストレッチ性があるため赤ちゃんをしっかりとホールドでき、その密着性の高さから「ぐっすり抱っこ紐」の別名もあります。

有害な紫外線を98.5%カット、抗菌・抗ウイルス加工で、赤ちゃんを守ってくれるのもポイントです。

抱っこ紐 人気 スリング

商品名:コニー コニー抱っこ紐

ワンショルダーでコンパクト ババスリングス「ババスリング」

アメリカの安全基準「ASTM F2907-15」を取得している抱っこ紐です。スリングタイプながら新生児〜2歳くらいまで使用でき、5種類の抱き方に対応できるユニークなデザインが特徴です。

厚さ2cmの肩パッドが負担を軽減し、「ダブルストラピングシステム」で赤ちゃんとの密着度を高め、また「セーフティバックル」で安全性を高めています。

装着したまま授乳ができるので、お出かけ時などにも最適です。生地はコットン100%、洗濯機で丸洗いできるので衛生的です。

抱っこ紐 人気 スリング

商品名: ババスリングス ババスリング

世界中で愛用されるベビーラップ

最後に、その便利さや使い心地よさから、世界中のママから愛されている「ベビーラップ」のおすすめ商品を2点ご紹介します。

抱っこ紐.人気 ベビーラップ

(C)Shutterstock.com

1枚布でしっかりと密着 ボバ「ボバラップ」

独特の密着感で、赤ちゃんだけではなくママの心も落ち着くと人気の商品が「ボバラップ」です。

その独特の密着感の秘密は、素材にあります。「スパンデックス」という、ゴムのように伸びる性質があるポリウレタン弾性繊維を5%配合。また上半身全体を包む形なので負荷が分散され、体への負担が軽減されます。

体型を選ばないためママパパ兼用で使えるのもうれしいポイントです。対応基準は、新生児~16kgまでが目安です。

抱っこ紐 人気 ベビーラップ

商品名: ボバ ボバラップ

Tシャツ感覚ですぐに装着 ナジェル「ナジェルラップ」

2012年に誕生したナジェル社が開発した「ナジェルラップ」は、体に布を巻き付けるように装着するベビーラップが多い中、まるでTシャツを着る感覚で装着できることで人気の商品です。

とにかく密着度が高いので赤ちゃんが安心して眠れ、バックルやリングがないので、万が一の落下事故のリスクもありません。

また、一般的なベビーラップよりも高い位置で抱っこできるため、ママの体への負担が軽減されるだけでなく、赤ちゃんとのスキンシップも取りやすい工夫がされています。

使用適応は新生児期から最大9kgまでで、装着したまま授乳も可能です。

抱っこ紐 人気 ベビーラップ

商品名:ナジェル ナジェルラップ

トップ画像/(C)Shutterstock.com

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