落としやすさで選ぶ
グリースは水溶性と油性の2タイプに分けられます。
主流は水溶性だそうですが、油性のほうがセット力があると言われており、よりかっちりと髪型をセットしたい人に推奨されています。
ただし、シャンプーで落とす際は水溶性のほうが簡単。油性は少々落ちづらいというデメリットがあるので、セット力を重視するか扱いやすさを重視するかで使い分けをしてみてもいいかもしれません。
女性におすすめのグリース
阪本高生堂|クックグリース XXX
▲210g ¥1,870
濡れ感たっぷりのジェルテクスチャー。ハードタイプ。
ナカノ|スタイリング タント グリース 4
▲ 90g ¥1,760(編集部調べ)
ファイバーによって遊びのある動きとウェット感を両立。モイスチャライジングリペア* により毛髪のダメージを補修します。軽やかさを感じるシトラスフローラルの香りも心地いい。
*保湿成分:オリザノール、シア脂、ヒマワリ種子エキス、チャ乾留液
▶︎中野製薬
マンダム|ギャツビー スタイリンググリース マットクラフト
▲100g ¥880・35g¥330
ツヤのないマットな質感で、ボリューム感自由自在のスタイリンググリース。髪の毛を固めずしなやかにクセ付けしてホールドし、崩れず長時間ヘアスタイルをキープします。伸びのよいテクスチャーで毛流れが作りやすいのも特徴。さらにベタつかずお湯で簡単に洗い落とせるオイルフリー処方。
▶︎マンダム
ミューツへアタッチ アコードグリース
▲100g ¥2,200(税込)
のびがよく、遊びのある動きや毛束感を演出できるヘアグリース。自然なウェット感を作り出せ、こなれ感のあるヘアが作れます。
グリースの基本的な使い方
少量ずつすくって使う
グリースはワックスに比べ水分が多いので、一度にたっぷりと付けてしまうと髪がベトベトになってしまう可能性が。
できるだけ少量ずつ、手に取ったら両手のひらによく伸ばしてから塗布するのが推奨されています。
ワックスと混ぜる使い方も
グリースだけではキープ力が足りない、という人はワックスと混ぜて使う方法もあるようです。ワックスにグリースを足すことで、ツヤや濡れ感を残しながらもキープ力をアップさせることができるそう。
混ぜるときの割合は以下を目安にしてみましょう。
髪に動きがほしいとき
グリース3:ワックス1
セット力を上げたいとき
グリース1:ワックス1
ツヤ感のある仕上がりにしたいとき
グリース2:ワックス1
グリースで整えるおしゃれヘアセット方法
濡れ感が艶っぽいウエッティポニー
グリースで作る濡れたような質感のルーズなポニーテールは、女っぽさ・色っぽさのニュアンスがのぞく大人な仕上がり。
事前にこめかみともみあげ、耳の後ろなど、少量後れ毛を残しておいた状態でひとつ結びにします。グリースを指先にほんの少量取ったら、後れ毛をつまむようにしながらなじませましょう。
最後グリースがついた指先で、毛束の毛先を上から下へしごくようになじませると、無造作な束感ができてよりおしゃれ見えが叶います。
クラシカルなフィンガーウエーブヘア
グリースはこういったクラシカルなウエーブヘアのスタイリングにぴったり! このツヤっぽさが、クラシカルなムードを底上げしてくれます。
グリースを指先にひとすくいし、手に広げたら根元近くからなじませましょう。フロント〜サイドはしっかりめに付けますが、一気にたくさん付けずに様子を見ながら足していくのが失敗しないコツです。
濡れ感たっぷりのレディライクなヘアスタイルが完成!